「〜結び」といわれるもの、あるいは結びにかかわることを洋の東西を問わず集めると、数百種類以上、ひょっとしたら数千かも・・・???しかし、同じ「結び目」でありながら、手順・用途・職種・形状等によって何種類もの異なる呼称をもった結び型も少なくない。
また、異なった「結び目」でありながら、同じ呼称で呼ばれるものもあるため、基本的には、十数種類の結び方を知っていれば、日常生活からファミリーキャンプには事足りるでしょう。
紐の結び方を詳しく知りたい方は、本屋さんへ行ってください。
結び方の上達法は?
練習あるのみ「用途」と「結び方」を考慮して、結び方を練習しましょう。
用途別に結びを分類すると
紐の端にこぶを作る止め結び
紐と紐を結ぶつなぎ結び
紐の端や中間に輪を作る輪結び
杭・立ち木・環状の輪などに結ぶ括り結び
木材などを縛り合わせる結び
長い紐を切らずに短くして使用するときに用いる短縮結び
紐を引き締めるときに用いる引き締め結び
装飾的な要素が大きい飾り結び
その他ほつれ止めや保存・携帯用の結び方
「結び」の基本は
(1)掛ける・巻く・輪に通す
(2)編む・組む・挟む
「結び」のメカニズム
紐と紐あるいは、紐と物を接触させて摩擦面をつくると、その摩擦面に摩擦抵抗が生まれる。この摩擦抵抗を利用し、結び目が自然に解けないように結ぶ。
結ぶときの留意点は?
結びやすく(最小の労力・手順)、
結び目が自然に解けることなく(大きな摩擦抵抗)、
結びを解きたいときは、容易に解けること。
紐を選ぶときの注意点?
用途によって紐を使い分ける
(1)原料繊維
繊維の材質によって耐熱性・吸湿性・伸縮性・腐食性・耐摩耗性・衝撃荷重の吸収性・比重(水に浮くか否か)などが異なる。
天然繊維:大麻・マニラ麻・藁・木綿・・・
合成繊維:ポリプロピレン・ポリアミド・ポリエステル・ポリエチレン・アラミド・・・
(2)構造
撚り紐
繊維(ファイバー)を数十本撚り合わせて子線(ヤーン)をつくり、子線を数十本撚り合わせて子縄(ストランド)を造る。子縄を3本撚り合わせて三つ撚りロープが出来あがる。
編み紐
繊維(ファイバー)や子線(ヤーン)の束を芯線とし、芯線の周りを繊維(ファイバー)の束で撚りをかけずに編み上げる。
(3)形状
リボンや帯のような扁平の紐
ロープのような円形の紐
紐の各部の名称
(1)端
紐の「結び」に使う先端
「手」あるいは「ランニング・エンド」とも言う
(2)屈曲部
紐を「結ぶ」ときに曲げる部分
「曲がり」あるいは「バイト」とも言う
(3)輪
紐の「結び」によって造られた輪
「ループ」とも言う
(4)元
紐の「結び」に使わない先端
「スタンディング・パート」とも言う
練習用に適した紐は?
太さは、6〜9mm
長さは、3〜5m(実用性を考慮するならば8〜10m)
天然繊維ならば、木綿の三つ撚りロープ
合成繊維ならば、編みロープ