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六道珍皇寺
六道珍皇寺

京都市東山区松原通大和大路西入る
 (市バス「清水道」停留所から徒歩約3分)
 臨済宗建仁寺派に属する。
 平安遷都以前、東山阿弥陀ケ峰山麓一帯に居住した鳥部氏の氏寺(宝皇寺)が前身とも、空海の師慶俊僧都が創建したとも伝えられているが、鎌倉(南北朝)時代の貞治3(1364)年に建仁寺の僧・良聡によって再興改宗され、現在に至っている。
 俗に「六道の辻」と呼ばれる境内一帯は、毎年8月7日から10日まで「六道詣り」と言われる精霊迎えのため、多くの参詣者で賑わい、この期間、霊を現世に呼び戻すと言われる「迎え鐘」の音が響き渡る。
 その「迎え鐘」の釣鐘が変わっていて、この建物の中に鐘があり、外からは見えない。中から伸びている綱を引っ張って鐘を鳴らす。
 閻魔堂には、小野 篁作の木像閻魔大王像とともに篁像も祀られている。
 また、薬師堂には、木像薬師如来坐像(伝教大師作・重要文化財)と毘沙門天(弘法大師作)、地蔵菩薩(定朝作)を安置する。
篁冥土通いの井戸
 平安の昔、小野 篁が冥府の閻魔庁の役人として、現世と冥界の間を行き来するのに使った井戸と言われている。
 言い伝えによれば、小野 篁は、亡き母の霊に会うために、この鳥辺野にある六道珍皇寺を訪れ、冥土に通じると言われるこの井戸を使ったと言われている。
 その帰路の出口として使い、この世に戻ったところが嵯峨の大覚寺南付近の六道町の福生寺(明治初期まであったが、今はない)であると言われている。

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