本日は2000年10月11日(水)。天気は晴れ。気温は6℃〜18℃です。このところ、朝晩冷え込んでおり、コートが必要なほどです。昨日から、メジャー・リーグのシアトル・マリナーズとニューヨーク・ヤンキースとの間でアメリカン・リーグのプレイオフが始まりました。全米3大TVネット ワークNBCがその模様を中継し、マリナーズの守護神佐々木投手の活躍している模様が全米中に放送されました。
レギュラー・シーズンとは一段違い、また適地ヤンキー・スタジアムという 独特の雰囲気の中、佐々木投手は立ちあがりこそ波に乗れないようでしたが、その後落ち着きを取り戻し、9回1イニングを0点に抑えました。目標であるワールド・シリーズ制覇に向け、あともう少しといったところです。熱戦の続くメジャー・リーグ(MLB)はプレイオフとワールド・シリーズの終盤戦となっていますが、アメリカン・フットボール(NFL)が9月より開幕、アイスホッケー(NHL)が10月より開幕、バスケットボール(NBA)もいよいよ11月より開幕となり、まさにスポーツ観戦にはもってこいの季節となっています。
また、各地でマラソン大会が始まり、ここワシントンDCでも、今月21日、市民マラソンが約3万人の参加者とともに行われる予定です。今回は、「アメリカ企業で求められる人材」に関して、お伝えいたします。
1.これをご覧になっている方の中にも、アメリカの企業や日本にあるアメリカ(在日の米国系)企業で働きたい、あるいはすでに働いている方もおられるかと存じます。よくお話を聞きますのが、それらの企業に勤める(就職する)ためには、「職務経験や知識」が必要であるかどうかという点です。
2.それはある面ではあたっているかもしれません。しかしながら、最も大切なことは、その人を採用した時に「お金をかせぐことが出来るかどうか」と、「気持ちよく一緒に仕事が出来るかどうか」ということになるのではないでしょうか。
3.1つめの点に関しては、売上や利益を生む出すことによって、企業が成り立っているということを理解出来れば、納得いく話かと存じます。実務での経験や知識が大切というのは、そのための必要条件となります。この条件はそれだけではなく、それまでの実績(数字)、学歴や言語(英語など)、ビジネス・マナーなども含まれます。即戦力という言葉を耳にしますが、これはすぐにその会社で活躍し、利益を生み出すことが出来るかどうかと、意味は近いかもしれません。
4.2つめの点に関しては、1日の3分の1(8時間)以上をともに過ごす仲間として、やっていけるかどうかということです。人間的によい人か、難しい局面があっても、うまく(楽しく)乗り越えることが出来るか、新しいことに挑戦する前向きな考えや姿勢、行動力があるかどうかです。勝ち負けがはっきりしているビジネスの世界でも、数字とともに問われるのがこの十分条件です。
5.皆さんが経営者(もしくは管理者や受け入れる側)になった場合、どういう人を採用されるでしょうか。おそらく、この2つの点は重要ポイントになると思います。特に、結果が短期的に求められるアメリカ(在日米国系企業)においては、1つめの点を求める度合いが高いようです。いずれにしてもこの2つの点はあってとうぜんであり、企業に入ってからは、さらに結果が求められることになります。
ただし、この2つの点は、そのコンビネーションで成り立っています。1つめと2つめの点はそれぞれ補完しており、どちらが足りなくても補うことが可能です。あるいはこの2つ以外の要素も大切になると思います。マリナーズの佐々木選手は、2つの条件を満たしている最優秀な人材といえるのではないでしょうか。次回は、応募する側からみた「アメリカ企業での生き方」に関してお伝えする予定です。