本日は2000年12月7日(木)。天気は晴れ。気温は−5℃〜5℃です。12月に入り、いよいよ寒さがましてきました。天気はよく、ほんとど雨は降らないのですが、朝晩の風は冷たさを増しています。街には、クリスマス用の飾りつけやネオンが目立つようになりました。今回は、予定を変更して「中国よりパンダの到着」に関してお伝えいたします。
1.ここワシントンDCで、今一番のニュースは新しいバンダの到着です。日本と同じようにパンダに対する人々の関心は強く、とても人気があります。今回もVIP待遇にて、フェデラル・エキスプレスの特別機に乗って、中国よりアンカレッジ経由で、17時間かけてワシントンに着きました。空港からもパトカーに先導され、動物園への移動となり、まさにVIPとしてのもてなしです。また、取材に訪れた記者の数も350名以上で、その注目度が分かります。
2.1972年ニクソン大統領の訪中を記念して、中国よりワシントン国立動物園にパンダが寄贈されましたが、そのパンダたちもそれぞれ1992年にメスのリンリンが23才、1999年にオスのシンシンが28才で亡くなり、新しいパンダの受け入れが待たれていました。
3.ところが、このパンダも現在は中国からのレンタルという形となっています。今回やってきた2才半メスのメイシアンと、3才半のティエンティエンの受け入れに際し、動物園側は中国側に、この2頭のパンダの10年間の貸し出しに対し、毎年100万ドル(約1.1億円)支払います。また、子どもが生まれたりした場合は、さらに追加料金がかかることになるそうです。ちなみに、このお金は現在数の少なくなっている(約1,000頭といわれている)中国でのパンダの保護や育成に使われるということです。
4.動物園は当初、この資金の回収に厳しい予測を立てていましたが、幸いにも多くの企業や人々の協力が得られ、1,800万ドル(約19億円)の基金を集めることが出来ました。大手の企業、富士フィルムが780万ドル(約8.3億円)、アニマル・プラネットが500万ドル(約5.4億円)など を始めとするお金が集まり、今回受け入れることが出来ました。
5.そのほかにパンダの宿舎、野外の遊び場、砂場などの改装費として、180万ドル(約1.9億円)をかけているとの事です。まさにいたれりつくせりの待遇となります。一般公開は約1ヶ月後ということですので、来年の1月中旬くらいからとなりそうです。ワシントンに来られる予定の方は、これ以降に動物園に立ち寄れるとよいかもしれませんね。
なお、上記内容は、ワシントン・ポスト紙:www.washingtonpost.com を参考といたしました。次回は「アメリカと日本との差」に関して、お伝えする予定です。