本日は2000年8月13日(日)。天気は晴れ。気温は16℃〜26℃です。先日、全米3大ネットワークCBSの人気トークショー「レイト・ナイト・ショウ・ウイズ・ディビッド・レターマン(Late Night Show with David Letterman)」にて、「料理の鉄人」のまねをした「アイアン・シェフ(Iron Chef)」と称したコーナーがありました。「料理の鉄人」ほど本格的なものではなかったにせよ、その特徴を十分につかんで番組が進められていたように思います。さて今回は、皆さんからご要望の多かった「アメリカでのショッピング」に関してお伝えいたします。
○ 現在、日本ではほとんどの品物が手に入ります。ブランド品であれ、地元の特産品でさえ、手ごろな値段でたいていのものが入手可能です。さらに、インターネットによる直販も発達し、いまや手にいれられないものはないといってよいかもしれません。
○ それではなぜアメリカでのショッピングが注目されるのでしょうか。消費者の立場から、いくつかの理由を考えてみたいと思います。1つめは「商品の値段が安い」ということです。以前に比べ、日本でも輸入品を手軽に手に入れることが出来るようになりました。しかしながら、同じ商品で比べてみると、総体的にこちらでの価格は、日本の3分の2から半額くらいになると思います。これは、アメリカ全体のコストが安いということからきています。例えば、原材料費、製造原価、光熱費、流通・物流費、店の家賃、維持管理費、人件費など、ありとあらゆる費用・経費が、日本にくらべて安くなっています。結果的に、これが商品の価格になって表われます。
○ さらに、アメリカの企業は製造拠点を国内だけに止めません。もし、安く生産出来るのであれば、国の内外を問わず、すぐに製造拠点を移します。消費者に好まれるものを作り、売上や利益を上げるために、出来るだけ素早く展開しようとするのです。これは衣料品、食料品、電化製品、自動車の部品、コンピューター関連など、様々なものにまたがります。顧客の動向によって次々と新しい工場を設け、売上や利益を確保しようとします。
○ 2つめは商品自体ではなく、「ショッピングを楽しむ」ということです。いわゆるショッピング・モールとよばれる専門店の集合体がそれにあたります。モールに来る人たちは、商品を購入するだけでなく、いろいろなお店をのぞいたり、商品を見たりしてウインド・ショッピングを楽しみます。さらに、そこで行われる催しものやコンサートを楽しみ、フードコートで食事をし、映画館で映画をみたりして、家族で1日を楽しむのです。お店が商品を揃えることも大切ですが、その前にお客さんがお店まで来てくれなければしかたありません。たとえ、同じような商品構成のお店が並んでいたとしても、今回はここ、次回はこちらというふうに、そこに来る人たちは多くの選択肢(お店や商品)から選ぶことが出来ます。
○ 最後の3つめは、「たくさんのイベント(バーゲン・セール)がある」ということです。毎月のように何らかのイベントがあります。例えば、1月のニュー・イヤーズ、2月バレンタイン、4月イースター、5月母の日、6月父の日、7月独立記念日、9月レイバー・デイ、10月ハローウイン、11月サンクス・ギビング、12月クリスマスなどがそれにあたります。特に10月から12月のホリディ・シーズンはセールのラッシュの時期となり、お店にとってはかきいれどきです。クリスマス以降は大幅なプライス・ダウンとなります。
9月4日のレイバー・デイ以降は、夏物の衣服のセールが始まります。次回は、「ワシントンDC地区でのショッピング」を紹介する予定です。