本日は2001年9月5日(水)。天気は晴れ。気温は17℃〜27℃です。 気温はだいぶ下がってきましたが、湿気が高い日が続いています。昨日(9月3日のレイバー・ディー)の祝日を終え、高校を始めとする多くの学校で、新学期が始まりました。
今回は、「アメリカの学生の就職事情」に関してお伝えいたします。
1.このセメスター(学期)が始まるとともに、シニアと呼ばれる大学4年生は、来年の5月の卒業に向け、就職活動を開始します。3年生の夏までいろいろな企業でサマージョブなどを経験し、有望な人の中には、すでに企業からジョブ・オファー(内定)をもらっている人もいます。企業側もこれはと思う人には、どんどんジョブ・オファーを出します。
2.これ以外にも有名な学校には、企業側が出向いて、セミナーを開き、説明会や面接を行います。また、企業と学校が近いところでは、企業側が専用のバスを学校まで出し、学生を会社まで運び、まとめて集中的に面接を行い、内定を一気に出すところもあります。
3.学生によっては、大学まで地元に通ったので、就職は他の場所と決め、遠くの場所にある企業にインタビュー(面接)を受けに行く場合もあります。企業側もレジュメ(履歴書)やカバー・レター、学校のGPA(平均の成績)、電話のインタビューなどを通し、優秀と思われる学生に対しては、旅費やホテル代を負担し、会社のある場所まで呼び寄せる場合があります。企業の中には、学生に会社のまわりの環境を見てもらうため、エクストラのホテル代を出すところもあります。
4.学校の就職課も学生の就職状況は、学校全体の評判にかかわるため、少しでも企業を誘致し、多くの学生に会わせようとします。また、履歴書やカバーレターの書き方、面接の受け方、優良企業の斡旋など、学生のためにいろいろな指導をしています。学校の卒業生も企業のリクルーターとして、自分の母校に出向くことが多いようです。
これらをみると、日本でも企業がもっと学生側にサマージョブの機会を提供し、良い学生を確保することが必要かもしれません。これによって、学生の方もいろいろな企業で職務経験を積み、それぞれの会社や仕事に触れ、企業を選択する機会を増やすことが出来ます。次回は「ワシントンDCの最新情報」に関して、お伝えする予定です。