ある朝

遅々として進まぬ快速列車

朝焼けに照らされ

普段見ることのない

家々を眺める

箱が行く

箱が進む

朝の駅のベンチ

君は赤い手帳を開いて

溜め息をつく

師走の世の中

埋まらないスケジュール

ダダをこねても始まらない

楽しかったことだけが呼び覚まされ

空白が心に広がる

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