不安の代償

中(うち)に染み渡るDITAを しんしんと受け止めて
最後に触れたその指先を 忘れるため
ろうそくの炎で 指先を焦がす
黒い焼跡が マニキュアの白い泡に変わる時
終いから2番目の客が 席を立った

蒼い芽が若々しい光を放っていた
眩しすぎて扱いをこわがる内に
よそ者のカテゴリーに組み入る自分を責め続けた

けだるい音楽に踊る火は
馴染みのない土地での出来事を燃やし尽くしてくれるだろうか
天まで届けてくれるだろうか

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