教会インターネット利用の指針
概要
教会がインターネットを利用する際の指針について述べます。インターネットの基本的な用語の説明は省略します。市販の本などで調べて下さい。
具体案
- HP(Home Page)として教会の公式サイトを設けることを目標にし、試験サイトを運営する。現在、geocitiesドメインに、8Mバイトのディスクスペースを確保している。ここでは、企業広告をページ内に埋め込むことを要求されるが(技術的には埋め込まないこともできる)、使用料は無料である。教会運営委員会では、まず有志がこのサイトでデモンストレーションし、教会からの公式認可を受けた後に、教会として一般のプロバイダと契約し、そこにサイトを移動するということにほぼ決定した。企業広告が入ることが問題となるらしい。契約するとすれば、安いプロバイダで初会費¥5,000、年会費¥20,000程度である。
- 教会の窓口としてのメール。上記同様、geocitiesのメールを2本試験的に確保してある。
ホームページ制作の目的
- 教会外のインターネット利用者が喜多見教会の活動内容を知る機会を提供し、教会の敷居を低くする。
- 外国語(特に英語)のページを日本語のページと平行して提供し、地域の在日外国人への情報提供を可能にする。
- 喜多見ニュースの補完。例えば、花の係の活動内容などは毎週ニュースに載せることはできないが、web上なら可能。
- 教会行事の掲示など、ニュースへのaccessibiltyの向上。
- (希望)教会外部とのweb上での双方向的な交流。
ホームページ運営上の留意事項
- インターネットを利用できるものと、利用できないものとで、情報の差が生じないようにする。例えば、重要連絡事項がweb上だけに存在するということはあってはならない。
- web上で教会外部との双方向的な交流が生じたとき、インターネットを利用できない人たちも、交流に参加できるようニュースなどの別の媒体と連携する。
- 管理費(管理者の電話代)の問題。
技術的な指針
- (概要)W3Cの推奨するHTML 4.0 Strict/css2形式を目差し、可能なかぎり正確なHTML書式でページを与える。ここでいう書式、HTML 4.0 Strictとカスケーディング・スタイルシートcss2は、現在如何なる閲覧ソフトによってもサポートされていない。妥協案として、厳密なHTML 4.0 Transitionalとcss1を用いる。HTMLは、ISO(国際標準化機構)の定めるSGMLのサブセットであり、本来文書の意味構造をmarkupするものであって、レイアウト構造を規定するものではない。従って、レイアウト構造の規定はスタイルシートとして完全に分離する。W3Cは、HTMLを現在の視角メディアのみによる閲覧を対象とした文書書式ではなく、点字閲覧や、聴覚閲覧をも対象とした文書書式として捕らえている。現状でも、これらの閲覧方法を規定するスタイルシートは、書式としては既に定義されており(css2)、後は閲覧ソフトの出現を待つのみという状態である。最初は視角閲覧ソフトのみを対象とするが、障害者向けの閲覧ソフトが実用されるにつれ、各々のスタイルシートについてもサポートする予定である。W3Cの上記のようなバリア・フリーの見解を教会のサイトが模範的に採用するということは意味のある事と思われる。
- HTML 4.0 Transitional/css1の採用ということより、閲覧者はMicrosoft社のInternet Exproler 4.0以上、Netscape社のNetscape Navigator/Communicator 4.0以上を用いることが要求される。これは、或る意味ではマイナスである。例えば、MacOSの場合68K CPU用のNetscape 4.xは開発されていない。そもそも、Netscapeのスタイルシートへの対応は現在バグだらけである。実質的には、Netscapeがまじめに対応してから、レイアウトに凝ることになる。
- 将来的に視角閲覧ソフト以外をも対象とするということより、JavaScriptは重要事項の記述には用いない。重要事項は全て文書としてページに記すことにする。(掲載依頼者がJavaScriptの利用を希望する場合、可能な範囲で対応するつもりである。管理者は多少知識がある。)
- 最終的には、日本語のページと外国語のページを完全に分離する。当面、日本語のページを充実させることが優先される。
- (暫定事項)当面、HPの最終的な管理は、管理者(oda)が単独で行う。これは、上で挙げた見解を実行できる時間と技術を持つものが今のところ他にいないからである。巷にあるHTMLの参考書で、現行のW3Cの見解に忠実なものは、おそらく一冊だけ(すみけんたろう著「スタイルシートWebデザイン」技術評論社)である。しかし、この参考書も、新しすぎるという欠点を持つ。将来的には、よい参考書も出るであろうし、一人で管理するには無理があるので、グループによる管理方法について考慮していくことになる。
- (暫定事項)掲載項目については、管理者は常識的な決定を行う。掲載希望があれば、基本的に掲載し、教会の核に当たる項目については、適任者に意見を乞う。
- (補足)geocitiesドメインでは、EUC-JPしか文字コードで使えない。
メール利用の目的
- 電話、FAXと同様の、教会の公式の窓口を目差す。
- HP掲載項目、ニュース掲載項目のメールによる提出。
メール運営の留意事項
- 信仰の問題などのメールによる問い合わせについては、メールでは具体的に対応せず、電話、FAXを利用してもらうか、直接教会に来てもらうかしてもらう。将来的にどうするかは未定。
- 管理の形態、頻度、程度をどうするか。管理者が全てのメールに一人で答えるとすれば、負担が多くなることが考えられる(メールの量による)。メール管理者を分担し、転送により返答者を振り分けることは可能である。