『折りたたみ自転車の話』其の一
(”99 12/16)
これから『折りたたみ自転車』を買おうかなーって思ってる人に捧げます。


通勤に使用していたスクーターを持っていたのですが、
今の“ともたんの生活”は歩きがメインで、スクーターに乗る機会は
月に1度ぐらいになっていました。
駐輪場は屋根が無く、半雨ざらし状態なので錆はくるし、
「たまにしか乗らない」っていうのはスクーターにとっても悪いことだし。

維持費をかけて置いておく必要性がどのくらいあるかなーと考えて、
手放すことに決めました。(ちなみにスクーターは今、実家にいます)
で、『歩き以上自動車未満』の交通手段として自転車が浮上。

歩きメインの生活は変わらないので、自転車に乗る機会は月に数回?かな、
だったら、駐輪場じゃなくて、室内に置けるように“折りたたみ”にしようか。

、、、、そうして折りたたみ自転車購入に至るまでの壮大なドラマが
始まったのである。


この経験から、ちょっと書いてみます。


《はじめに》
購入の際に特に注意しなければならないことは、
買ってからどのように使うのかを、ある程度ハッキリしておくことです。

・置く場所に困り、折りたたみが良い。
・電車で持ち歩くので軽い物が欲しい。
・キャンプや旅行に行く時、車に積んで現地で使いたい。

結局買っても折りたたむ事が無かったり、
重過ぎて電車では持ち歩けなかったりすると、後悔する事になると思います。

同じお値段なら、フツーの自転車の方が機能がいい場合がほとんど。
ギアチェンジできたり、パーツがアルミだったり、カゴがついていたり、
ライトがついていたりなどなど。

、、、それでも“折りたたみがいい”っていう強い信念があるなら拍手。(^^ゞ


《次にすすむ》
目的によって、自転車のサイズがある程度決まってきます。
車に積み込むなら、折りたたんでトランクに入る大きさじゃないとだめ。
列車で運ぶならコンパクト+軽量。

  ・重さについて
     世界最軽量の6.5sから17〜18sぐらいまでいろいろ。
     14s前後っていうのが多いようです。
     ここでちょっと落とし穴、、、自転車によっては、ベル、ライト、荷台、
     鍵、泥よけ、スタンドなどのパーツはオプションとなっていて、、、
     取り付ければその分重くなります。
     ちなみに15sの自転車をかかえて階段をのぼるのって、結構きついです。

  ・タイヤサイズについて
     12インチから27インチまであります。
     タイヤが大きくても、結構コンパクトにたためるモノもあります。 

     、、、タイヤが小さくなると安定性が悪くなります。
     子供が小さい自転車に乗ってるのと違って、重心が高いんだもん。
     実際乗ってみると、20インチでも数pの段差が気になる。
     サイズの違う自転車で試乗できたらいいんですが。(^^ゞ
     
  ・折りたたんだサイズについて
     折りたたみ方によっても違います。手品のように折りたたんで、超コンパクトに
     なるモノもあれば、簡単に二つ折りにしたモノなど様々。
     車のトランクに入れるのであれば、きちっと確認した方がいい。
     ついでに、折りたたむのに工具がいるのか、自分一人でできるのか、なども確認。 

     ちなみに私の場合、室内に置くので折りたたんだ状態で自立するって
     いうのも条件でした。 
     

  ・価格について
     8000円ぐらいにモノから、ウン十万円するモノまで。
     で、本体価格の他、ベル、ライト、鍵、泥よけ、スタンド、荷台等々も
     かかります。ついでに防犯登録もね。
     ちなみに、列車内に持ち込むには“キャリー収納用バッグ”に入れていないと
     いけないそうです。5000円から1万円前後はするようです。



《機能や特徴について》
そりゃもう、いろんな機能があるので気がついたことだけでも書いてみます。

  ・変速システム 
      内装ギア外装ギアがある。
      内装ギヤというのは、後ろの車軸部分(ハブ)に内装されている物。
      ギヤの歯が前1枚後ろ1枚の為、調整不良による変速時のチェーン外れ
      が起こる心配がない。
      
      外装ギヤは、表にむき出しの物を言い、
      内装ギヤに比べてパーツ自体の重量が軽い。
      
      ついでに、シフトレバーも、“ピアノタッチ”や“グリップシフト”などがある。

      タイヤが小さいので、変速システムがあった方がいいかなーと思い、
      ともたんはメンテが楽そうな内装を選んだ。

  ・サスペンション
      そりゃ、ついてる方が乗り心地がよいのでしょう。
      しかし、サス付きの自転車はその分、重いようです。
      おまけに全長が、やや長くなっている気がします。

      で、気をつけるのが“リアキャリア(荷台)”です。必要な人はね。
      はじめから付いているモノはいいのですが、後から取り付けるとなると、
      特殊なものでないと付けられません。
      例えば、シートポストに取り付けるタイプで5000円前後かなー。

  ・サドル
     極フツーのモノや、細い小さいモノ、高そうな革製?のものなど様々。
     バイクのでかいシートに慣れていたお尻には、フツーのサドルも小さく感じました。

  ・チェーン
     、、、錆に強い“シルバーチェーン”なるモノがあります。
     確かにフツーのチェーンに比べ、銀色です。見たら解ります。

     余談ですが、チェーンを使わないシャフトドライブの折りたたみ自転車が
     存在します。無印良品にある。26インチで49000円。
     、、、シャフトドライブの自転車ってコレしか知りません。他にもあるの?

  ・材質について
     アルミは錆びなくて軽い素材で、クロモリはクロームモリブデン鋼という鉄。
     どちらも手入れをしていれば長持ち度・丈夫さはそれほど変わりませんが、
     クロモリは塗装がはげて雨ざらしにしておくとそこから錆びはじめるので、、、
     錆びるとやはり弱くなってきます。
     アルミも腐食はしますので、出来るだけ雨風にはさらさない方が良いと。

     塗装や溶接の感じは、店頭に並んでいる自転車を観察するとわかります。
     塗料の厚みにムラがあったり、不純物や気泡がたくさんあったり。
     ジョイント部分の塗装がすでにペリッと剥げていたり、ネジに錆がきていたりと。
     、、、、安いモノに多いです。
     それなりのお値段のモノになると、「なるほど、いい仕事をしてますねー」って感じ。

  ・おまけ
     電動アシスト付きの折りたたみっていうのもあります。
     もちろん価格は高いし、重いです。


《次にすすむ》
じゃ、自分の折りたたみ自転車は、何を重視して買ったらいいのかなーと考えをまとめる。

・タイヤサイズ
・折りたたんだサイズ
・重量
・変速システム
・リアキャリア
・サスペンション
・泥よけ
・スタンド
・材質

などなど、、、この中でゆずれない項目をメモする!
でも、実際お店に行くとあれこれ目移りして大変です。
買った後から「もうちょっと待てば、良いのがあったのに」と後悔するのは
パソコンと同じです。(^^ゞ
なるべく後悔が少ないようにしましょう、、、。


《汎用パーツについて》
お店に行ったらライトやキーもチェックしましょう。
“自転車は買ったけど、、、出かけられない”ってことにならないように。

   ・ライト
      乾電池を使用したライトがいいかも。楽だし。1000円〜3000円ぐらいかな。
      明るいのでハロゲンライトがおすすめとか。
      で、ヘッドライトだけでなく、後部にも発光ダイオード?ライトがあると
      安心。反射剤より目立つし。
 
   ・ワイヤー錠
      駐輪中に、ひょいと小脇にかかえて持って行かれたら悲しいので、
      電柱やガードレール等の固定されたモノにつないだ方が安心。
      ある程度の長さが必要でしょう。
      しかし、心配のあまり太くて長いワイヤーを選ぶと重いです。場所もとるし。

      あしゅ曰く「盗る人は、どんなことをしても盗るので、ワイヤーの太さは
      あまり関係ないでしょう」

   ・空気入れ
      持ってたほうがいいでしょう。
      結構いろんなタイプがあります。バッグに入るコンパクトなモノもある。
      携帯できる空気入れパンク修理セットとその技術があれば完璧?


《、、、ちょいといっぷく》
私の場合、インターネットで「折りたたみ自転車」について予備知識をつけてから、
自転車売り場に行きました。
、、、だいたい自転車用語、各部の名前もよく知らなかったし。(^^ゞ
自転車の写真付きで、サイズや価格などを載せているページもあり参考になりました。
パーツについても詳しく乗っていました。

しかし、鹿児島の自転車店の品揃えはいまひとつなので、ページに載っていたモノが
置いていない場合が多い。
シートポストに取り付けるタイプのリアキャリアも、存在さえ知らない店員さんが多かった。

ついでに入れ知恵
   ・広告チラシをまめにチェックしましょう。特に量販店のチラシを。

   ・クリスマスシーズンて、狙い目かも。
       たぶん、9月から11月にかけて新作発表があり、古い型の一掃セール
       があるんじゃないかと。    

   ・できるだけあちこちの自転車売り場をのぞいてみる。
       、、、通信販売っていう手もある。
       コンパクトになるためか、割と送料がかからないようです。


《最後に》
めでたく購入できたら、“名前”付けて末永くかわいがってあげましょう。

と言いつつ、私の自転車にはまだ名前がない。
でもちゃんとかわいがっている。
いつも歩いているともたんにとって、自転車って超楽な乗り物である。
風を切ってビュンビュンとばすと実に爽快、脳内麻薬がボコボコ出るようだ。
北風の中、3日連続で遠出をした。

が、全然運動にはならない。
せっかく育てた足の筋肉がおちたらイヤなので、なるべく乗らないようにしている。(笑)
   
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