UC 0153.03.13
早朝に、航空機らしき爆音がして飛び起きた。
見ると、小型飛行機が悠然と広場に降りてくる。
チャバリーさんが駆け寄り、ここへ来たパイロットへ
「ご苦労様、テントの中で、一服してちょうだい」と言っていた。
「Shall We Go ?」って、さっさと飛行機の操縦席にチャバリーさんが乗り込む、
俺たちは、また「えぇ?」となった。
驚いた!チャバリーさんは飛行機を操縦できる!
4人乗りの小型飛行機でロンドンデリーを目指した。
ネスが飛行機の中で、かなり喜んでいたというより、楽しく、はしゃいでいた。
ストライカーは、ブリテン島とアイルランド島の地理に明るかったので、
色々、風景の説明をしてくれた。
途中、べスパの哨戒機に出会ったが、小型の民間機なので警戒されなかった。
というか、相手にされなかったので笑ってしまった。
旧リバプール空港でバッテリーを交換して真っ直ぐに北アイルランドのロンドンデリーへ向かった。
民間空港に着陸すると思ったら、夕闇迫る連邦軍基地の滑走路に下りた。
出迎えに連邦軍の士官が滑走路まで来ていた。
チャバリーさんって、かなりの大物だったのだ!
「今日は宿舎の手配が住んでいるから、兵隊さんたちに案内してもらってね。私は基地の幹部たちと協議会があるから行くね。明日は君たちにがんばってもらうから」と別れた。
しばらくして、「キンメル大尉付当番兵のライエル伍長」という人の案内で宿舎へ連れていってもらった。
ライエル伍長は寡黙な人だったが、親切で自分の携帯電話の番号を教えてくれて
「困った事があったら、自分に連絡を下さい」って言ってくれた。
色々な事が、ありすぎて、ちょっと頭が付いて行けてない。
リガ・ミリティアって連邦軍内部にかなり勢力を浸透させているのかもしれない。
それに、チャバリーさんって「親切そうな、おばさん」って認識しかなかったけど、
やはり、かなりの大物そうだ。
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