UC 0153.03.18
朝はのんびりしていたが、昼過ぎ、2機の大型輸送機が飛来して来た。
新しいモビルスーツの部品を運んできたのだ。
ノーホークのメンテ係は10名いたので、ストライカーと俺を入れると12名だった。
2名づつペァーになって6機のモビルスーツを組み立てることになる。
ストライカーはマイエル軍曹と、俺はニコラ伍長とペァーになって
作業を始めることになった。
このニコラ伍長が、ハリソン提督の言っていたテンガロンハットの御仁だった。
最初、ニコラ伍長は俺のテンガロンハットを見て急に笑い出した。
二コラ「もしかして、君はノースダコタへ来た事があるかい?」
俺「えぇ、そこでの土産に買い求めたのが、このテンガロンハットですよ。」
二コラ「じゃ、グッドループ爺さんの店だね?」
俺「えぇ、そうですよ。わかるんですか?」
ニコラ「俺のテンガロンハットも、その爺さんの作品さ!」
以上のような会話で楽しかった。
テンガロンとは、帽子に10ガロンの水を入れることが出来るという意味で付けられた名前なのだが、
洗面器、日よけ、まくら、扇子等にもなる、西部男の生活の智慧が満載された必需品だった。
ノーホークの連中は親切で明るい連中だったので、協力しながら新しいモビル・スーツを組み立てる事が出来た。
明日は、これらのモビル・スーツの専属パイロットたちが来るそうである。
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