UC 0153.03.25

3月13日にヨーロッパのラゲーン近くの仮設工場からロンドンデリーへ。
3月17日にロンドンデリーからスコットランドのグラスゴーへ。
ここで9日間も過ごしたのか。

朝、チャバリーさんから
「今日で、ここの仕事を終えるから、明日の早朝には、出発しようね。」と言って来た。
俺が「ネスは大丈夫ですか?」と尋ねると、
「もうピンピンしていて、荷造りを楽しそうにしているわよ」と笑いながら答えてくれた。

シュラク隊各機は15時40分、無事に全機が帰投した。
シュラク隊は、明後日にヨーロッパの最前線へ行く。
彼女たちの武運を心から祈る。

今日の17時に俺とストライカーの作業は終った。
ノーホーク基地のメンテマンが集まって、お別れ会をしてくれた。
一同からのプレゼントとして、記念のペンダントをコンデ中尉から4つ手渡された。
チャバリーさんとネスの分もぼくたちが預かった。
表には連邦軍のマークが小さく彫り込んであった。
裏には「戦友へ、君と共に戦えたことを何時までも誇りに思う」と言葉が刻まれていた。
作業の合間に、みんなの手作りで、こっそり作っていてくれていたんだ。
そして「平和になったら必ずノーホークへ来てくれ」と口々に言ってくれた。
みんな明るくて、とても良い奴だったと思う。
生き延びて、もう一度みんなに会いたいと心の底から思った。

ハリソン提督を中心に、メンテ要員全員で送別の夕食会を開いてくれた。
隠し芸を披露してもらったが、二コラ班長のカントリーウエスタンは上手かったと思う。
コンデ中尉のマジック・ショウは、ユーモアなのか、本当に下手なのか
汗びっしょりの熱演に心から感謝した。
みんなは笑い転げていたけど。

俺は、コニー・フランシスの歌でシャンソンの「オーシャンゼリゼ」をネスと一緒に歌わせてもらった。
ストライカーは、あれで芸があり、ギターを引いてくれた。

21時、お開き。
就寝は23時。明日は花の都かぁ。


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