UC 0153.03.31
市内の観光コースをリガ・ミリティアのメンバーが案内してくれた。
旧世紀の建物はとてもエレガントだと思う。
特に旧大統領府だったエリゼー宮殿は、輝くような部屋と調度品で設えてあった
。
機能一点張りの宇宙世紀の建物とは違うなあという感想を持った。
昼食を取っていたレストランで、ちょっとした事件があった。
ウエイトレスの女の子がコーヒーをこぼして、ベスパの兵士の服を汚してしまった。
その兵士が「この野郎」という怒鳴り声で女の子のむなぐらを掴み暴行しようとしようとした時、
「ばか者!止めんか!」という声がした。
振り返ると、べスパの将校が立っていて、その兵士から女の子を解放してくれた。
「それでも、栄光あるザンスカール帝国の兵士か!」と叱ってくれて、その場を収めてくれた。
その将校の名はメッチェ中尉と言ってたなぁ。彼の事が気になる。
べスパの中にも良い奴も居るんだろうなぁ。漠然と思った。
午後、目的地の町工場についた。
先客があって、驚いた事にコリーンの旧自動車工場の連中だった。
「やぁ」とあいさつを交した。
この町工場は半導体工場だった。
手分けして部品を運び出す。
大きな梱包はコリーンの連中が持って行った。
チャバリーさんの指示で、小さな梱包品を十数点、買物袋に入れた。
外から見ると、観光客の土産物って感じだ。
夕刻、ホテルに帰る。
なんだか、みんな疲れたみたいだ。
夕食後、自室で のんびりしていた。
明日は、ラゲーン近くの仮設メンテ工場に帰る事になっている。
午後21時、就寝。
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