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怪しいアジア旅行 1998/06/16 NO.15
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こんにちは。みなさんおげんきですか?
梅雨はいやですねえ。気分までドンヨリです。
今日は読者の皆様からいただいた怪しい体験をご紹介します。
【 ペンネームHANZOさんより頂きました 】
●ダライラマのおかげでメシが食えなかった日。
1988年7月、私は、北インドのチベット地帯ラダックのレーの近郊の村に滞在してい
ました。
ある朝遅く、目覚めると村に人の気配が全くない。
宿の人もいないし、店も全然開いていない。
通りに出ても、人影はほとんどなく、さながら、ゴーストタウンのようでした。
「私が寝ているうちに、一体何が起こったのだ!」
戦争か原因不明の伝染病か革命かはたまた……。
激しく動揺した私は、数少ない村人を捕まえて訳を聞こうとしましたが、
あまりの田舎なのでこちらの拙い英語も理解されず、
返ってくる言葉は「ジュレー(ラダックごでこんにちはの意)」のみ。
しかし、皆ニコニコしている様子からやばい状況ではないことは、何となく理解でき
ました。
昼過ぎ、ようやく落ち着きを取り戻した私に襲いかかったものは、激しい空腹感でし
た。
飢餓感をなだめながら、自分でお茶を入れて、待つこと数時間。
夕方近くになって、村人たちやっとが戻ってきました。
さっそくなじみのメシ屋に言って、英語を解するオヤジに事情を聞いたところ、
「ダライラマ様が近くの村においでになっていたので、村人こぞってご尊顔を拝みに
行っていた」とのことでした。そういえば前夜に宿屋の人が「ラマがどうした」とか
興奮したおももちで話しかけて きたのを思い出した。
眠かった私は、聞き流していたのでした。世界広しといえども、
ダライラマのおかげで2食もおあずけになったのは、私くらい かもしれない。
【 ブルーダンディーさんより頂きました 】
昨年マレーシアに行ったときのことです。 確かクアラルンプールのホテルだったと思います。
夕刻チエックインしたホテルはそれはそれは立派なホテルでした。
ホテルの名前は調べれば分かりますが、面倒なので匿名にします。
部屋に入った妻と私は、旅の疲れから早速お風呂に入ろうと言うことで、
お風呂を探し、バスタブにお湯を張ろうとお風呂の室内灯のスイッチをONにしましたが点灯しません。
どうやら電球が切れているらしい。 此処まではよくあることです。
早速フロントに電話して、電球を交換してもらいました。
OKです。浴室以外にシャワー専用の部屋もあり実に快適でした。
その日は疲れもあってぐっすり眠りました。 それは、心地よい目覚めを迎えた次の日のことです。
それはとても信じられないことでした。 私より先にトイレに入った妻が、
身支度も済ましセットも終えたはずなのに頭から水をかぶった状態でわめきながら出てきたのです。
妻の言うには、トイレに付いているビデ洗浄ボタンを押すと
下から水が噴水のように出てくる代わりに天井からシャワーのように水が降ってき
たそうです。
オーマイゴッド! トイレの天井にシャワーがついているはずもなく、
私も昨日使用した時 天井に目がいきましたが綺麗に漆喰で塗り固められていました。
アンビリーバブルですが妻が私に嘘を言うわけもなく、トイレを覗いて みると、
なるほど天井には直径10cm程度の円形状に濡れた跡がありました。
どうやらそこから水が降ってきたらしいのですが、いくら見て も穴はありません。
そこで、もう一度ボタンを押して..と考えましたが、
もし大量に降ってきて止まらなくなったらどうしよう。
言葉の不自由な国に来て賠償問題になったら..
なんて、結局もう一度ボタンを押す勇気は私にはありませんでした。