北海道の中にあるカナダ


2010/5/2 


突然思い立った。


『そうだ、カナディアンワールド公園に行こう!』


北海道の芦別市にカナディアンワールド公園という市営公園がある。
そこは、
以前小説『赤毛のアン』をベースとしたテーマパークだったのだが、
赤字続きのため閉園し、
現在では芦別市の市民公園という形で無料解放している場所である。


で、
なぜ俺がそのような場所に行こうと思い立ったかといいますと、
実は小説『赤毛のアン』を読んでおりまして
まぁ〜ある程度魅せられたわけですな。
で、
アンブックスも二冊目まで読了いたしますと、
小説の舞台であったカナダのプリンスエドワード島に行ってみたい と、
思うようになるのであります。
人間これ不思議なもんです。
でも、
金銭的にも時間的にも人間的にもまったく余裕のない生活をしておりまして、
海外へと行く事すらとてもじゃないができる事ではないのです。

と・・・いうわけで、
日本にいながらにして北海道にいながらにして、
赤毛のアンの舞台となった19世紀のカナダのプリンスエドワード島の雰囲気を、
思う存分味わう事ができるらしいカナディアンワールド公園に行く事にいたしました。
・・・・・なんて便利な公園が、北海道にはあるんだろうか( ̄▽ ̄)


朝、
平日と同じような時間帯に起床。
公園の開園時間は午前10時からと言う事で到着時刻に余裕を持ちたいという事で、
平日にしては早い時間に起きる事にした。
そして珍しく爽やかな目覚めの朝である。

天気は・・・・悪くない。
地図とデジカメを携えて元気良く札幌を出発。
・・・・・ええ、もちろん一人ですよ。一人で行きますよ。
さすがに目的地が目的地だし、
誘って一緒に行ってくれる人も思い浮かばず、
こういう場所は一人で行くのが気楽でいいかなぁ〜と・・・。
小説『赤毛のアン』を読んでいるとここでは書いているが、
俺のことを知っている人に対しては恥ずかしいからなにげに秘密にしている。
俺の周りで『赤毛のアン』読んでいる人もいないしな。
逆に、
カナディアンワールド公園は、
小説『赤毛のアン』を読んでいないとほとんど楽しめないであろう公園なので、
まぁ〜・・・・・・俺一人で楽しんでくるのがいいかなと・・・。
オープニング記念でアングッズももらえるらしいし☆


札幌市から北へ北へと進み、
旭川の手前・・・歌志内市の奥の芦別市に到着。
な・・・・なんかでっかい観音様と五重塔っぽいものが見えるんですけど・・。
アレが噂の『北の都芦別』か・・・・。



多少道を間違えつつさらに進むと・・・芦別市の少し離れたところにその公園はあった。
『カナディアンワールド公園』が・・・・。


公園の入り口は殺風景で、
駐車場がどこにあるのかもひと目ではわからないが、
とりあえず車で中へと進む事ができるようだ。
ゆっくりゆっくり車で中へと進むがまだどこが駐車場だかわからない。
すると数台駐車している場所を発見したのでひとまずそこに停めてみる事に。


・・・・・・・が、そこは芝生がぬかるんで傾斜している場所だった。
・・・・・・ええ、・・・・はい、しっかりハマりました。。。。

・゚・(ノ∀`)・゚・。

いくらアクセルを踏んでもぬかるみにはまって車が出せなくなった。
動かそうとすればするほど傾斜の低いほうに滑り落ちていく。。。
こりゃまずい((;゚Д゚)
傾斜した先には堀があってタイヤが落ちたら最悪な事になる。。
( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!

・・・・もう帰りたい。。。。いや、帰れるんだろうか。。。
。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

 

自力での脱出を諦め、俺は公園の管理人さんに助けを求めた。

( ´_つ`)『すんません。ぬかるみにはまって動けなくなりました。』
管理人さんは『わかりました』と言って事務所へと向かった。
少しして・・・・重機に乗ってこちらに向かってくる管理人さんの姿が!!
お陰さまで・・・脱出成功!!
よかった〜〜。管理人さんのお陰で助かった・・・・。


園内駐車場と言うものがさらに奥のほうにあったので、
無事そこへと駐車する事ができた。
思った以上に観光客が集まっており駐車場も満車に近い状態だ。



さて、
まずはどこへと向かおうか・・・。
やっぱりまずはアンの家であるグリンゲイブルズだよな〜。
公園内はかなり広く、
歩いて回るよりも車を使った方がいいんじゃないだろうかと、
そう思うくらいの広さである。
しばらく歩くと・・・ グリンゲイブルズ発見!!


中にはいると赤毛のアンの小説の世界を再現してあり、
作者であるルーシー・モード・モンゴメリさんのものの展示もしてあった。
そこでオープニング記念グッズのアンバッチをゲット!!
グリンゲイブルスの各部屋も見て回る・・・。
小説の世界が一気に具現化される瞬間である・・・。
あの小説を読んで何から感じた人じゃないと得られない感覚だ。
ひとしきり見て満足した俺は、
他の建物も見て回るために歩き回った。
19世紀のカナダを再現した建物群や教会、学校、オーチャードスロープなど等。



リンド婦人の家では、
そこで出店している方と『赤毛のアン』の話題で楽しい時間をすごした。
この人は本当に『赤毛のアン』とこの公園が好きでここに出店したとの事。
『赤毛のアン』の話題で話ができる人と話したのは初めてで新鮮だった。


好きで好きで・・・っていう人は結構いるみたいだね。
観光客のなかにも北海道以外からこの公園に来たという人もいるのだと言う。
日本でこういった公園があるのは・・・・ここだけだからなぁ〜。



赤毛のアンの小説に魅せられた人にとってここは、
夢にまで見た世界を再現した特別な場所なのかもしれない。
でもまったく興味のない人にとっては、
単にだだっ広いだけの面白みのない公園に映るだろう。
俺自身は前者だけど、
後者の気持ちもわかるから・・・少し切ない気にもなる。
今は無料解放しているが、
有料で当時と同じ金額だったら来ただろうか疑問ではある。
俺自身小説の魅力がさめない間は、
この公園も今の体制もしくはもっと盛り上がりを見せた状態で続いて欲しいと思う。


その後も公園内をひとしきり歩き回り、
小説に関係した展示を見て回ったが・・・・さすがにいい時間になった。
パンフレット二枚と記念バッチと楽しい思い出が手に入ったのは大きな収穫だ。

 


かなりいい時間にもなってきたので・・・札幌へと帰る事にした・・・。
今度はいつ来たいと思うかな・・・。
まずは小説を全シリーズ読破してからだろうな。
札幌から結構な距離だからな・・・・・。

 

 

 

でもま、
一日だけだったけどゴールデンウィークらしい休日ではあったな。

旅行記