ラベンダーホタル夕べ


2010.7.18


・・・眠い。
平日と同じくらいの時間に起床。
着替えをし顔を洗い身支度を済ませる。
昨晩の準備の甲斐もあって朝っぱらからバタバタすることもなく、
優雅な朝を迎えることができた★

午前7時過ぎ。
玄関先で読書をしていると友人夫婦が迎えに来てくれた。
車の後部座席に乗り込むと、友人(嫁さん)に笑われた。

川 ’ー’川 『なんか、旅人みたい』

いやいや、
むしろ我々はこれから旅へと出るのだよ!!
友人夫婦との三人の日帰り旅行さ。





まずは最寄のコンビニへ。
トイレと・・・・飲み物と朝飯を調達。
再び車に乗り込んで目的地へとGo!!

車に乗って気が付いたのだが俺の座る後部座席の前のシートに、
車載テーブルが付いてる。( ̄□ ̄;)ナント!!
今回の旅で俺が使う為にと取り付けてくれたらしい。
嬉しいじゃないですか!
ちゃんとホルダーも付いていてドリンクが置ける!!
それに加えてなんと、俺の分までおにぎりを握ってきてくれた!!!


なんと、いたれりつくせり!!!!(TдT)




優しさを感じますよね〜。
旅も始ったばかりなのに、
初っ端からこんな幸せ気分に浸っていいんだろうか(ノ´∀`*)


そうしているうちにも、
車は東へ東へとひた走る。
国道274号線を東へ東へ。
そういや俺がコンビニで買ったドリンクはやけにストローが太い。
友人(嫁さん)お勧めタピオカ入りミルクコーヒー。
タピオカ入りって、実は俺初めて飲んだかも・・・。
白玉?みたいな不思議な食感・・・。

あと友人(嫁さん)が、
お茶にトイレが近くなるものとそうじゃないものがあるとか言っていた。
なんだっけ?煎茶だったか番茶だったか・・・。
メモ取るの忘れてしまった。。。・・・・テヘ(〃▽〃)

そんなこんなでマオイの丘公園に到着。

  ⇒ 

一応トイレタイムのみの為の立ち寄り。
本当は朝市の野菜もゆっくり見てみたい所だが、
実はこの時点で計画していた時間をすでに押していた。
計画の全貌を知っているのは運転手の友人(旦那)と俺のみ。

ヒソヒソ( ´_ゝ`)(´ι _`  )ヒソヒソ

友人(嫁さん)にはサプライズという事で伏せてある。


とはいえ・・・・押してるなぁ〜〜。
もともとザックリな時間配分だっがから無理もない。
俺と友人(旦那)の二人とも、
正確な所要時間なんて調べられなかったのだから・・・。
う〜ん、どこかでショートカットしなくては。
予定では国道274号をひた走り日高から北へと向かうつもりだった。

・・・・が仕方がない。(`・ω・´)

日高より手前の夕張から、
国道452号を使って北へ上る事にした。



右手に湖が見えてきた。
最初の目的地には何時に着くかな・・・・・。
友人(嫁さん)はまだ目的地がわからないみたいだった。
『え?どこ?歌志内?芦別?』と予想をいろいろ立てていた。
俺はニヤニヤしながらその様子を見守っていた。(・∀・)ニヤニヤ
車は芦別市内手前の道を右に曲がり・・・林を抜け出た場所は、


富良野到着!!!



・・・・意外に時間かかったな。北海道はやっぱ広いぜ。
さて、
これまでの計画をいろいろ修正しなくては。。。
本当はいろいろ回りたかったけど、
時間があまりないし富良野も広いので行く場所を絞らなくては。
とりあえずJR富良野駅方向に車を走らせるが、ちょっとした渋滞に巻き込まれる。
そうか・・・・そうだよな。。。
世間様は3連休だ。時期も時期だしそりゃ混むわ・・・。


渋滞を抜け向かった先は『ふらのワイン工場
ここはラベンダー畑が見れてしかも、
ワイン工場の見学までできちゃうという素敵な観光スポット。
もちろんワインの試飲もね♪(☆∀☆)ウフフ

ふらのワイン工場に着くと紫色の美しい花々が我々を迎えてくれた。



美しい・・・・。
なんかね、
一面の紫って圧倒される。人が毎年見に来るわけだ。


さ〜て、ワイン工場見学だ〜〜〜♪
一般用入り口から中に入り、薄暗い地下への階段を下りる。
古い工場にあるようなにおいがたちこめるが、年代によって分けられたワインのビンを眺めて、
自分の生まれた年のワインを探してみたり、
かつて使われていたであろうワイン用の樽を眺めるのは楽しい。

工場見学を終えて建物の二階へと上る。
ワインの試飲ができるのだ♪(☆∀☆)キラリン

俺は元々ワインは飲まない方だが、
だからこそワインの味を再確認しておきたいのだ。
俺の口に、合うのか合わないのかを・・・・。

 


うぃー~~~~~(/ ̄□)/~(酒)  ヒック (o_ _)/(酒)ドン


いや〜〜〜はは、飲んだ飲んだ。
試飲だけで酔っぱらっちゃったな〜〜〜。。。
赤・白・ロゼと飲んだな。
あと・・・ぶどう果汁も試飲させてもらったがあれも美味かった。


千鳥足で次に向かった先は、ぶどう果汁工場。
ここは観光案内所も兼ねているようで、たくさんの観光パンフレットも置いてあった。
俺はここでぶどうジュースを購入。良い土産ができた。

 

次に向かった先は『ファーム富田』。
有名どころです。
とりあえず富良野のラベンダーといえば押えておきたい場所のひとつ。
・・・・・けど、嫌な予感はしていた。
数日前に全国区のテレビ番組でファーム富田の特集が放送されていたからだ。


で、
ファーム富田へと向かう道の先に見えてきたのは大渋滞・・・。
多分あれは・・・いや間違いなくあれは、
ファーム富田の駐車場から続いているんだ・・・・。
夢じゃない。幻でもない。・・・悪夢のような現実。。。


・・・・・俺たちは、ファーム富田を諦めた。

 

友人(旦那)は、友人(嫁さん)の頭を撫でながら言った。
『また今度、絶対来ような』
素敵な夫婦愛!!
温かいものが俺の目から伝うのを感じる。・゚・(ノ∀`)・゚・。
独り身の寂しさと切なさをかみ締めながら( ´-`)

 

さて、次!!
ラベンダー畑はファーム富田だけじゃないのだ!!
急きょ予定変更!!さて、どこ行くべか?!
地図を眺める。
次は・・・『フラワーランド上富良野』!!


ひと雨降るなぁ〜〜。( ̄ヘ ̄;)
そんな雲行き。
フラワーランドに着いた頃からパラパラと雨が降ってきた。
駐車場の前に広がるラベンダー畑。
ついついデジカメを構えてしまう。
気分はアマチュアカメラマン。その後すぐに屋内へ。



屋内には土産屋さんが数点あり、様々な商品があった。
ラベンダー関係のものや北見特産のハッカ関係の商品まで。。。
あと・・・メロンも売っていたな・・・。もちろん高くて手なんて出なかったけどさ。。。( -.-) =з


やはり観光でここに来る人が多く、ツアーの団体さん御一行様もいた。
本州からの観光客かなと思ってみていたら、みなさん・・・日本語は喋っていなかった。。。

・・・・・こ、これは・・・・。 (;゚Д゚)

なんかここが日本じゃないみたいな奇妙な感覚になる。
アジアからの観光客も増えているようで、日本語はもとより英語・中国語・韓国語まで、
数種類の言葉がいくつかの案内板に併記されていた。

う〜ん、なんか不思議な感じ〜〜〜。(´ヘ`;) 

俺たちは、
ラベンダーアイスクリームを購入してその場を後にした。

 

さ〜て、次に向かうのは・・・・めくるめく不思議空間!!
でもその前に、昼飯じゃぁ〜〜〜!!


国道237号を北へ北へと進むと目的の場所が見えてきた。
『トリックアート美術館』
ここは、見れば見るほど不思議な絵がたくさんあるのだ!!



美術館に到着したが・・・まずは昼飯だ!!
今日はなにやらお祭りをやっているようで、美術館周辺では出店が立ち並んでいた。
さらに奥へと進むと焼肉を食わせてくれる店があった。
生の肉を売店で購入し、焼肉用コンロのある屋根付きの席に移動して、
各自で肉を焼いて食べるシステムのようだ。
食うべ食うべと肉を購入し、一心不乱に肉を食らう。

美味い。。。

けど天気は悪くなりつつある。。。

ヤバイ。。。


さて腹もふくれたしという事で、いよいよ美術館の中へと入ってみる。
人の目の錯覚を利用した絵がたくさん並んでいた。
パッと見ですぐわかるものから、見方を変えないとわかりにくいものまであったが、
コツは・・・・・いかに自分をダマすかだ。

結構楽しむ事ができた。
友人(嫁さん)はトリックアートに酔ってしまったみたいだったけど。(3D酔いみたいなものなのかな?)


トリックアート美術館を後にした我々はさらに北上。
目指すは美瑛!!
・・・だが、その頃には雨の降りも強さをさらに増しているんだろうな。
・・・・・・雨、止んでくんねぇ〜かな。。。(´-ω-`)



美瑛に到着後、すぐに道の駅へと入り情報収集。
とりあえず・・・丘だ。(`・ω・´)
入手した情報を元に有名な丘めぐり。

地図を頼りに車を走らせて、見えてきたのは防風林の立ち並ぶ丘。

・・・そう、『マイルドセブンの丘』である。



車の中から記念撮影を済ませて次へ・・・。
次に見えてきたのは大きさの違う木が立ち並ぶ丘に。

親子の木』と呼ばれている木々である。



大小の木が寄り添って、本当に親子みたいだ・・・。
時間も押していると言う事で次へ。

最後に見えてきた丘は・・・『セブンスターの木




『マイルドセブンの丘』も『セブンスターの木』も、
ポスターやタバコのパッケージに使われるのがわかるくらいに、なんというか・・・・絵になる風景だった。
今日が、
雲ひとつない青空だったらどんなに素晴らしい風景だったかと思うと、
ちょっと残念にも思う。ま・・・・悔やんでも仕方がないわな。
お楽しみは・・・次来た時にとっておこう!
今日は下調べだくらいに思ってさ。

 

さ〜て、
本日のメインイベントの為に沼田町へ出発だ!!

 

国道273をさらに北上し旭川を抜けて沼田方向へ。
雨はまだ降り止まない。

(~ヘ~;)『俺らのほかに客、来ているのか?』

そんな不安をよそに車は沼田町『ほたるの里』!!



駐車場には何台か車が停まっており、入り口には警備員さんも2名ほど交通整理をしていた。
『ほたる祭り』の旗が立ち並び、ほたるの里の建物の裏手ではでは出店も出ていた。

雨は降り続いているけど、お祭りはやっているんだね〜。
雨天決行ってヤツか?!!(゜∀゜)
去年来た時も同じく雨は降っていたけれど、出店は閉まっていた。
だから今年は雨天でも出店がやっているというその変化に少し興奮する。
なんか・・・たくさんのホタルが見られそうだ。

ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク


辺りが少し暗くなるのを待った後、
雨合羽に着替えていざホタルの待つ『ほたるの里』の園内に!!
事前調査(ネット)では昨日のホタルの数は1300匹だという。
去年見に来た時よりも確実に多い!これは期待できる!!(`・ω・´)




 わくわくしながら園内の細い道を歩くと、
雨の中飛び交うホタル達が!!

 ・・・・・・・・すごい。。
 言葉を失う。これだけのホタルを見たのは何年ぶりだろう?

 友人(嫁さん)『ホタルの光って、黄色じゃないんだよ!!
           黄色の中に緑の光が混ざっているんだよ!!』

 
 ・・・・と興奮気味だった。
 無理もない。
 目の前には真夏のクリスマスツリーが光り輝いてるのだから・・・。
 夏の刹那にしか見ることのできない天然のクリスマスツリ−なのだ。





 俺自身が興奮していた。
 あの時間あの空間の中で俺は間違いなく、他とは隔絶された異空間の中にいた。
 俺の日常の生活の中では絶対に見る事のできない光景という意味で、
 ここはまさに異空間であり幻想空間だった。

 少し経つと他の多くの観光客がホタル鑑賞にやってきた。
 家族連れが多くみんな傘をさして見ていた。
 ・・・・が、
 雨の降りが強くなり雨に濡れるのを避けるように、観光客達は姿を消していった。
 残ったのは俺たち雨合羽を着て完全防備をした人くらい。
 そんな雨の中でも、ホタル達は変わらずに飛び交ってくれた。

 この弱々しくも力強い光の一つ一つが生命そのもので、
それらがこの薄暗い空間を脈打つように瞬いて飛び交う姿を見ると、
 本当に・・・もうひとつ別の世界へと導かれているかのような、 そんな気にさえなってくる。

 時間の経つのも忘れ雨が降るのも気にならず、同じコースを何度俺たちは巡った事だろう。



 ∩( ´Α`)『さて、今年のホタルは今日で見納めです。
                           最後にもう一回見に回りますか?



 昨年と同じ問いかけを友人夫婦にして、
 昨年と同じく全員一致の答えを出し、
 俺たちは最後にもう一度だけ見て回る事にした。

 ・・・・来年も、同じ光景が見られるとは限らないから。
 ・・・同じ自然が、同じ状態で残っているとは限らないから。

 

 すっかりホタル鑑賞を満喫した俺たちは、
 雨合羽から私服に着替えて『ほたるの里』を後にした。


 帰りの車の中、
 俺はいつものようにコンビニで買った缶チューハイを飲みながら、
 くだを巻きつつふんぞり返っていた。
 友人(嫁さん)は疲れてしまったのか助手席で眠ってしまった。
 俺は・・・何か面白い寝言でも言わないかなと、後部座席からず〜っと眺めていたが、
 いびきすらかかずに気持ちよさそうにすやすや寝ていた。
 
(・∀・)う〜ん、なかなか面白い事にはならんな。。。

 とりあえずマジックペンでおでこに、
 『肉』とか『デコトラ』とかフルネームとか、
 なにか落書きでもしてやろうと油性マジックペンを探していたが、
 なかなか見当たらず・・。う〜ん、準備不足!!
 仕方がないので運転中の友人(旦那)にちょっかいをかけたりかけなかったりして、
 気が付いたら札幌に到着!!


 長旅お疲れ様という事で、深夜でも営業している居酒屋で今日の打ち上げ会&反省会をする事に。
 酒が飲めるのは状況的に俺だけだったが、遠慮なく飲ませてもらう。
 とりあえず今日はお疲れ様〜〜〜!!


 ( ^-^)/U☆U\(^-^ ) U\(^-^ )カンパイ


 今日1日を振り返りながらプランの反省をしたり、行ってよかった場所を思い返したり・・・・。

 とりあえず友人(嫁さん)には満足していただけたようで、
 大成功だったといえるだろう!!
 サプライズも今日のプランのうちだったし。


 すっかり酔った俺は友人夫婦に家まで送ってもらいながら、
 今日という楽しい思い出に浸っていた。。。





楽しかったなぁ〜。
来年もまたホタルみれるかな〜?
後でわかった(公式サイトで確認した)けど、
昨日1300匹いたホタルが、
雨のせいで今日は500匹しかいなかったのだそうだ。
だから・・・今日が500匹であの光景という事は、
1300匹だったら・・・どんな幻想的な世界が広がっていた事だろう?

来年が、今から楽しみだ。
また同じメンバーで、見に行けたらいいと思う。
いや、行く!!(`・ω・´)
その日の為に、一日一日をしっかり生きよう。

 


今しか見られない風景がある。
その場所でしか見られない風景がある。
いつでもどこででも見られるわけじゃない、旬の風景がある。
もしかしたらこの先二度と見られない風景かもしれない。
聞いただけではわからない、
テレビや本で見るのとも違う、目の前の生の風景。


行けるうちに見れるうちに、
自分の目でちゃんと見て、感じて・・・・。





旅行記