☆SCENE01:出会い☆
■アーウィンの街■
(フェイトの部屋・金髪の若者がフェイトの部屋を訪れる)
フェイト:
よう、シオン▼
シオン:
支度は出来たのかフェイト▼
フェイト:
へ、仕度ってなんだっけ?▼
シオン:
おいっ、今日は魔物狩りににいく日だろ
最近、やつらの動きが活発になってきたから・・・▼
フェイト:
・・・・・・▼
ああ、「封獄の塔」だっけ?
じゃあ、ぼちぼち行くか▼
シオン:
相変わらずいい加減な奴だな!▼
女の子を追いかけているときの
おまえのマメさから考えると
信じ難いものがあるぞ▼
(二人で1階に移動)
おじさん:
南の塔で魔物狩りだって?
あんまり無茶するんじゃねえぞ!▼
亡くなったおふくろさんから
おまえをあずかってんだからな・・・▼
フェイト、こいつを持っていけ▼
100ギミルを手に入れた▼
おばさん:
魔物狩りに行くのね▼
教会前の日誌屋さんに
こまめに記録をとってもらうんですよ
あなたは本当におっちょこちょいなんだから・・・▼
(看板)
新しい門出に面影の記録を
〜旅の日誌屋〜▼
(日誌屋)
いらっしゃい
ここまでの記録を私の日誌に書きとめておくわ
よろしいかしら?
(1回転)
はい、お待ちどうさま
またいらしてね▼
(街人)
やあ! フェイト
また女の子をひっかけに行くのかい?▼
はい
いいえ
(いいえ)
何だ、魔物狩りか
なるほど、それで堅物のシオンといるわけだ▼
(町娘)
あたしはね、遊び人のフェイトよりも
まじめなシオンの方がどっちかっていうといいかな
うん。ただ、それだけ▼
(教会・司祭)
よくいらっしゃいました
あなたの身体に異常があるならば
神への祈り、奇跡の力で治してさしあげましょう▼
(治療の光)
ダーク神は慈愛とやすらぎの神・・・
あなたをいつも見守っていますわ・・・▼
(おばあさん)
封獄の塔・・・
かつての名は「カ・ディンギル」・・・
その意味は「聖天門」と聞いておる▼
じゃが今は魔物たちの巣窟となり
文字通り地獄を封じ込めた魔塔じゃて・・・▼
(街人)
ダーク教団って、魔物を退治して
平和な世界を築いてくれるそうじゃないか▼
そういえばシオンは信者だったよな
俺も入信しようかな▼
(宿屋・おばあさん)
おまえとおまえの母さんが
このアーウィンの街に来てもう14年
そしておまえの母さんが亡くなってもう6年か・・・▼
そろそろおまえも
まっとうな仕事を始めてみないか?
そのほうが亡くなったおまえの母さんも安心するぞ▼
(街人)
なあフェイト、封獄の塔に行くんだって?▼
おれこのあいだの夜さぁ
空から流れ星みたいなのがあの塔の中に
消えていくのをみたんだよ▼
誰も信じちゃくれないけど
おれは確かにこの目で見たんだ▼
(おばあさん)
泣き虫のフェイトが今や魔物狩りにいくようになったか▼
そういえば
おまえの本当の父親も剣の達人であったと
一度おまえの母親に聞いたことがあるのぉ▼
(街人)
塔にいる魔物の中には
きれいなものをコレクションしている
奴がいるそうだ▼
(街人)
たまにはおふくろさんの墓参りにでも行ったらどうだ▼
(墓地・花束が置いてある)
フェイト:
だれだろう
おふくろの墓に花束を置いていくなんて▼
(封獄の塔へ)
■封獄の塔■
(扉が閉ざされている)
フェイト:
だめだ。別の扉を探そう
この扉は、もうずいぶんと使われていないようだ▼
シオン:
・・・!!▼
フェイト! 地震だ!!▼
(地震・岩が落ち、大地が避ける。扉が開く)
シオン:
・・・招いている? 封獄の塔が!?▼
フェイト:
おもしれぇこと言うじゃねぇか、シオン▼
(塔の中に入る)
(3階・牢の中に女の子が倒れている。その前に怪物)
アガリアレプド:
誰ざぁますか? あたしの大事なコレクションに
手をだそうとするぬすっとは!!▼
高貴にして優雅!!!
このアガリアレプト様が
しつけをし直して差しあぁげますわぁ!▼
(戦闘・アガリアレプト)
(勝利・鉄格子を開ける)
フェイト:
人間の女の子がこんなところに・・・
たいへんだ、たすけなきゃ▼
シオン:
待て、封獄の塔はあの地震で扉が崩れるまでは
誰も侵入できなかったじゃないか▼
それなのに女の子が倒れているとは・・・
なにか変だと思わないか、フェイト▼
フェイト:
変もなにも、女の子が倒れているんだ!
見過ごすわけにはいかない!!▼
(ビシュアルシーン)
※少女を抱き上げるフェイト
※少女が目を覚ます
フェイト:
よかった、気がついたんだね
俺の名は、フェイト
君は?
少女:
……リアーナ。
(オープニング)
※タイトルロゴ・天使の詩II 堕天使の選択
※丘の上に立つフェイトとリアーナ。少し離れてシオン。
※リアーナの手をとり、丘を駆け下りていくフェイト。それを笑いながら見つめるシオン
※花畑を走るフェイトとリアーナ
※川の上の岩を渡る3人。フェイトがリアーナの手をとる。フェイトが川に落ちる。笑うリアーナとシオン。
※舟で川を下る3人。フェイトとリアーナ。少し離れてシオン。
※崖の上から、真剣な表情で遠くの城を見つめるフェイトとリアーナ。音楽消え、風の音。
(ビジュアルシーン終了・再び封獄の塔3階)
フェイト:
リアーナ・・・
それが君の名前なんだね▼
リアーナ、どうして君はこんなところに?▼
リアーナ:
・・・・・・▼
分からないの・・・
名前以外、何も思い出せないの・・・▼
シオン:
フェイト、彼女は・・・▼
フェイト:
ああ、何かの衝撃で、記憶を失ったんだ▼
・・・!?
首飾りが落ちている・・・
リアーナ、君の首飾りかい?▼
リアーナ:
・・・それは、「天使の涙」・・・▼
フェイト:
何か思い出したのかい!?▼
リアーナ:
・・・・・・▼
「天使の涙」は、その首飾りは
とても大切なもの・・・ そんな気がするの▼
フェイト:
とにかく放っとけないな
シオン、彼女をアーウィンの街まで送るぞ▼
歩けるかい? いっしょにここから脱出だ▼
リアーナが仲間に加わった
(封獄の塔を出る)
(フェイト・ナレーション)
不思議な地震に招かれて
塔内に入った俺とシオンを待っていたのは
リアーナと名乗る一人の少女であった▼
リアーナは、名前以外の一切の記憶を失っており
手がかりになりそうな物といえば
彼女のそばにあった首飾り、「天使の涙」だけである▼
どうしても彼女が気になった俺は
アーウィンの街に連れ帰って
おじさんたちに相談することにした▼