☆SCENE03:ダーク教☆

 ■赤と青の塔■

フェイト:
あ・・・ 扉に鍵が・・・
これじゃあ中には入れないな・・・▼


(塔を出る)

 ■信教のウリムダーク■

(入口・門衛に行く手を阻まれる)

(門衛)
サーカス団公演まで
街の者と関係者以外は入れんのだよ▼


(裏口・門衛)
おや? あなた方はサーカス団の方ですね
言わなくてもわかりますよ、そんな格好をしていれば▼
さあ、どうぞお通りください▼

フェイト:
な、何か勘違いをしているぞ
まさか、ジーアさんの格好を見て・・・▼

(門衛、道を開ける)


(看板)
あなたの旅の思い出を
    日誌にとどめてみませんか?
               〜旅の日誌屋〜

(日誌屋)
いらっしゃいまし
あなた様の旅を日誌に記録致しますか?▼

それでは日誌に記録いたします▼

(3回転)

御利用ありがとうございました▼


(街人)
やあ、この街はウリムダーク
ダーク教信仰の中心地さ


(おばさん)
サーカス団が街に来るって聞いたけど
いつ来るんでしょうねぇ▼


(看板)
*サーカス場建設予定地*


ギターを持った旅芸人:
(ギターを鳴らす)サーカス団はいつ到着するんだよ
おかげで仕事がさっぱりだぜ▼


(子供)
あのね、僕ね、大きくなったらね
らみあむ様みたいな、立派な司祭様になるんだ!▼


(街娘)
たくさんの人が大聖堂前にサーカス小屋を
建ててたんだけど・・・
あの人たちはどこに行ったのかしら・・・▼


(街人)
この大聖堂は立派だろう?
世界中のダーク教徒の寄付金で建てられたんだぜ▼


(おばさん)
サーカス団が来るっていうから
男たちが小屋を建てたんだけど・・・▼
・・・あれから何も音沙汰がないんだよ▼


(大聖堂前・門衛1)
ただいま一般の方は立入禁止です▼


(大聖堂前・門衛2)
申し訳ありませんが▼
現在大聖堂の内部はラグナガング国王陛下と
ラミアム最高司祭が大事な御用で使用中ですので
神への祈りはここで行っております▼
・・・神よ、この者たちに祝福を・・・▼

(治療の光)

昼間は私たちが旅の方をお世話いたします▼
えっ、夜ですか?
私たちは夜は街の自警に勤めますので
夜に来ていただいてもちょっと・・・▼


(夜)


(大聖堂前・門が開いており、見張りがいない)

(フェイト達が中に入る)

ジーア:
・・・!! 誰か来る!!▼

(柱の陰に隠れる)

僧侶A:
・・・大聖堂に盗みに入るなんて
神をも恐れぬふとどきものめ!!▼

僧侶B:
貴様のような奴は水でもかぶって反省してろ!▼

盗賊:
フッ、坊主ごときにつかまるとは
俺様も年貢の納め時かもな・・・▼

僧侶A:
なにをごちゃごちゃ言っている
さっさとこっちへこい!!

びし▼

盗賊:
いってーな! もっと大事に扱えよ!!▼

僧侶A:
うるさい!▼

びしびしびしびしびし▼

盗賊:
ひどすぎる!!人権侵害だ!▼

(僧侶が盗賊を連れてくる。柱をずらすと、下に階段がある)

(僧侶と盗賊が階段を下りる)

フェイト:
なるほど、ああすれば入れるのか・・・▼

ジーア:
しっ!静かに▼

(僧侶が出てくる)

僧侶A:
全くたいした奴だよ
この大聖堂に侵入してくるとはな▼

僧侶B:
お前が寝てたんじゃないのか?▼

僧侶A:
おい!▼
おれはきちんと起きてたし、それに鍵だって
かかってたんだぞ。それを・・・▼

僧侶B:
ああ、わかった、わかった。あの盗賊が
腕の立つやつだって事は認めてやるよ▼
でないとお前の立場がないだろうからな
とにかく持ち場に戻ろうぜ▼

(柱を元に戻し、僧侶が去る)


(フェイトが移動すると僧侶が戻ってくる)

僧侶:
ん!? 貴様ら何物だ!?
皆の者!侵入者だ! 出あえ出あえ!!▼

フェイト:
し、しまった!!▼


(暗転)

(牢獄・同じ部屋に先ほどの盗賊がいる)

盗賊:
ん? お前らも捕まったのかよ▼
・・・まあ、この程度の鍵なら
おらぁ、いつでも脱獄はできたんだけどよ・・・▼
この地下牢には魔物がいやがるんでな
どうだい? いっしょに逃げ出そうぜ▼

はい
いいえ

(はい)

盗賊:
俺様はランゾー、超一流の盗賊よ!!
これからもよろしくな▼

ランゾーが仲間に加わった


(牢を出る。他の牢には囚人が何人かいる。助けるとメッセージ)

(囚人)
助けてくれるのか!? ありがたい!▼
サーカス小屋を建てるというのは
巨大な船を建造するための
表向きの名目にすぎないんだ▼
もう、何人もの作業員が
過酷な労働で命を落としているんだ▼


(囚人)
ジ、ジーアじゃねぇか!助かったぜ▼
俺は教団の異教徒狩りにあってな
サーカス小屋建設の強制労働をさせられてたんだ▼
しかし!サーカスなんて嘘っぱち!
連中は何か巨大な乗り物を造るために
俺たちを働かせたんだ▼


(囚人)
すまない、おかげで助かったよ▼
ダーク教団が理想とする世界は
信者のみで構成された統一国家らしい▼
つまり、俺たち信者以外は
人間として扱われないということだ▼


(見張りの僧侶)
zzz・・・▼

ランゾー:
坊さんは気楽な稼業というけれど・・・▼


(地下牢最下層・巨大な船がある)

ランゾー:
な、なんだあこりゃあ!?▼

(船の前に移動)

ジーア:
これは・・・ 建造中の船?
何故こんな街の地下に!?▼
船名は・・・ 「アグネア」!▼

フェイト:
読めるのか?▼

ジーア:
我が部族に伝わる古い言葉で、たしか・・・▼
「雷の火」を意味する!▼

*建造中の謎の船「アグネア」を発見した!▼


(地下牢から脱出)

ランゾー:
さあ、この建物からさっさと出ちまおうぜ▼


(僧侶)
魔物を退治した勇者よ!
上の間で国王陛下があなたをお待ちです
どうぞ上の間へお上がり下さい!▼

(大聖堂2階)

ラミアム:
・・・私はダーク教最高司祭ラミアム▼
・・・!?▼
君は、ジーア・・・▼

フェイト
ジーア、この人は?▼

ジーア:
・・・▼

ラミアム:
・・・私はダーク教最高司祭ラミアム▼
あなたがたが地下牢への侵入者でしたか・・・
・・・先程からラグナガング国王陛下がお待ちです
陛下の前へどうぞ▼


ラグナガング:
貴様らが昨晩地下に侵入した者どもか?▼
貴様らは大聖堂に忍び込んできた魔物を
退治したことになっておるのだよ▼

フェイト:
???▼

ラグナガング:
今は全世界統一のために一番大事な時期▼
民衆どもから我らの行い全てを
理解できるはずが無いからな
ちょっとした情報操作をさせてもらったのだ▼

ジーア:
・・・全世界統一!?▼

ラグナガング:
現在の世界は魔物があふれ、治安は乱れ
そして民衆は貧困にあえいでいる▼
我は、全世界をこの手で統一することにより
もっとも平和な世界を創ろうとしているのだ▼

ジーア:
ならば何故、我々の部族を迫害し・・・
魔物を使うのだ!?▼

ラグナガング:
世界の平和には統一された意志が必要!▼
ラハーサ族どもの様に、独自の文化を持つことなど
我らの理想にとって、邪魔であるばかり!▼
それに、野にいる強力な魔物を退治するには
魔物をぶつけるのが一番合理的なのだ▼
人間の手で行うのも構わぬのだが
それでは兵が死んだ時、必ず悲しむ者が出る・・・
貴様らには、それが分からないようだな!?▼
・・・・・・▼
今回の事件については大目に見てやろう▼
ただし、今度我々の邪魔をするようなことがあれば
その時は容赦はせんからな▼
早々に立ち去るが良い▼


(大聖堂を出る)

フェイト:
まったくわからねぇ
ダーク教団は何を企んでやがるんだ▼

ジーア:
・・・おそらく、大規模な異教徒狩り▼
ダーク教団と手を結んだラグナガング王は
異教徒狩りと称して
領地拡大を行っているのだ▼
なんとしてでも
我がラハーサ村に戻らなければ!▼

ランゾー:
だったら俺様の力が役に立ちそうだな▼
ラハーサに行くには「赤と青の塔」を
越えなきゃなんねぇ
あの塔には鍵のかかった扉があるしよ▼


(街を出る)

(暗転・一方そのころ・・・)

(大聖堂)

ラグナガング:
ラミアム・・・ どう思うかね?あの者ども▼

ラミアム:
あのような者が、陛下の偉業にとって
どれほどの障害になりましょうか▼
それより陛下、ラハーサ侵攻の件につい手ですが▼
再三、改宗を呼びかけたのにもかかわらず
我々の警告を無視し続けたのです
実力行使もやむをえません▼

ラグナガング:
・・・そうか、ならばその指揮は
先日神聖騎士団に入ったあの男に任せるとしよう▼

ラミアム:
分かりました、早速手配します▼

ラグナガング:
・・・それでは、ラミアム▼
わしは自分の城に戻るが
サーカス団公演の中止を出しておけ▼
サーカス小屋建設の建材に偽装させて
「アグネア」の建造資材を
搬入する必要も、そろそろ無いであろう▼

ラミアム:
御意のままに、陛下▼




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