☆SCENE07:兄☆

 ■キナリース港■

ファン:
フェイト、目を覚ませフェイト▼

(フェイトが目を覚ます。民家の2階)

ファン:
よかった、気が付いたか・・・▼

親切なおじさん:
気を失ったあなた方が海に漂っているのを見たとき
一時はもう駄目かと思ったのですが・・・▼
今、あたたかいスープでも持ってきましょう▼

(おじさんが1階に下りる)

ファン:
俺たちはカルラのちょうど南の港町、キナリースに
流れついたらしい。まったく運がいいぜ▼

フェイト:
メロウズ・・・ あの赤い騎士・・・▼
力が欲しい・・・
あの野郎をぶっ倒せるだけの・・・
大事なものを守りきれる力を・・・▼

ファン:
力・・・ 全てを引き裂く闇の剣・・・▼
お前にその気があるなら
その「力」に心当たりがある
ただし、どうしようもなく危険な「力」だがな▼
そのためには
俺たちレジスタンスのアジトで準備が必要だ▼
どこかで船を調達しないといけないな・・・▼

親切なおじさん:
な、何ですかあなた方は!?▼

(1階からおじさんがあがってくる。続いて6人の怪しげな男)

ダーク警備兵:
貴様か! 街に不法侵入したというのは!▼

ファン:
俺たちは船から海に投げ出されて
この港に流れついたんだ▼

親切なおじさん:
そうです。そこに偶然私が通りかかって・・・▼

ダーク警備兵:
何をゴチャゴチャ言っておる!!
とにかく、おとなしくしろ!!▼

(警備兵がフェイト達を捕まえる)

警備兵:
よーし、目隠しをして連れていけ!!▼

(暗転・牢の中)

ファン:
さて、どうしようかな?▼
退屈しのぎに
俺がギターでも弾こうか?▼

はい
いいえ

(はい)

(ファンがギターを弾く)

フェイト:
そんなことをしてる場合じゃない!▼

(フェイトが鉄格子の前に移動)

*鍵がかかっている▼

(牢の奥に移動、フェイトがキョロキョロする)

ファン:
まあ、あせるなって▼
こういう場合は
落ち着いて対処すれば何とかなるもんだ▼


(しばらくすると左上からランゾートジーアが登場)

(見張り兵をやっつけ、ランゾーが鉄格子を開ける)

ランゾー:
よ〜う、フェイト
こ〜んな所でなにやってんだい?▼

フェイト:
ラ、ランゾーじゃないか!ジーアまで!
どうしてこんなところに・・・?▼

ランゾー:
おうおう、それが助けてやった奴に対する挨拶かい?
ま、大したこっちゃねえケドな▼

(ランゾーが辺りを見回す)

ランゾー:
・・・っといったところで、おらぁバックれるからよ
後はうまくやれよ、フェイト▼

ファン:
?ランゾー、あんたはどこへ行くんだい?▼

ランゾー:
俺かい?俺は、お・し・ご・と▼
どーせ、またどっかで会うこともあるだろうよ
それまで、くたばんなよなフェイト
じゃっ、またな▼

(ランゾーが去る)

ジーア:
じゃあ、我々もまいりましょうか▼

フェイト:
ジーアは一緒に来てくれるんですか?▼

ジーア:
ええ、村の方も一段落しましたし▼
なにより・・・ダーク教団の謎を解かなければ
ならないようですしね▼

ファン:
そうだね、今のダーク教は怪し過ぎるし▼
幸い、この近くにダーク教の砦があるようだし
そこへ行ってみたらどうだろう?
きっと、何か分かると思うけど・・・どうかな?▼

ジーア:
今、ここの警備兵の方には、少しの間
眠ってもらってますので、今のうちにまいりましょう▼

ジーアが仲間に加わった▼


(地下牢を脱出)

(看板・隣に日誌屋はいない)
潮の香と波のキラめきの街
キナリースの旅の日誌はこちらで記録いたします▼

(宿屋の屋根の上に日誌屋が登場)

(日誌屋(女))
この世に旅のある限り、日誌の記録がボクを呼ぶ!▼

フェイト:
だ、誰だ!?▼

(フェイトが看板の横に移動。辺りを見回す)

(日誌屋が屋根から飛び降りる)

(日誌屋)
旅の日誌屋、ここに参上!!
さあ、記録してあげようじゃないの!▼
それ!

(5回転)

はい!OKよ
記録のことならボクにおまかせだね★▼


(僧侶)
この街のほとんどの人間はダーク教の信者だよ▼


(シスター)
西に行けば、ダーク神聖騎士団の砦
レイガルド砦があるわ▼


(街人)
レイガルド砦は
このキナリース港を守ってくれているのさ▼


(街人)
西のレイガルド砦から南西に行った岬に
クーリンという街がある▼
その街の人間は
ダーク教のくせに、ラミアム最高司祭の
お考えに反対しているという恥知らずなのだ▼


(街人)
街の中に入れば、魔物の脅威も忘れられる
いざという時でも、神聖騎士団様がいるのですから▼


(おばさん)
うちのひとは
あなた方の無実を訴えに
西の砦まで行ったのですが、帰ってこないのです▼


(街娘)
人はその一生をまっとうすると
天上界に迎えられると聞きます▼
では、天上界に住むといわれる
天使とは、おばけのことなのでしょうか?▼


(僧侶)
この街の南にある山脈を越えた所に
魔法の研究をしている街があるっていうけどねぇ
そこへ行くには、どこかで船を手に入れないと・・・▼


(酒場のマスター)
よう、酒場「さざ波の音色」へようこそ
一杯5ギミルだが
なにか飲んで行くかい?▼

はい
いいえ

(はい)

じゃ、ゆっくりしていってくれ▼
そうだ、旅の方たちにいいことを教えよう
なぜ、この街の人間のほとんどが
ダーク教徒であるのか、を▼
西のレイガルド砦には
ダーク神聖騎士団と共に
数多くの魔物が潜んでいるらしいのだ▼
街の人間はそれを恐れて
教団に目を付けられないようにしているのだ▼
そのためには
自分がダーク教団になるのが
てっとり早いからな▼


(街人)
神聖騎士団には
異教徒を狩るエキスパートである
ダーク破壊部隊なる小隊が存在するそうだ▼


(街人)
ダーク破壊部隊は
魔法などで統率された魔物で構成されている
と、聞いたことがある▼


(僧侶)
ダーク教団の悪いうわさなんて
私は信じないぞ▼


(街人)
ダーク神聖騎士団は
教団に剣をささげた男たちで構成されている▼
儀礼などの表舞台の他に
異教徒狩りなどを威圧する役割も持っている▼


(僧侶)
ダーク神聖騎士団のおかげで
わたしらは安心して平和に暮せるのです▼


(街を出る)

 ■レイガルドの砦■

(砦の道が森で阻まれている)

ファン:
惑わされるな!
この森は、幻霧の森のまぼろしとおなじものだ▼
同じ、いや、それ以上の力をぶつければ
森の幻影は消滅するはず!
確か、幻霧の鏡を持っていたよな?▼
幻霧の鏡を使いますか?▼

はい
いいえ

(はい)

(森が開ける)

(砦に潜入)

(地下3階・闇神官司祭が集まっている)

バラヴァ:
こそこそと俺たちのことをかぎまわっている
レジスタンスとは貴様らのことか?▼
おおかた、ダーク教団幹部が
ここに集結したことを聞いて
のこのことやって来たのだろうが・・・▼
ざ〜んねんだったよなぁ!!
ラミアム様はもうここにはいねぇ!▼
アグネアを起動させる
高エネルギー結晶体「オリハルコン」を求め
マリウスの青二才と一緒に出ていかれたのだ!▼

闇神官:
バラヴァ様、あまりお話になられては・・・▼

バラヴァ:
心配無用! 奴らはここで終わってる!!▼
アーウィンの街の連中同様、ズタボロにしてやるわ
野郎共! 次元結界だ!!▼

(闇司祭達が部屋を歩きまわる)

バラヴァ:
むおぉぉぉぉぉぉっ!
悪魔回路作動! 戦闘力急上昇!!▼
見るがいい、改造手術により
悪魔ルキフェルの細胞と融合した俺様の肉体を!!▼

(バラヴァとフェイト達が、宇宙空間のような場所に転移)

(バラヴァの右手に戦斧が出現)

バラヴァ:
たった今、貴様らには
2度と誕生日が来ないことが決定した!!▼

(戦闘・バラヴァ)

(勝利)

(砦に戻ってくる。闇司祭はいない)

バラヴァ:
そんな馬鹿な
ルキフェル細胞で造られた俺様が、人間に負けるとは▼

リアーナ:
ど、どういうことなのかしら
首飾りが、天使の涙が何かに反応しているわ!!▼

(画面が光り、バラヴァの後ろに男が登場)

ラファエル:
よくやった、リアーナ▼
記憶を失っているとはいえ
使命の1つ、ルキフェル細胞の浄化を果たしたか▼

(ラファエルがバラヴァを片付ける)

ラファエル:
だが、この地上界には
まだ数個体のルキフェル細胞が存在する・・・▼
残りの細胞の浄化もすみやかに行うのだ
そして、もう1つの使命を
忘れるでない、我が妹よ・・・▼

(ラファエルが去る)

あたしが妹・・・ あの人の!?▼
使命!? ルキフェル細胞!?
何も分からないわ!!
いったいあたしは誰なの・・・▼

ファン:
落ち着くんだ!▼
今は何も分からなくても
そのうちあいつが行った言葉の意味が分かる
自分が誰かなんて、そのとき考えればいいんだ▼
こういう場合はいい事だけを考えるもんだ
「また手掛かりが1つ増えた」ってな▼
(それよりも気になるのは
高エネルギー結晶体「オリハルコン」・・・
まさか方舟を起動させるつもりじゃねぇだろうな)▼
とにかく今は、ここの脱出だけを考えよう▼


(砦を脱出)



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