☆SCENE16:悲しみの魔剣士☆
■ペンザンス村■
(民家の2階・フェイトが目を覚ます)
フェイト:
・・・ここは・・・▼
女の子:
あ▼
(女の子がフェイトの側に移動)
女の子:
気がつかれたのですね
でもまだ無理はだめ▼
フェイト:
・・・君は?・・・リアは!?
・・・ここはいったい・・・▼
女の子:
私はティアラ
ここはペンザンスという村▼
リアさんというのは一緒にいたひとね
大丈夫、下で休んでいるから▼
フェイト:
下で・・・
なら下へ行こう▼
(ティアラに連れられて1階へ)
(1階・フェイトがリアーナに駆け寄る)
フェイト:
大丈夫か、リア▼
リアーナ:
ええ、このかたたちに
とてもよくしていただいて▼
フェイト:
ありがとう▼
ところで助けられたのは俺たちだけですか?
ほかには誰か・・・▼
ティアラの父:
いや・・・君たちだけだが▼
フェイト:
そうですか・・・▼
ティアラの父:
充分に体を休めるといい▼
一心地ついたなら
長老のエンヤ様のところを訪ねてみたまえ
君たちに伝えたい旨があるようだ▼
(家の外・薄暗く、雨が降っている)
(看板)
日誌は旅のバロメーター
〜旅の日誌屋〜
(看板の後ろの地面が光り、地面から日誌屋が登場)
(日誌屋)
毎度★
旅の日誌屋でございます
日誌に記録していきます?▼
(1回転)
はい、記録しましたヨ★
(光とともに再び地面へ消えていく)
おじさん:
西に広がる海を北西に向かうと
エリンと呼ばれるおおきな島がある▼
最近は行き交う船の姿を見ないが▼
(村人)
この沖でペンブロークの船が嵐にみまわれて
港にひきかえして行ったらしい▼
(長老・エンヤの家)
エンヤ:
あんたがフェイトだね
そっちの娘さんがリアーナ▼
フェイト:
俺たちに用とは?▼
エンヤ:
ティアラという子を知っておろう
あの子はいいこじゃ▼
わしのつかいで
モントゴメリーの城主に親書を届ける役目を
自分からかって出おってな▼
じゃがこの辺りは人里はなれた辺境
されば魔物も多い
年頃の娘一人で旅に出すにはあまりにきけんじゃ▼
フェイト:
それで俺たちに・・・▼
エンヤ:
あんたは腕っぷしも強そうじゃし
いい顔つきをしておる▼
あの子を護って
モントゴメリー城まで行っておくれでないかね▼
はい
いいえ
(はい)
エンヤ:
そうかね
時が満ちたのじゃな
ならばその旨をティアラに伝えておくれ▼
(ティアラの家)
ティアラ:
エンヤ様から伺っています
出立は明日ということで▼
今日はゆっくり休んでください▼
(暗転・雨はまだ降り続いている)
(フェイトが1階へ)
ティアラが仲間に加わった▼
(エンヤの家)
エンヤ:
ようやく来たの
これを渡して欲しいのじゃ▼
王への親書を手に入れた▼
エンヤ:
モントゴメリー城はここより北東にある▼
長旅になろう
これを持って行くがよい▼
勇剣士の指輪を手に入れた▼
エンヤ:
城主によろしくな
ティアラを頼んだぞ▼
(村を出る・入れ違いで黒ずくめの剣士が村に入ってくる)
(ビジュアルシーン)
※ペンザンス村を見つめる剣士
※エンヤの家を訪れる
剣士:
久しぶりだね・・・エンヤ
※エンヤが剣士を見る
エンヤ:
おや、その声は
今日は変わったお客が次から次へと
※剣士
エンヤ:
おやおや、相も変わらず歳をとらんな
剣士:
僕の回りの時間は進み
僕の時間だけは止まったままだからね・・・
エンヤ:
あれから、もう100年になるんじゃなぁ・・・▼
※剣士とエンヤ
剣士:
あの時・・・断末魔のルキフェルがかけた呪いは
僕を永劫にさ迷う時間の地獄に落としてしまった・・・
※天使クレア
剣士:
人として死ねない苦しみ・・・
クレアのもとにいけない悲しみ・・・
※剣士とエンヤ
エンヤ:
じゃが・・・
その呪縛とて世界中に飛び散ったルキフェルの肉片を
全て消滅させれば解けるじゃろうに・・・
※玄関から男が声をかける
ラファエル:
定命の存在で
我ら白き翼の民に関わるからだ・・・
※剣士が振り返る
剣士:
ラファエル・・・
※ラファエル
ラファエル:
リアーナも・・・人間と関わったばかりに
使命をないがしろにしてしまった
貴様ら人間ははやり病だ!
側にいるものから毒していく!
※エンヤ
エンヤ:
少なくとも、同じ天上人のクレアは
お前さんのようなことは言わなんだぞ
※ラファエル
ラファエル:
フ・・・
今日は憎まれ口をたたきに来たのではない
この世界にルキフェル細胞を宿しているものが現れたぞ
※剣士
ラファエル:
早く追いかけて
呪縛の鎖を断ち斬ったらどうだ?
呪われた剣士・ケアルよ・・・
(ビジュアルシーン終了)