☆SCENE19:100年の時を越えて☆
■オーマーの塔■
(4階・扉が閉まっている)
(パネルの上に立つと扉が開く)
フェイト:
ここに立つと、扉が開く仕組みか・・・▼
ティアラ:
ねぇ、あたしが立っててあげようか?▼
はい
いいえ
(はい)
ティアラが残った▼
(5階)
フェイト:
・・・塔の最上階だ▼
リアーナ:
ここでエウリカの花を・・・ やってみるわ・・・▼
(光が飛び散り、空が晴れ渡る)
フェイト:
消滅していく・・・
天を覆っていた雲が、この塔を中心にして・・・▼
ラファエルの声:
私の邪魔をするというのか? リアーナ!▼
フェイト:
この声は!?▼
馬鹿な! あの黒雲は
悪魔たちの仕業ではないのか!?▼
ラファエルの声:
笑止な。あの雨は貴様たち人間を滅ぼすため
地上界をけがす貴様らを洗い流すための雨なのだ▼
リアーナ:
しかし、人間抹殺の最終審判は私が下すはず▼
それが、私が地上界に送りこまれた
もう一つの理由ではありませぬか▼
フェイト:
まさか・・・
本当なのか、リア・・・▼
リアーナ:
ラファエル兄様のおっしゃる通りです・・・▼
兄様!!
だからこそ、人間抹殺の指揮は
あたしが取るべきではないでしょうか▼
ラファエルの声:
・・・・・・▼
よかろう
今度私がお前のまえに姿を現わしたとき
全人類に対する最終審判を下してもらうぞ▼
だが、リアーナ・・・
忘れるでないぞ・・・▼
ルキフェル細胞の除去に
人間どもの醜き欲望が絡まなければ
事はずっと小さくすんでいたということを・・・▼
*ラファエルの声は響かなくなった▼
リアーナ:
聞いてのとおりよ
地上界を守るため・・・ そのために・・・▼
あたしは欲望にまみれた人類を抹殺するために
天上界から送りこまれた天使なの・・・
みんなと一緒に地上界を守る資格なんてないわ▼
フェイト:
でも、リアは最終審判なんて下さないんだろ?▼
今だって
みんなのために黒雲を消し去ってくれたしな
俺はリアの下す結果を信じるよ▼
そのことで誰かがリアを責めるなら
例え、世界中を敵にまわしても
俺だけは、リアの味方になるつもりだ・・・▼
(マリウスが登場)
マリウス:
ぐううう・・・
は、早く、逃げるんだ、フェイト・・・▼
(マリウスの元に駆け寄る)
フェイト:
マリウス! 無事だったのか!!▼
マリウス:
ぐあああ・・・
何をしている、ここから早く、逃げろ▼
私はすでに、私ではない・・・
私に、私の意志があるうちに・・・▼
・・・・・・▼
ガハハハハハハハ
久しぶりじゃねぇかぁ、フェイト▼
フェイト:
・・・! 声が!!▼
リアーナ:
違う!? マリウスじゃない!!
この声はまるで・・・▼
マリウス:
ひでぇよなぁ
この俺様を忘れちまうなんて▼
・・・俺だよ▼
バラヴァ様だよぉぉぉ!▼
(マリウスが悪魔の姿に)
マリウス(バラヴァ):
うがぁ・・・ 私を・・・▼
見よ、このデリィシャスなボデェー!
ラグナガング王の巨大化細胞&マリウスの魔力
そして、私のあふれる知性!!▼
全てを取り込み、吸収した、究極の戦闘形態!
ハイコンプリート・バラヴァ、今ここに!!▼
マリウス:
わ、私を殺してくれ・・・ フェイト・・・
この下品な身体を滅ぼし尽くしてくれ・・・▼
バラヴァ:
ちょっとマリウス、あんたうるさいわよ▼
ともあれ、ルキフェル細胞は不滅!
貴様らに何度倒されようとも、俺様は不死身!!▼
*ならば!
ルキフェル細胞の無限増殖活動を停止させるまで!▼
(ケアルが登場・剣をかざす。剣が光る)
ケアル:
我が天命の剣の輝きが
ルキフェル細胞の増殖を抑える!▼
今の内に叩き伏せろ! フェイト!!▼
フェイト:
しかし、ルキフェル細胞が消滅するとき
あんたの身体は・・・▼
ケアル:
かまわん!
僕はこの時のために生きてきたのだ!▼
剣を抜け! フェイト!!▼
(戦闘・マリウス・デーモン)
(勝利)
マリウス:
急ぐのだ・・・▼
ラミアムはこの世界でも
デーモン・ゲートの解放をもくろんでいる・・・▼
場所は海神の神殿・・・
海に浮かぶどこかの孤島と聞く・・・▼
俺たちダーク神聖騎士団の夢であった
地上の平和、実現させてくれ・・・▼
(マリウスが消滅)
(ティアラが戻る)
ケアル:
ぐうっ・・・▼
アレフ:
ど、どうしたんだ、ケアル兄貴!!▼
フェイト:
ルキフェルの呪いが解けて
肉体の崩壊が始まったんだ!▼
アレフ:
なんだって! どういうことだよ!▼
(ビジュアルシーン)
※身体から光を発するケアル
※アレフとケアル
アレフ:
ケアル兄貴!!
ケアル:
さようならだ、アレフ・・・
僕はクレアの元にいくよ
アレフ:
ま・・・まさか!
死んじゃうのか!? ケアル兄貴!!
※アレフを見つめるケアル
ケアル:
・・・・・・
随分と強くなったな・・・
お前のひいお爺さんにあたる人と同じくらい・・・
いや、それ以上かもな
※叫ぶアレフ
アレフ:
何言ってんだよ!
折角かかってた呪いが解けたって言うのに
なんで兄貴が死んじゃわなきゃならないんだ!
オイラには分かんねぇ! どうしてだよ!!
※アレフを止めるティアラ
ティアラ:
バカアレフ!!
あんた・・・ケアルさんが最期の力で話しかけてるのよ!
※ケアル
ケアル:
アレフ・・・
お前に頼みがある
お前のひいお爺さんが使っていた剣が
オーキルの洞窟に眠っている
それを手にし
僕とクレアが大好きだったこの地上界を守ってくれ・・・
※ケアルを見送る4人
ケアル:
フェイト、リアーナ、ティアラ
そして・・・アレフ
※ケアルが目を閉じる
ケアル:
・・・ありがとう
※ケアルの身体が光に包まれ、天へ上っていく
※クレアがケアルの魂を両手に包み込む
(ビジュアルシーン終了)
(塔を脱出)
アレフ:
ずっと苦しかったんだね
でも、もう・・・▼
さよなら、ケアル兄貴・・・▼
ティアラ:
・・・・・・▼
モントゴメリー城の王様に
天の黒雲を払ったことを報告しに行きましょう▼
地上界に平和を取り戻すことが
ケアルさんの望んだことですもの・・・▼