☆SCENE21:人間☆
■オーキルの街■
(街へ入る・街人)
・・・あんたらフェイトさんかい?
大変なことになってるんだ、ちょっと来てくれ!▼
(街人に連れられて家の中へ)
(街人)
あの娘、ついいましがた雪原に倒れてたのを
街の人間が助けて、連れてきたんですけど・・・▼
ひどい高熱で・・・
うわ言で、『フェイトさんに・・・』って
そう言い続けてるんですよ▼
(ベッドの上にティアラ)
リアーナ:
ひどい熱・・・ これは回復魔法じゃ治らないわ▼
領主:
・・・わしにはこの病気は分からんが・・・
ただ、このままだと非常に危ないのは確かだ・・・▼
アレフ:
そんなぁ! 何か助ける方法はないのかよ!
おっさん知らねぇのかよ!?▼
領主:
・・・以前聞いたことがあるのだが・・・
確か、高熱に良くきくという薬草があると・・・▼
ヘルムズテールの村の近くにあるそうだが
詳しいことは現地の人間でなければ分からん▼
アレフ:
それで十分だぜ!
ヘルムズテールへ行こう!!▼
(街を出る)
■ヘルムズテール■
(看板)
白銀の世界での思い出は
こちらで記録いたしております
〜旅の日誌屋〜▼
(雪ダルマ・中から日誌屋が出現)
ハァイ!!
私がこの街の記録係で〜す!
さっ、旅の日誌に記録するんでしょ?▼
(1回転)
はい、いいですよぉ〜
またの御利用をお待ちしてますぅ!▼
(再び雪ダルマを作りはじめる)
(おばさん)
昔、ここいらを治めていた地方領主の屋敷には
どんな熱病でも治す『仙草アルニム』って薬草が
あったらしいよ▼
(おばさん)
以前『仙草アルニム』をねらって
屋敷に忍び込んだ泥棒がいたみたいだけど
ワナであっさり捕まったらしいよ▼
(村人)
オーキルの洞窟には行ったかい?
あそこには光の聖剣が、無敵の剣士の魂と共に
次なる勇者を待っているって話しだぜ▼
(村人)
この間も、夜中に金髪の兄ちゃんが村を訪ねてきたな
なんだか、魔物の本拠地はどこだっ!?
って聞いて回ってたみたいだったなぁ▼
(村人)
海の波が、最近また激しくなってきやがった
また、北の海で何かが起きようとしているのかもな▼
(おばさん)
天の上には天上界、ならばさしずめここは地上界
地の下には地底界ってところだね
地底界って所は、魔物がうようよしてるのかねぇ?▼
(村娘)
炎と氷の洞窟・・・西の山に・・・
海の神殿・・・さらに西の海の上に・・・▼
(村人)
昔は地方領主の屋敷だった『ヤクトイン』も
今じゃ、魔物の砦か・・・
嫌な世の中になったねぇ▼
(村人)
知ってるかい?
昔ヤクトインの屋敷に捕まった奴がいたんだけどよ
あっさりと抜け出して来たんだってさ▼
(宿屋・2階)
ジーア:
フェイトか! お主らもぶじだったか!▼
私はあの後、この村の近くに飛ばされてな
ここで、ラミアム配下の魔物共と戦っていたのだ▼
つい先日もこの村を魔物共が襲ってきてな
なんとか追い払ったはいいのだが
こちらも多くのけが人を出してしまった▼
私はしばらくこの村でけが人の介抱をしているよ▼
ジーア:
熱病にきく薬草・・・?
そういえば、村人が話してたのを聞いたんだが・・・▼
ここから、南西に行った所に
以前は地方領主の屋敷だったという
ヤクトインの砦というのがある▼
今では魔物の住み家になってしまったらしが
その地下倉庫に、どんな熱病にもきく
『仙草アルニム』という薬草があるそうだ▼
(村を出る)
■ヤクトインの砦■
(入口の前で電撃のワナが発動)
兵士:
ぐはははあ! ネズミ野郎が引っかかったぞ!▼
(暗転・牢の中)
アレフ:
気がついたかい?▼
リアーナ:
フェイト・・・デューイさんがさっきの電撃で・・・
・・・回復魔法でも意識が戻らなくて・・・▼
フェイト:
デューイ・・・▼
(屋敷の外にランゾーとジーアが現れる)
(ランゾーがジーアに何かして、張り倒される)
(窓からジーアが侵入。その後派手にランゾーが登場)
ランゾー:
待たせたなぁ、フェイト!
超一流の盗賊、ランゾー様が助けに来てやったぜ!▼
ジーア:
あれから、お主らのことが気になってな
後を追って来たのだ▼
その途中、たまたまこやつと出会ってしまってな
いっしょにここまで来たというわけだ▼
ランゾー:
そしたら、おまえらがつかまる場面にでくわしてよ
こーゆーことになったわけだ▼
フェイト:
すまない・・・恩にきるよ
だけどデューイが・・・▼
ランゾー:
こいつデューイってのか?
なるほど、電撃くらって完全にのびちまったわけか▼
よっしゃ! この超一流の盗賊、ランゾー様なら
人一人かかえて脱出するなんてわけねぇことよ▼
こいつ連れて先にオーキルに帰ってっからよ
きっちり用事すませてからこいよ!いいな!▼
(ランゾーがデューイを担ぐ)
ランゾー:
じゃなっ!▼
(ランゾーが窓から逃げる)
ジーア:
さて、こんな所に長居は無用
我々も用をすませてさっさと行こう▼
ジーアが仲間に加わった▼
(鉄格子)
フェイト:
くっそお・・・この鉄格子、鍵穴がない!!
これじゃ、終末の鍵でもどうしようも・・・▼
アレフ:
待ちなよ!
これくらいの鉄格子、おいらの力で・・・!▼
(鉄格子が壊れる)
アレフ:
ほら、壊れた!▼
(地下倉庫で仙草アルニムを入手)
(砦を脱出)
■オーキルの街■
(領主の家)
アレフ:
おっさん! 薬草持って来たぜ!!
こいつだろ!?『仙草アルニム』!!▼
領主:
おお! 間に合ったな!
よし! すぐに薬草を飲ませよう!▼
ティアラ:
ん・・・くく・・▼
!! フェイトさん!!
あたし・・・ フェイトさんに渡す物があって!▼
ティアラ:
まだ、起きちゃダメよティアラ
無理はしないで▼
ティアラ:
・・・その・・・エンヤおばあちゃんから
これがきっと役に立つだろうって・・・▼
アークの笛を手に入れた!▼
ティアラ:
その笛を吹けば、方舟を召喚できるそうです▼
それと、ラミアムっていう人は
エリンの北にある、闇の神殿にいるだろうって
エンヤおばあちゃんが言ってました・・・▼
リアーナ:
ありがとうティアラ
あなたのおかげでラミアムを追えるわ▼
アレフ:
行こうぜ、闇の神殿へ!!▼
(街を出ようとすると、リアーナが話す)
リアーナ:
アレフ、どうしてあなたは
危険を冒してまでティアラを助けようとしたの▼
アレフ:
どうしてって・・・▼
人間はあんたたちと違って
一人じゃ何も出来ないもんなのさ▼
だから、お互いが手を貸しあって生きている▼
ティアラの奴は
ケアル兄貴をルキフェルの呪縛から解いてくれた▼
だから代わりに
オイラがあいつの苦しみを解いてやりたかったのさ▼
人間って、自分勝手に生きているけど
地上界を守るためにみんなの想いを一つにすれば
きっと、もっといい奴になれる▼
ケアル兄貴もそう信じていたからこそ
人間と地上界を守ってきたんだよ・・・▼
(街を出る)