☆SCENE25:エウリカへの誓い☆
■ロスコモン村■
(村人)
永きにわたって繰り返されてきた
悪魔との闘い・・・
その終止符はうたれたのですね▼
(村人)
以前の様に
エウリカの花を摘みに行く人たちで
この村もにぎわいそうだな▼
(村人)
近頃、世間を騒がしている義族
仮面快盗って知ってるかい?
予告通りに現れて、鮮やかな手つきで盗みを行う
しかも、標的は金持ちばかり!
なんだか派手でかっこいいよな▼
ところで
あんたの知り合いのランゾーさん、元気?▼
(村娘)
あなた方のお知り合いのデューイさんが
モントゴメリー城の宮廷魔術師になったのを
ご存知かしら?▼
でも、噂によると
魔法実験の失敗で、お塩とお砂糖の味を逆転させて
お料理の味をめちゃくちゃにしたり▼
研究室をバクハツさせて
お城をススだらけにしちゃったり▼
ホントに頼りになるのかしら?▼
アレフ:
あんまりヒマすぎて
毎日が退屈でしょうがないんだよな▼
ペンザンス村に帰った
ティアラの奴、たまには遊びに来りゃいいのに▼
(村長の家)
村長:
毎日がごく普通に過ぎていく・・・▼
この日常を感じることが出来るのは
あなた方のおかげですわね▼
そうそう、旅先のジーアさんから
お二人宛てにお手紙が来てますわ▼
お読みになるでしょ?▼
はい
いいえ
(はい)
フェイトは手紙を読んだ▼
『二人共、変わりはないだろうか?
私はどうやら相変わらずのようだ
私は今、風導師の村に立ち寄っている▼
この村の人たちと風の精霊を感じていると▼
悪魔との闘いが夢だったように感じてくる▼
しかし、私たちはあの闘いを▼
いつまでも忘れてはいけないのではないか▼
人間の弱さ、醜さ・・・▼
なによりも人間の強さを見せつけられた▼
あの闘いを・・・▼
失ったものは大きい・・・▼
でも私は、悲しみの夜の中から▼
もっと大事なものを手に入れた、そんな気がするのだ▼
話が長くなったな▼
私はランゾーと違って長話が苦手の様だ▼
近いうちに、ロスコモン村を訪れようと思っている▼
そのときにまた』▼
ジーア▼
(ケアルの家)
おじさん:
おまえもこの旅の中で
いろいろな事を見、そして感じてきただろう▼
特に、私たち人間の弱さを・・・▼
私たちの心に弱さがある限り
悪魔が再び生まれてもおかしくない・・・
そうは思わないか、フェイト▼
でもな、人間の魅力は
そんな弱さの中に輝く光だと、私は思っている▼
フェイト、おまえはどう思う・・・▼
これからの人生の中で
おまえがその答えに気付いたなら
私にも教えてはくれないか・・・▼
(暗転・2階)
リアーナ:
なにを、考えているの▼
フェイト:
うん、リアと初めて出逢った日から
今日までのことをぼんやりと・・・▼
リアーナ:
後悔してない?▼
あたしと出逢ってしまったあなたは
大事なものをたくさん失ってきたわ▼
故郷の街・・・
そして、大切な親友・・・▼
フェイト:
リア・・・▼
リアーナ:
あたしはもう、天上界の民ではないのよ
ラファエル兄様のいう定命の存在、人間なのよ▼
あたしには、つぐなうための力なんて
かけらほども残ってないのよ▼
それなのに、あなたはなぜ私に微笑みかけるの?
どうしていつも優しいの?
答えて、フェイト・・・▼
フェイト:
俺が君と一緒に旅をしてきたのは
魔物を倒すためでも、正義のためでもない▼
以前にも一度言わなかったっけ?▼
いつまでも・・・ 君と一緒にいたかったから
そして、これからも一緒にいたい▼
(ビジュアルシーン)
※正装しているランゾー、フェイト、デューイ
ランゾー:
今日からお前も
大人の仲間入りだよなぁ、え?
デューイ:
本当にあなたって人は
手が早いのですから
※ティアラとアレフが祝福
ティアラ:
おめでとう、フェイトさん!
アレフ:
やるじゃねえか、フェイト兄貴
フェイト:
ありがとう、みんな・・・
※アレフが丘の上を指さす
アレフ:
花嫁さんがお待ちかねだぜ
早く行ってやんなよ
ティアラ:
そうよ
あんなかわいいお読めさんを待たせたら
バチが当たるわよ
※丘の上にウエディングドレスを来たリアーナ
※フェイト
フェイト:
その・・・
待たせたね・・・
※恥ずかしそうに微笑むリアーナ
リアーナ:
ううん
そんなことないわ
※ジーア
ジーア:
気をつけて行ってくるんだぞ
フェイト:
ああ
行ってくるよ
※馬車にのって村を出る2人。見送る村人たち
※村人の中にシオンの姿が
フェイト:
・・・・・・!?
※しかし、次の瞬間には消えている
※フェイトとリアーナ
リアーナ:
どうしたの、フェイト?
フェイト:
いや・・・なんでもない
※高台の上から村を見下ろすフェイトとリアーナ
フェイト:
行こうリア・・・
エウリカの花を摘みに
※エンディング
※抱き合い、空を見上げるフェイトとリアーナ