☆SCENE06:3人目の適格者☆
■ドリスコスの街■
(街人)
ようこそドリスコスへ
ギリシアとトロイの国境▼
ここから東はトロイの国さ▼
それにしても暑いねえ!▼
(老婆)
緑の大地に醜い穴が開き
邪悪な魔物共が現れたのは誰のせいじゃ!?▼
(少女)
東の山の洞窟へは行ってみた?▼
はい
いいえ
(いいえ)
(少女)
じゃああの噂も知らないのね!▼
不死身の男の噂よ▼
興味があったら
みんなの話を聞くといいわ▼
(街人)
東の洞窟には
彫刻家が住んでるんだと▼
飲まず食わずで壁に何かを
彫り続けているんだと▼
何日も何日もなにも食べずに
仕事をしているんだと▼
ひょっとして不死身じゃないか、
そんな噂もたっているんだと▼
(街人)
洞窟の彫刻家が壁に彫っているのは
どこか遠くの異国の風景だそうだ▼
(街娘)
ここは中途半端な街
誰もが通り過ぎていくの
誰も留まろうとしない▼
それにしてもこの暑さ
少し変だと思うわ▼
(街人)
まくろきものとかいう怪物のおかげで
船が使えないらしい▼
ま、そのおかげでこの街も
また賑わっているわけだ▼
それにしても暑いねえ!▼
(老人)
この街の歴史を知りたいか?
長い話じゃがな▼
はい
いいえ
(はい)
(老人)
そうか▼
この辺はぜーんぶわしの畑じゃった▼
ある日トロイからやってきた旅の商人を
わしの家に泊めてやったんじゃ▼
そのころは船よりも陸地を歩いて
旅をするのが普通じゃった▼
その商人はそれ以来
何度もわしの家にやってきたんじゃ▼
やがて商人は仲間を連れてくるようになった▼
わしはたくさんの商人が泊まれるように
家をたくさん建てたのじゃ▼
それがこの街じゃ▼
(街人)
いやはや・・・▼
トロイへ行きたいのだが
途中の山道が崖崩れで塞がっていて
先へ進めないのだ▼
それにしても暑いねえ!▼
(街を出る)
■ドリスコス東の洞窟■
(最深部・女性)
まあ、こんな所まで!▼
(彫刻家)
僕の彫刻を見にきてくれたんだね!▼
君達が最初のお客さんだ▼
近くによってよーく
ーーー調べてーーーくれよな!▼
(壁の彫刻を調べる)
(ウィンとレイオンの夢の場所が彫られている)
レイオン:
こ、この風景は!?▼
男:
これは僕の夢に出てくる風景なんだ▼
レイオン:
あんたもこの夢を見るのか?▼
男:
・・・ということは君達もこの夢を・・・▼
そう言えば君達!!
夢の中に出てきた!▼
レイオン:
おーっと!覚えてるぞー!
俺たちはこの風景を探して
旅をしているんだ!▼
夢の景色を求めてさすらう
不死身の旅人さ!▼
男:
不死身? 不死身って何のこと?▼
レイオン:
俺とウィンは
死なない・・・死ねないんだ▼
でもどうやって不死身の体を手に入れたのか
全然覚えていないんだ▼
だからさ、俺とウィンの
夢に出てくる景色見つけることができれば
何か判るかもしれないだろ?▼
男:
僕は夢を見るけど
不死身かどうかは
試したことがないから・・・▼
レイオン:
記憶は?
何か覚えているか?▼
男:
・・・▼
・・・▼
覚えていない
うん! 覚えていないよ!▼
レイオン:
じゃあ俺たちと同じだ!▼
男:
お願いだ!
僕も連れていってくれ!▼
レイオン:
ウィンもヘラクレスも反対しないよな!▼
ヘラクレス:
旅は道連れと申すしな▼
男:
よろしく!
僕の名前はテミシオスさ!▼
(女性)
待ってください!
わたしも連れていって!▼
レイオン:
あんたは?▼
テミシオス:
この娘はステイア
まあ、僕の召使いみたいなものだね▼
ステイア:
私、行くところがないんです▼
レイオン:
女だからって
特別に扱ったりしないぞ!▼
ステイア:
じゃあいいんですね!
ありがとうございます▼
テミシオス:
・・・・▼
レイオン:
話は決まったな▼
ところで俺たち疲れているんだけど
ここで休んでもいいかな?▼
テミシオス:
もちろんだとも!▼
テミシオスとステイアが
旅の仲間に加わった!▼
(暗転・夢の中)
(いつもの風景。ウィンとレイオンとステイア)
(すぐそばに石になった老人と子供)
(見知らぬ金髪の男)
何者だ!▼
レイオン:
お前こそ誰なんだ?
どうして俺たちの夢を!▼
ステイア:
あらっ!▼
(地震)
(暗転・再び洞窟)
レイオン:
夢が変わった・・・▼
ヘラクレス:
よい夢か?▼
レイオン:
ウィン、どう思う?▼
(レイオンの日記)
驚いた! テミシオスの壁画は
夢の景色だった。
仲間だ! 一緒に旅をすることになった。
テミシオスの召使いは少しだけかわいい。
でもおとなしすぎるな。
(洞窟を出る)
■アポロンの神殿■
(巫女)
ここは音楽
そしてその他の芸術の守護神
アポロン様の神殿です▼
(巫女)
人々は芸術を楽しむ心の余裕も
無くしてしまったのですか?▼
この神殿を訪れる人は
もうほとんどいません▼
■トロイへの山道■
(看板)
レイオン:
落石に注意だってさ!
せいぜい気をつけようぜ▼
(道が岩で塞がれている)
(レイオン?)
この岩を何とかしないと
先に進めないぞ!▼
テミシオス:
僕が何とかできるかも▼
でもしばらくかかりそうだから
ちょっと時間を潰してきてくれないか?▼
(一旦山を出て、再び訪れると岩がなくなっている)
テミシオス:
どう?
なかなかの腕前だろう?
さ、出発!▼
(山道を進む)
レイオン:
あっ!
ステイア:
キャッ!▼
テミシオス:
!?▼
(崖崩れが起こる)
ヘラクレス:
おいみんな大丈夫か?▼
レイオン:
おう!▼
ステイア:
はい・・でも・・▼
テミシオス:
僕は駄目みたいだ・・▼
僕はやっぱり不死身ではないんだ・・
もしかしたらと思ったけど・・ぐっ!▼
レイオン:
しっかりしろよ!▼
テミシオス:
・・・・ステイアは?▼
ステイア:
私はここです▼
テミシオス:
やっぱり君は・・▼
君はウィンやレイオンと同じ不死身の・・▼
僕が夢を見たのは君のそばにいたから・・・▼
ヘラクレス:
あまり喋るんじゃない!▼
テミシオス:
いや、もう、どうか・・▼
僕も見たかったよ・・
あの夢の国・・さようなら▼
(テミシオスが死亡)
(山を抜ける)
ヘラクレス:
ステイア、そなたこれからどうするのだ?▼
ステイア:
・・・そうね・・▼
あなた達と一緒に行くわ
どこにも行くあてはないし・・▼
それに私だって
あの夢の風景を見てみたい▼
レイオン:
よーし、そうと決まれば!▼
ステイア:
待って!
みんなあの人のこと忘れないで▼
あの人は私と会わなければ
死なずにすんだのよ▼
だから忘れないで▼
レイオン:
判った▼
ステイア:
あの人は私を助けて
世話をしてくれた▼
私は結局何もお礼ができなかった・・▼
レイオン:
判ったよ。
もういいだろ!▼
ステイア:
冷たい人!▼
ヘラクレス:
言い争いはやめるのだ
さあ、行くぞウィン▼
ステイアが着替えた!
■ポセイドンの神殿■
(巫女)
ポセイドン様をお祭りする神殿です▼
(巫女)
ポセイドン様は海の支配者▼
(巫女)
最近は海に魔物が現れるようですね▼
ポセイドン様は
どうなさっていらっしゃるのでしょう▼
■ビーナスの神殿■
(巫女)
美の女神。美しいものすべての保護者
ビーナス様をお迎えするための神殿です▼
(巫女)
美しいものははかなく
滅びやすいものなのです▼
大切にしてくださいね▼
(巫女)
ビーナス様はそれはそれは
美しい女神様ですよ▼