☆SCENE07:魔物退治☆
■トロイの城■
(城に入ると人々が集まってくる)
(街人)
トロイの城へようこそ!!▼
(老人)
お噂はこのトロイまで
届いておりますぞ!▼
不死身の旅人!▼
(街娘)
不死身だなんてすごいわ!▼
(女の子)
死なないなんて幸せね!▼
(老婆)
おお! これでトロイ、いや
この世界は安泰じゃ!▼
(老人)
おお!▼
伝説の英雄ヘラクレス!
・・似てるだけですかの?▼
(兵士)
王様がお待ちかねなのです
2階へどうぞ▼
(2階・トロイ王)
遠路はるばるこのトロイまで
まことにご苦労であった▼
そなたらが不死であることは
このトロイまで聞こえておるぞ▼
今日のところは疲れているであろうから
右奥の寝室で休まれるが良い▼
詳しい話はその後でよかろう▼
(寝室・兵士)
ご苦労様です▼
それではこの特別室で
ごゆっくりお休みください▼
(レイオンの日記)
トロイだ。
城の人たちはヘラクレスが来たと言って
大騒ぎだ。やっぱり本物のヘラクレスなのかな。
あまり強くないけど。
それにしてもドリスコスを過ぎてからの暑さは
異常だと思う。地面がゆがんで見える。▼
(暗転・夜)
ヘラクレス:
みんな起きているか?▼
レイオン:
うーん。 どうした?▼
ヘラクレス:
そのままで聞いてくれ▼
そなた達も気がついているはずだが
太陽がおかしな動きをしておる▼
レイオン:
そうだなあ
昼間は暑くて陽炎が出てるもんな▼
ヘラクレス:
私の取り越し苦労なら良いのだが・・▼
天空でなにやら嫌な気配を感じる▼
そなた達のことは気がかりだが
私は太陽のもとへおもむこうと思う▼
レイオン:
俺も一緒に行こうか?▼
ヘラクレス:
おやレイオン。そなたは自分のことが
知りたいだけではなかったのか?▼
レイオン:
・・そうだけどよ▼
あんたがあまり強くないから
一人じゃ危ないと思ったんだよ▼
大体こんな弱いヘラクレスなんて
聞いたことがねぇよ▼
ヘラクレス:
出会った時に話したが
私は今回自分の意志で地上に降りてきたのだ▼
我が父ゼウスの意志に逆らって・・▼
怒ったゼウスは私の力を奪った▼
だが私は後悔などしておらんぞ!▼
そなた達は自分達の道を進め!▼
また会おう!▼
(ヘラクレスが去る)
(暗転・朝)
(レイオンの日記)
ヘラクレスが行ってしまった。いなくなってみると心細い。
空でなんだか事件が起こったらしい。この暑さの原因かな?
(トロイ王)
そうか・・。ヘラクレス殿は
旅立たれたか・・
それは残念じゃ▼
しかし、そなたらだけでも
十分やり遂げられるとわしは信じておるぞ▼
さて、話と言うのは地上の異変のことじゃ▼
原因を知っておるか?▼
・・・知らんようじゃな▼
わしは知っておる!
すべての原因は
あの海の怪物まくろきものにある!▼
あやつが現れてから
地上と海に魔物があふれだしたのじゃ!▼
あやつがすべての原因だ!▼
・・・・▼
・・・・▼
そなたら不死身の者の
力を貸してはくれまいか?▼
わしには考えがあるのじゃ▼
普通の船であやつと戦ったのでは
すぐに飲み込まれてしまう▼
そこでそなたらに
巨大な木馬をさずけよう▼
いかにまくろきものといえども
あの巨大な木馬は飲み込めまい!▼
不死身の者達よ、頼む!
このトロイ王、頭を下げるのは初めてじゃ!▼
木馬は街の南の浅瀬に用意した▼
そなたらが魔物どもから世界を救うのじゃ!▼
(老婆)
不死身の旅人・・▼
なにやら悲しい響きじゃ▼
不死身は人にあらず
では何者か・・▼
なに、おばばのたわごとじゃ▼
(男の子)
おにいちゃん!
どうして外はすっごく暑いの?▼
■トロイの城下町■
(門番)
トロイへようこそ!▼
(門番)
暑いですねぇ▼
(街娘)
ご覧の通り
トロイは小さな国です▼
ギリシアとの貿易ができないと
食べ物も手に入りません▼
(女の子)
私、神様にお願いしているの▼
ゼウス様ゼウス様
助けてくださいって▼
(男の子)
ねえ、どうして怪物は
人間を襲うの?▼
どうして神様は助けてくれないの?▼
僕たちなにか悪い事したの?▼
(老人)
まくろきもののせいで
船が出せないのじゃ▼
陸地を旅するにも魔物がいて危険すぎる▼
おまけにこの暑さじゃ!▼
(街娘)
うちのじいちゃんは
昔ペルシアに住んでいたんですって▼
それにしても暑いですねぇ
(老人)
ペルシアはずっと南の国じゃ▼
あそこの王様は大バカものじゃから
気をつけた方が良いな▼
船がないと行けないがの▼
それにしても暑いのう▼
(兵士)
ギリシアの方から来たのですか?
ギリシアの様子はどうです?▼
地震は多いですか?
穴は開いてますか?
魔物はたくさんいますか?▼
(ペルシア人)
俺、来たんだ
ペルシアから来たんだ▼
ケンタウロス探している▼
王様、食う▼
王様、ケンタウロス食う▼
俺、金儲ける▼
でも、船ない。俺、帰れない▼
(街を出る)
(木馬に乗って海へ出る)
レイオン:
来たぞ、来たぞ、来たぞ!▼
(まくろきものが現れる)
(戦闘・まくろきもの)
(勝利)
レイオン:
やった! 勝ったぞ!
ほら、沈んでいく!▼
ステイア:
でも、死んでしまったわけではないようよ▼
レイオン:
うーん、残念だなあ▼
ステイア:
不思議・・殺さなくて良かったと
思ってしまう・・どうしてかしら▼
レイオン:
・・ん!?あれは何だ?
ケンタウロスか!?▼
(まくろきものの中からケンタウロスが飛び出す)
レイオン:
さ、行こうぜ▼
ステイア:
キャッ!
木馬が沈んでいくわ!▼
レイオン:
!?▼
(木馬が沈む。通りかかった船に助けられる)
(トロイへ)
■トロイの城下町■
(船乗り)
これで定期船が再開できます!▼
それまでこのトロイが誇る
音楽堂へでも行かれてはいかがですか?▼
(老人)
おお! お前たちのおかげじゃ!
船が出せるぞ!▼
・・しかし魔物は減らぬな▼
(街人)
音楽堂に不思議な生き物が
入っていくのを見たんだけど・・・▼
あれが話に聞く
ケンタウロスなのかなあ▼
(音楽堂)
ケンタウロス:
僕のこと食べたりしないよね?▼
はい
いいえ
(はい)
ケンタウロス:
よかった!
あのね、僕、おうちに帰りたいの▼
海の近くで遊んでたら
大きくて真っ黒のあの人に
飲み込まれちゃったの▼
お願い、僕をおうちに連れていって!▼
はい
いいえ
(はい)
ケンタウロス:
僕のおうちは山の中。
でもどこの山なのかわからないの▼
(街人が現れる)
男:
おお! ケンタウロスですな!
こんなところでは珍しい▼
ペルシアに行けば高く売れますぞ!▼
私も一度は食べてみたいものです▼
あなたたちは運がよろしい!
ちょうどペルシアへの定期船の運行が
再開されたところです▼
(男が去る)
クリンを家へ送り届けることになった!▼
(船乗り)
俺たちゃ陽気な船乗りさ!
もうすぐ出港だ!
どこへ行きたいんだ?▼
クノッソス
アテネ
ベンガジ
乗らない
(ベンカジ)
(船乗り)
ベンカジだな!▼
あんた達ならタダでいいよ!
さあ、乗ってくれ!▼
(ベンカジへ)
(レイオンの日記)
やったぜ!
まくろきものを倒したぞ!
これで船で遠くに行けるな。
夢の場所が見つかるといいけど。