☆SCENE11:神々の意志☆
■トロイの城下街■
(塔から飛び降りる)
(カイトを使って天空へ)
■天空■
(パエトーン)
ボク、パエトーン
ちょっとちっちゃいけど
神様なんだよ!▼
ボク、お父さんにお願いして
太陽を運ぶお仕事をさせてもらったの▼
でも太陽を運ぶお馬さんが
あんまり言うことをきいてくれなくて
ふらふらしながら運んでたの▼
そしたら・・
お馬さんが急にいなくなっちゃったの▼
だから太陽が止まっちゃったの!▼
ヘラクレスのおじさんが
お馬さんを探してくれてるんだけど・・・▼
(ヘラクレス)
おお! ウィン達ではないか!▼
私だ! ヘラクレスだ!▼
やはりとんでもないことが
起こってしまったな!▼
何とか太陽の馬を見つけたいのだが
偽の馬がたくさん紛れ込んでいる!▼
太陽の馬は2匹のはず▼
何か印のようなものが太陽の馬にあれば・・▼
私には全く区別がつかない!▼
・・・・こんなことができるのは
ただひとり▼
ゼウスによりこの天空に封印されし
かつての神々の支配者ウラノス!▼
(本物の馬を見つける)
パエトーン:
ウィンさん達ありがとう!
お馬さん! こっちにおいで!▼
(馬がパエトーンのもとへ)
パエトーン:
わーい! これでやっと太陽が動かせる!
ありがとう!▼
お礼にこれあげるよ!▼
これで天界に遊びにおいでよ!▼
ゼウス様の神殿から
オリンポス山を登れば天界だからね!▼
じゃあ、ボクはお仕事するね!▼
神殿の鍵だ!▼
神殿の鍵を手に入れた!▼
(パエトーンが去る)
ヘラクレス:
パエトーン! お前ひとりでは
まだまだ危険だ!▼
私もついていこう!▼
パエトーン:
はーい▼
ヘラクレス:
ウィン達よ!▼
ゼウスには気をつけろ!
またどこか出会おう!▼
(ヘラクレスが去る)
レイオン:
ん!? な、なんだ?▼
(稲妻がほとばしり、ウラノスが登場)
(ウラノス)
私は天空の支配者ウラノス▼
太陽の馬を解き放ったのはお前らだな!▼
余計なことをしおって!▼
まあよい▼
私の力を示すには十分であっただろう▼
人間達にはかなりの
迷惑をかけてすまないと思っておる▼
私はお前達の敵ではない▼
私はこの魔物あふれる世界を
救おうとしているのだ!▼
お前らの神ゼウスは
何の救いも与えはしまい!▼
奴は人間の滅亡を願っているのだ!▼
私は世界を救うため
一人の男を選んだ!▼
その男にお前達の力を
貸してやってくれ!▼
私も協力は惜しまん!▼
その証に天の呼び声を授けよう▼
私に会いたくなったら
これを使って天空へ来るが良い▼
私は・・・・▼
天の呼び声だ!
天の呼び声を手に入れた!▼
(稲妻がほとばしる)
ウラノス:
く、くそっ、ゼウスめ!▼
レイオン:
ああ! カイトが燃えてしまった!▼
あーあ!▼
(落下)
■山間の村■
(老人)
よくいらっしゃいました神様!▼
(女性)
おお!
本当に人間と同じお姿なのですね!▼
(村人)
ついにお会いできました!▼
この気持ち、どう現して良いのか!▼
(老婆)
これでここに村をつくった先祖も
喜びますじゃ▼
(女性)
この時が来るのを何世代もの間
待ち続けましたわ!▼
(老人)
おお、神様!
私がこの村の長老ですじゃ▼
私の曾々爺さんこの村を作ったのですじゃ▼
オリンポスの山の麓に村を作れば
必ずいつの日にか
神様が天からいらっしゃる・・▼
曾々爺さんはそう考えたのですじゃ▼
(村人)
オラたちはこうして
母なる大地のお恵みにすがって
暮らしとるんです▼
母なる大地ガイア様はお元気ですかいな?▼
(女性)
うちの亭主、ガイア様は
オリンポスの山に住んでいらっしゃると
思ってるんですよ▼
ガイア様は神々の母上▼
天界にいらっしゃらないことは
子供でも知ってますのにねえ▼
(男の子)
神様ってもっとふわーって来るんでしょ?▼
ドシーンなんて落ちてこないもん!▼
(男の子)
お兄ちゃん達本当に神様なの?▼
僕、信じらんないなあ▼
(女性)
子供が失礼なことを!
どうぞお許しください▼
(村を出る)
(ゼウスの神殿の門を開け、オリンポス山の麓へ)
■オリンポス山の麓■
(老人)
ここから先は一人づつ行かねばならぬ▼
天界へは誰もが行けるわけではないのだ▼
一人づつ試練を潜り抜け
それを耐えた者だけが
天界を見ることができる▼
準備は良いか?▼
はい
いいえ
(はい)
(老人)
ふむ
ではゆくのだ!▼
(ウィン一人になる)
(山を登る)
(戦闘・モーモス)
(勝利・天界へ)
■天界■
(レイオンとステイアが駆け寄る)
ステイア:
ここが天界なのかしらね
なんだかドキドキするわ!▼
ビーナス:
地上から美しいものが消えていく・・・・▼
その責任はあなた達人間にあるのです▼
デメーテル:
人間は大地を傷つけすぎました▼
私は人間をあまり良く思ってはいません▼
さあ、早く私の前から立ち去りなさい▼
あなた達の傷だけは癒しましたから▼
アレス:
また地上で戦いの気配がしておる▼
やはり人間は滅びゆく運命にあるのか▼
ヘーラー:
全能の神ゼウス様は
人間を滅ぼそうとしています▼
私達は反対したのですが・・・・▼
アルテミス:
ゼウス様の決定は絶対的なものです▼
例え私達がどんなに反対しても・・・・▼
バッカス:
確かに人間は酷いことをしてきた!▼
だが滅ぼしてしまうとは・・▼
ヘルメス:
お前達の旅は
私の像を通じて見守ってきた▼
ヘラクレスは元気にしているのだろうか?▼
やつはたったひとり人間の味方をして
天界を飛び出したのだ!▼
奴の自慢の力を犠牲にしてまで!▼
アポロン:
パエトーンのことでは
いろいろ迷惑をかけたな▼
ゼウス様の手前
表だって協力はできないが
我々はお前達に期待しているぞ!▼
(妖精)
ここは海の神ポセイドン様のお部屋です▼
海でまた人間が
大変なことをしてしまったので
ポセイドン様はここにはいらっしゃいません▼
アテナ:
不死の秘密を知りたければ
あの塔に登りなさい▼
あなた達3人を不死にした
プロメテウスがいるはずです▼
不死とは絶対に人間に
与えてはいけないのです▼
その掟を破ったため
プロメテウスはゼウス様の
怒りに触れたのです▼
ゼウス:
お前らはウラノスの所にいた奴ら!?▼
あの高さから落ちて死なないとは・・・・▼
お前らが不死の3人か!?▼
せいぜいあがくが良い▼
わしは人間には興味がなくなったのだ!▼
ヘパイトス:
これは塔の門を開ける鍵だ▼
ゼウス様に見つからないように行きなさい!▼
影ながら応援しますぞ!▼
ヘパイトスの鍵だ!▼
ヘパイトスの鍵を手に入れた!▼
パエトーン:
わあ! この間はありがとう!▼
でもね、僕もう馬車の運転は
させてもらえないの
残念だなぁ▼
あのねえ、プロメテウス様が
この天界の西の塔に閉じ込められてるんだよ▼
ゼウス様と喧嘩したんだって▼
■西の塔■
(最上階)
プロメテウス:
お前達は!?▼
レイオン:
知っているのか? 俺達のこと▼
プロメテウス:
不死の者達であろう?▼
ステイア:
どうして不死なのかも知っているのね!!▼
プロメテウス:
うむ。
お前達に不死を与えたのは
この私だ▼
理由を知りたいか?▼
はい
いいえ
(はい)
プロメテウス:
知らない方がいいこともあるのだぞ・・
まあよいか▼
お前達には私の願いが託されている▼
そのために不死を与えた▼
本当はもっと多くの人間達に
不死を与えたかった▼
しかし、私の力では
3人が精一杯だった▼
私は不死の祈りを封じ込めた球を
3つだけ地上へはなった▼
その球がお前達を選んだのだ▼
レイオン:
どうして俺達が?▼
プロメテウス:
私にも判らぬ
大いなる力があるのだ▼
レイオン:
迷惑な話だ!▼
プロメテウス:
勘違いするな
お前達は自由だ
義務は何もない▼
ステイア:
でも、私達に託された願いって?▼
プロメテウス:
それは言えない
何も知らずに行動してもらいたいのだ▼
他に聞きたいことがあるか?▼
ステイア:
私達の記憶は?
大切な思い出はどこへ?▼
プロメテウス:
ゼウスだ
ゼウスは人間に不死を与えることには
反対した▼
しかし、私が与えた不死は
私にしか取り消せない
もちろん私は無視した▼
そこでゼウスは地上の不死の人間すべての
記憶を消してしまったのだ▼
記憶など無い方が
人間の本当の姿が判るはずという考えだ▼
私にはどうしようもない▼
ステイア:
・・私は神様のおもちゃじゃないのよ!▼
プロメテウス:
すまぬ
しかしこれは人間の未来にとって
重大なことなのだ▼
さあ、人間達よ!
お前達の本当の姿を見せてくれ!▼
プロメテウス:
考えるのだ▼
何をなすべきか
そして行動するのだ▼
さあ、地上へ戻るが良い
人間の真実の姿を私に見せてくれ▼
(塔を出る)
ゼウス:
お前達まだいたのか!!▼
地上へ戻るのだ!
そして愚かさゆえの苦しみに
身を焼くがよい!▼
間もなく訪れるであろう
破滅の日まで!!▼
(稲妻がほとばしる)
(落下・山間の村へ)
(レイオンの日記)
プロメテウスが俺達に不死を与えた。
ゼウスが俺達から記憶を奪った。
俺達の使命は、世界を救うこと。
たくさんの人間の中から選ばれた俺達。
俺には少し荷が重すぎる。