MAP1 〜 MAP2
ヴェルジェに着いたリュナンはマーロン伯をはじめとするヴェルジェ騎士団の歓迎を受ける。リュナンはウエルト王国に訪れた理由を話し、ゾーア帝国と戦う協力を求めた。しかし、マーロンの顔は渋い。ウエルトも先のバルド戦役で多くの兵を失い、さらに事実上の内乱状態にあるため、挙兵したくてもできないのが現状なのだ。また、マーロンとしても一刻も早くコッダを追放したいところなのだが、内乱に乗じて各地でトーラス山賊が暴れるようになり、思うように兵を動かせないとも言う。リュナンは山賊を退治するため、南のトーラス山に向かうのだった。
一方ウエルト王宮では、軟禁状態にあるにもかかわらず強気の態度を崩さないリーザ王妃に、コッダは手を焼いていた。王妃の強気はヴェルジェのマーロンあってのことと察したコッダは、ウエルトの将軍エリッツに出兵を命じ、兵を強化するため、一旦グラムへと戻るのであった。
解説1:コッダの苦悩
ウエルト王国を我が物にするために、絶対的に邪魔なのがリーザ王妃の存在だ。コッダとしては一刻も早く消してしまいたいところだが、そうすると国中の者を敵に回しかねない。そうでなくても、ウエルト兵の中にはすでにコッダの行動に疑問を感じ、命令に背く者も現れはじめている。コッダの野望の地盤は、かなり揺らいでいるといえるだろう。
解説2:サーシャとラフィンとエステル
ウエルトの王女サーシャと、ヴェルジェ騎士ラフィン。この2人の会話からは、単に王女と地方騎士とは思えない関係が見受けられる。また、ラフィンとエステルは、兄妹とはいえ血が繋がっていない。サーシャとの関係に皮肉を言ったり、2人の会話に割って入ったり、一人前の騎士として認てもらえないことに怒ったりと、兄と妹という関係に憤りを感じている風にも見える。今後のこの3人の周りで展開する人間関係には注目を。
解説3:ノルゼリアの悪夢
ソラの港からヴェルジェに向かう途中、リュナンの口からノルゼリアの悪夢について少しだけ語られる。注目すべきは、「帝国が復活させた聖竜ミュース」と言っているところだ。ノルゼリアを壊滅させたのはリーヴェの守護聖竜ミュースだが、停戦を望んでいたリーヴェが、自ら和平会議を潰すはずもない。
しかしこの事件によって、カナン王国も第1王子アーレスを失っており、ミュースを復活させたのはリーヴェだと信じている。確かに、カナン王国自ら王位継承者であるアーレスを殺すような真似をするとも考えにくい。
真相は定かでないが、結局この事件により2国の平和への道は閉ざされ、リーヴェ王国は滅亡という結果になった。この戦争には、何か大きな裏があることが予想される。
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