MAP09:二つの道


 マール王宮を後にし、セネー海岸を進むリュナン軍だが、広大な砂丘に阻まれ、海岸道を進む部隊とはぐれてしまった。さらに運悪く、海岸を守るカナン軍に遭遇してしまう。圧倒的不利な状況にも関わらず、なんとかはぐれた部隊と合流し、徐々に守備基地に迫る。追い込まれたカナン軍のケイモス将軍は、兵の全滅を避けるため、後退を決意する。しかし、ガーゼル教国のダゴン司祭はそれを許さず、ケイモスを殺害してしまう。
 後退の許されないカナン軍。リュナン軍はそれを退け、ダゴンを倒した。そしてリュナンは、守備基地の中で瀕死のケイモス将軍に会う。ケイモスはカナンを救って欲しいとリュナンに頼み、息を引き取った。



解説1:ソーア帝国、カナン王国とガーゼル教国

 マップの序盤に、ケイモスとダゴンがはげしく対立するシーンがある。どうやら、ゾーア帝国内でも、カナンとガーゼルは決して信頼関係にあるわけではないようだ。ガーゼル教国とカナン王国はほんの長い間戦争状態にあったのだが、1年前に突如和解している。皇帝バハヌークは新しい后に溺れ、言うがままらしいが……何か関係があるのだろうか?

解説2:ゾーアの歴史

 ダゴンとケイモスの会話の中で、ゾーアについての歴史がわずかに語られる。くわしくは後に語られるので、ここであ少し補足しておこう。
 太古、このリーベリア大陸には、先住民族であるゾーア人と、ユグド大陸から渡ってきたユグド人のふたつの民族が存在し、両民族は長きに渡って争いを繰り返してきた。
 長き歴史の間で混血が進むが、現在ではリーヴェの民はユグド人の血を、カナンの民はゾーア人の血を色濃く残している。この血の関係が、今回の戦争に少なからず関係しているようだ。

解説3:カナンの3連星

 カナン王国皇帝・バハヌークには、アーレス、バルカ、ジュリアスの3人の息子がいる。第1王子アーレスがノルゼリアの悪夢で死亡した後、カナン軍は第2王子バルカの元リーヴェ王国を滅ぼし、現在に至っている。しかし、第3王子ジュリアスは今回の戦争には疑問を持っており、積極的な動きを見せていないようだ。

解説4:ノルゼリアの悪夢


 マップの終わりのリュナンとオイゲンの会話の中で、ノルゼリアの悪夢について触れられている(ノルゼリアの悪夢についてはオープニングとMAP01 〜 MAP02で解説しているので、そちらを参照)。
 今回のセネー海岸での戦いにおいて、リュナンはノルゼリアの悪夢の裏にあるものが、おぼろげながら見えたようである。リーヴェのグラムドとカナンのアーレスが死に、両国が憎しみあうことで利を得るもの。それは、ガーゼル教国以外にあり得ないだろう。

 



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