2001/07/25(wed)
『ファイナルファンタジーX』。
腕を買われてチームに参加し優勝優勝ッスとチームを煽ったりしたくせになにひとつ良いところをみせられないまま立つ瀬もなければ寄る辺もない感じでブリッツボール大会は終わってしまいました。いなかっぺ大将のように涙のしずくをぶら下げながらいじけています。現在かぶいたカッコのアーロンというおっさんをパーティーに加えてミヘン街道を進行中です。何人もの一般人がしずしずと街道を行く中、ユウナ召還士さまご一行はドタドタと道をかけずりまわり、モンスターとバトルし、不自然に落ちている宝箱を開け、話かけ逃した一般人を追いかけて街道を引き返します。FF8のときもそうでしたけれど等身の高いキャラのそうした様子はやっぱりコメディにしか見えませんね。でもまあ楽しいのでオーケーです。ミヘン街道は広く長く、道の脇にはシンに滅ぼされた昔の街の残骸など観るところもあり、サイクリングコースにいいじゃないかとか思いました。自転車が欲しくなります。自転車で次の街に移動する勇者ご一行さまというのもなかなかシュールで得難いものがあるような気がします。もちろん6人乗りくらいの長ーいヤツで。
ミヘン街道はザコとのバトルがたくさんできます。出現したモンスターやパーティーの状況に応じてくるくるとメンバーを入替えながら行うバトルシステムは、個人的にとても楽しいです。操作や描写のテンポがよく、ストレスを感じさせないことがこのシステムを大きく支えています。PS2というマシンのパワーによるところも大きいのでしょう、ROMカセットからCD-ROMに移行したときに映像の進化にかまけて置いてきてしまったものを多少取り戻せている気がします。モンスターの強さをもう少しシビアにしてもよいようにも思いますが、おおむね好感触です。スフィア盤を使った成長システムはまだ全然理解していないので目新しさ以外にどんな利点や美点があってこのシステムを導入したのかいまひとつ見えてきません。いまのところただ面倒くさいだけです。
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黒田硫黄『茄子』1巻
講談社の月刊マンガ雑誌『アフタヌーン』で現在も連載中の作品の、待ちに待った単行本です。内容は茄子をつくって暮らしているおっさんのお話とその他短篇というか。タイトルになっている「茄子」が諸作品群をやきとりの串のように貫くキーワードになっている…なんてことはなくて、登場人物が事件に翻弄されているワケでもなくて、がむしゃらに夢を追いかけているワケでもなくて、ただ生きている、現実の中で生活しているという…。全然説明できてませんけれどそんな感じなワケで作品の内容も作品の存在自体もひょうひょうとした趣を持っています。なにはともあれ、とりあえず面白いんですコレが。すっごく。飯をよそってがつがつ食っていたりとか走ってる後姿とか、全然カッコよくないんですけれど、一個のキャラクターとしてのなにげないリズムみたいなのを自然に感じさせて、ふつふつと、そしてじんわりを楽しくなってきて気がつくともう心釘付けハート串刺しです。そしてその楽しさは演繹的に物語世界全体へと広がっていき、現実世界へも飛び出す勢いです。書いててワケ分かんなくなってきました。
とにもかくにも面白いのでまだ未見のヒトは読みましょう買いましょう。
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カメがポイントに挟まり電車止める。カメ死亡。
なぜだか、俺、泣きそう。もしもしカメよ〜カメさんよ〜などと小さく唄う。涙がこぼれないように上を向いて。どうしてそんなにノロイのか〜の「どうして」の部分に感情を込めて。思いのたけをねじ込んで。甲羅が割れるところを想像しながら。「どうして!どうしてなんだよ!!」などとはじけてみる。とてもかなしい。
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PS用ゲームソフト販売開発2社を著作権侵害で提訴=任天堂など
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『アフタヌーン』9月号を購入。
『ザ・セル 特別プレミアム版』(DVD)を購入。
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