<不連続日記>1999-10
暗くも怖くもない帰り道。
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10月31日(日)「1日に12回」
白土三平『カムイ伝』2〜6巻(文庫)、内藤泰弘『トライガン・マキシマム』3巻、星里もちる『オムライス』4巻、山本鈴美香『エースをねらえ!』12〜14巻(文庫)、ソフトバンク『gM』第5号、イーストプレス『COMIC CUE』VOL.7を購入。
『COMIC CUE』VOL.7はロボット大特集。黒田硫黄が『鋼鉄クラーケン』というタイトルで90ページも好きに描いてる。面白い。書き手の基本レベルの高さを実感。「初対面トーク:水野純子×餅月あんこ」と称した女性マンガ家同士のふたりトークは餅月あんこのイキまくったテンションでエロと恋愛話に。「あたし、初対面の人と話せないんですよあんまり」などと云いつつエロ話をふって誌上でオナり話までできるそのノリに感動というか戦慄というか。水野純子もタジタジ。ファミ通で連載している『ドラネコシアター』でしか知らなかったけど作品に負けず劣らずオモロいヒトの様子。それと餅月あんこが感動したという「私だっていろんな男の、子供ほしいんだ」というあるマンガ家の言葉には、俺もちょっとハッとするものがありました。と云っても俺が子供ほしいってことではなくて。念のため。
10月28日(木)「夢は海外」
何年か働いてあるていどまとまった金ができたら、物価の安い海外へでも移り住んでのんびりと暮らしたいなあ、などどいう大人を子供の頃よくみた気がする。そんなことを今の俺が思い出すのはたぶん疲れているからだけど、さてそういって実際に金を持って海外に移り住んで行ったヒトがどれだけいただろう。そもそもそういう発想をするのは仕事に疲れた大人かなまけものを自称する子供だろう(なまけものの大人と疲れた子供というケースのほうが今時か。でもそういう連中は日本から出たがらないような)と思うけど、いくら金があったって海外で生活するのは並大抵でないパワーが必要だろうということは想像に難くないから、疲れた大人が一念発起して移住を決意するなんてのは極めて少ないのではないか。扶養家族が居たらなおさら難しいだろうし。そもそも物価が安い海外ってドコの国のことだ?記憶の中のイメージでは中国かヨーロッパの小国ってところだ。まあどこでもいいんだけど便利な日本の生活に慣れきっている身にはどこだろうと生活するのはツライだろうな。子供のときその海外移住話を聞いて、ああそれもいいかもなと漠然と思ったりもしたけれど、そういうパワーを必要とする行動をなまけものの大人となった自分ができるワケがないし、マンガとゲーム大好き人間が日本から離れられるワケもないのでありました。こういう発想は日本的厭世観によるものなのだろうか。そういや最近海外にサーバーを借りてサイト運営をするヒトがいるけれど、それはこれとは関係ないですね。
10月27日(水)「ナミダ」
昨日買った『エースをねらえ!』を読んでマジ泣きモードに。死ぬことはあらかじめ知っていたにもかかわらず、それでも喉の奥がひりひりと痛み、目からは涙がこぼれてしまった。ついでに鼻水までも。流るるそれを流るるがままに放置しておくわけもいかず、何度となく読みを中断してぬぐってはチンとするのがもどかしい。欄外といわず空白であれば見境なく飛び込んでくるテニス用語説明やお耽美な人物造形のおかしみをもってしてもこの涙は止められない。さよなら宗方コーチ。でもコーチにうりふたつな少年の登場にはさすがに涙も止まっちまったぜ。
10月26日(火)「やっぱりセガのゲームは世界いちぃぃぃ!」
あいも変わらずサカつくをたしなみ中です。それもすこし逃避ぎみに。内なる負の声がざわめくなかをダッシュかまして現在8年目セカンドステイジでちとひとあばれ。そろそろ優勝の気配がそこはかとなくただよってきていてマイルームを蔓延しています。やっとか!やっとかコラ!でもスピーカーの影だとか壊れたプレステの姿だとかをみて、これはボクを落し入れようとする何者かの陰謀なのでは!と感じるサイコパスなおつむがはじき出した優勝の気配なので油断大敵です。気を引き締めなくちゃだわ。逃避だって全力疾走しなくちゃだわさ。
アフタヌーン12月号、下村富美『仏師』、サムシング吉松『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』を購入。それと『エースのねらえ!』の8、9、10、11巻(文庫)も。2、6、7巻は近所にゃない様子。買いに出よ。
10月24日(日)「ホホホ」
購入記。
まずマンガ。今村夏央(米倉けんごに似過ぎてると思ったら本人だった様子)『ファイヤーキャンディ』1巻、高口里純『ロイヤルドッグ』1巻、井上雄彦『バガボンド』4巻、宮尾岳『並木橋通りアオバ自転車店』1巻、それと以前から読みたかった白土三平『カムイ伝』1巻(文庫)、山本鈴美香『エースをねらえ!』1、3、4、5巻(文庫。2巻が見当たらねい)を購入。第1巻が多いな。続いてノベル。浦賀和宏『とらわれびと』、今野敏『慎治』を購入。エースをねらえ!はギャグ顔のお蝶夫人がみれてとても満足。それと読んでいるとたびたび出てくるテニス用語の説明が、ボレーだとかマッチポイントだとかそんなことまで説明しているのがなんとも微笑ましくてとてもよくってよひろみ。
***
友人宅へサカつくを持ち込んでやらせてみる。サッカーをほとんど観ないヤツなのだが、自チームのゴールにはガッツポーズを連発し、ランキングの上下に一喜一憂するほどハマっていた。試合こそ自分で操作できないものの、それ以外の部分での自らの意思の介入具合や介入できないまでも確認できる事項の多さがままならない試合結果とあいまって、プレイヤーのこのゲームへの没入度を大きくしている。それはサッカー知識の有無大小に左右されない確かな面白さとして確立されているように思う。半年ほど経過して程よく煮詰まってきたところでセーブさせソフトを取り上げ帰宅する。ヤツの切なそうな顔が印象的だ。たぶんそう遠くない未来、こらえ切れずに買ってしまうだろう。
10月22日(金)「引用」
「私は私自身に扉を閉ざす」
これはクリスティナ・ジョージナ・ロセッティの詩の一節。
この詩を絵にしたのはベルギーの画家フェルナン・クノップフ。
人物すべてが、男であれ女であれ妹の顔をした彼の作品。
その彼は云う。
「人は自分しか持たない」
それは歯がゆさの絶望を経る希望の言葉。
10月21日(木)「泥土の心地」
サカつくが優勝できーん。もう7年目なのに今だに中の中前後を上下しているなんて死ぬがいいこのごくつぶしども。クズだ。監督もスカウトも選手も代表も秘書もヤツラみんなクズなんだ。あーいやだいやだ。なんかもう泥土にうなじまでずっぷり。吐きだした息すら昇っていかない処断の拳すらスローモーションな粘つく場所にすっかり安寧かコラ。不満たらたらのヤツを留学に出しちまったりよ。ことなかれ主義かコラ。ゲームなのにゲームなのに。うぎいいいい。
遁走。
背中丸めて他の娯楽に逃避したり。そんななか仕事が拷問ににじり寄っていきつつあったりもするんですがこれはいったい。残業キライ。イヤイヤイヤ。と、とても厭世的な自己をもてあます昨今。あーでもドラクエ7の12月29日まで生きてなきゃ。それとカムイ伝とエースをねらえ!も読まなくちゃ。次のコミティアとコミケにも行きたいよ。よし生き決定。つか仕事したくないだけなので通帳もって逃げを打つのも引き攣るような楽しみが。逃げが逃げの背を押すさまにうっとり。逸脱への希求。しかししょせん容易な道など。
10月20日(水)「Sorry!This site is japanese only!」
1ヶ月に1度くらいの割合で間違ってここを訪れてしまう海外の方がいらっしゃるようで。「DRYBOX」か「NAKI」のキーワードで検索されるとウチのトップページはのこのこ出ちまうらしく。毛唐の検索エンジンはここジャポネもモーラモーラ。つかサイト名くらい日本人なら日本語使えやって自責せんことも。「しょせん俺はチョンマゲすら結えないできそこないさ」とかよく分からない自虐もついでに。Fuckin!This site is japanese boy only!!とかMETAタグで打って世界を挑発する?なんて思ったり。でも面倒くさかったり忘れてたりどうでもよかったりで現状維持。そんなことより3000ヒット目誰っすか。なんて聞いてみたりも。でもどうでもよい感じなのでヒット記録消しました。以上報告終わり。
10月19日(火)「おココロのほう痛くはないですか?」
日高万里『世界でいちばん大嫌い』6巻、奥浩哉『01』1巻、それとTAGRO『MAXI』を購入。マンガ系サイト各所で目にしてはいたけれど、実際に読んでその傑出ぶりを目の当たりにできて眼福であったのが『MAXI』の最後を飾る『LIVE WELL』。心の病気の女とともにヒモのような生活を続ける男。世界とも男とも距離を広げてゆく女と、それでも一緒にいようとする男の欲望と渾然たる想い。そのふたりの依存とせめぎあいが胸を抑えつける。これが同人誌で描かれた作品だというのだから同人誌即売会というミニマムで多様な場というものの現在の重要性を感じる。商業誌上での他の作品の観ると特に。いやそっちも異色な出来で面白いんだけどね。
ところで思ったんですけど、ヒトが一生のうちに飲み下すクスリってどれくらいの量なんですかね。持病の有無でヒトによってかなりの差があるんだろうけど。毎食後3錠を10年続けると32,868錠ですか。うわ。するってーと一生分じゃあ…。地平を埋め尽くす赤と白の錠剤の海。天から降り注ぐ無数の錠剤。錠剤を運ぶおびただしい蟻の群れ。なんのこっちゃ。万歩計みたいに今までいくつのクスリを飲んだのかが分かる万薬計なんてのがあれば面白いのになあ。
10月18日(月)「退化の部屋で薄着な理性」
理性の衣をひとつひとつ脱いでゆく。いちまーい、にまーい、さんま……あ、あれ?もうおしまい?ホントに?わおー。イッツミラコー、ファンタスティーク。チミの理性は2枚でシューリョー。
● 『CUBE』(レンタルビデオ)
どことも知れない正立方体の部屋。数学的な図案で埋め尽くされた壁。部屋の全ての面には1つづつ扉があり、扉の向こうもやはり正立方体で色違いの部屋がある。部屋によっては殺人的な罠がしかけられていたりもする。押しつぶされそうな、それでいて気の遠くなるほど縦横に連なった部屋部屋。そんな得体の知れない場所でめざめる数人の男女。ワケのわからない場所に知らぬ間に放り込まれていた彼らは、恐怖と困惑に震えながらも外を目指して行動を共にする。
という感じでストーリーが始まるのが『CUBE』。
そしてタイトルは失念したが、エレベーターを舞台にした短編映画も1本収録されている。
どちらも息詰まるような密閉された空間での人の感情の発露を描いた作品。そのいらだたしさを増幅させる実験容器のような空間の中で、他人に対する疑心を下敷きにして恐怖で衝突する人々の姿は観ているこちらを引き込まずにはいられない。どちらの作品も登場人物たちは恐怖の場となっている空間からの脱出を試みはするが、破壊しようとはしない。それは破壊不可能な存在として厳然とそこに成立し、小賢しい理性を容易に剥ぎ落としてしまうのだ。
全編室内撮影で登場人物もごく少数。いかにも低予算のアイデア勝負といった感じ。ラストはまったくといっていいほど開放感あふれないものだけど、観終わったあとうーん面白いと唸ってしまう。ラストで脱出し、真っ白い光の中へ溶けるように消えていく登場人物が私は印象的だった。まるで光こそがカオスのよすがであるかというようだ。
衣服を着るようになって体毛や皮膚が薄くなってきたように、強固ななにかに囲まれていると、ヒトは理性すら薄着になってしまうのだろう。たとえそれが当人を圧死させかねないものであったとしても、その外側にある害意からは守ってくれているのだから。敏感すぎる皮膚感覚はヒトを狂わせずにはおかないに違いない。
10月17日(日)「イメイジ」
「墨汁をぶちまけたような」とは暗闇をあらわす云い回しだけど、実際に曇って月明かりや星明りのない夜空を見上げても、室内で物と物の隙間からのぞく暗闇を観察してみても、それを墨汁のようだなんて感じたことはないし、墨汁を見て暗闇を想ったこともない。共通するのは黒っていう見た目の色だけだ。紙の上で薄く引き延ばされたり、白い部分に滲んでゆく様を滑稽に、あるいは忌々しく思うことはあるけれど、暗闇が広がってゆく様を見てもそうは感じない。ありきたりではあるけれどやはり感じるのは恐怖と、ひとにぎりの淫靡さだろう。では同じように恐怖と淫靡さを感じる対象はなんだろうと考えると、思い浮かぶのは他人だとか異性だとか私という人間がありきたりであることを証明するかのようなラインナップ。他人や異性じゃイメージがヒトによって様々で統一されないから、「他人をぶちまけたような暗闇」とか「異性をぶちまけたような暗闇」なんてのは使えないなあ。つーか他人と異性を墨汁とただ入れ替えてどうすんでしょう俺。他人や異性をぶちまけるってなに?ビチャドロ腸累々とかか?あーそれならぶちまけてみたいような気がしないでも。うひ。まあそれはいずれぶちまけることとして、やっぱ精神的なイメージが同じなのではなくて、見た目の色が似たような物じゃないとダメだね。じゃあ「黒髪をしきつめたような暗闇」とかはどうか。黒って云っちゃってるのがどうもなー。でもただ髪じゃ色んな色が多すぎる昨今でもあるし。(そういや黒と赤以外の墨汁ってあるのかな?柔道が世界に広まってカラー胴着が導入されたように、墨汁も書道が世界に広まればカラー墨汁なんてーのも出たりして。)そうだ髭はどうだヒゲ。髭をカラフルに染めてるヤツはそうはいないだろう。「髭が密生したような暗闇」。うーん臭そうな闇だこと。サンゴクシーな私的なイメージから「髭が密生したような暗闇」は中華系暗闇ということにしよう。さあパクれ。
10月14日(木)「払いません」
昨日っつうか日付的には今日なんだけど、『ゲームwave』で浜村通信と伊集院光が面白いことを云っていた。ソニーのハードでゲームソフトを発売する場合、ソニーに対してバカたっかいロイアリティを支払わなければならないが、通常のDVDソフトとして発売するぶんにはそれは必要ないことになる。当然ソニーのプログラムを使用することはできないけれどDVD規格のプログラムでもサウンドノベルくらいならつくれるだろう。そうなると通常のDVD用ソフトとして出したゲームがPS2上で動くことになる。ロイアリティを支払わなくても。そしてそういうロイアリティを支払わずに済まそうとする灰色のメーカーは少なからず出てくるのではないだろうか。ハードの価格というのはそれ自体では赤字であってもソフトのロイアリティでもって儲けようって腹づもりで設定されるものだから、ロイアリティ収入が思わしくなければハードの価格は現状のままで値下げなどは行われないかもしれない。性能的に考えれば39,8000円という値段は決して高いものではないが、ゲーム機として普及させようと思ったらこれは高過ぎだろう。さて。とそういう話だ。DVDのプログラムで具体的にどの程度のことまでできるのかを私は知らないけれど、ビデオCDは観た感じから想像するにあれ以下ってことはないだろうからたしかに簡単なことなら出来そうな気がする。でもゲーム部分は大して凝れないだろうからやっぱAVGくらいか。+エロの。でも操作ってPS2ではデュアルショック2で、パソコンではキーボードやマウスでだけど、通常のDVDプレイヤーではリモコンでですか。たとえどんなゲームでもリモコンで操作って違和感あるなあ。まあそもそも本当にそんなことやるメーカーが出てくるのかが私なんかは半信半疑。サターンにアダプターつけてビデオCDが観れるってのがあったけど、そのときはビデオCDでゲームをなんてメーカーはいなかった。でも今度の相手はPS2。そういう挑戦も面白いかもしれない。なんたってそうしたDVD規格のゲームはドルフィンの松下バージョンでも動くってことでもあるワケだし。まあなんにしても大きな問題になるほど売れるものがつくれるメーカーはハードメーカーの心証を悪くしてまでわざわざそんなことしないだろうから、この値下げしないって心配は杞憂でしょうなあ。
10月12日(火)「覚悟完了!」
●山口貴由『覚悟のススメ』全11巻
人類のはてしなき欲望の熟爛の末に罰せられ零れ落ちてできたような荒廃した世界で繰り広げられる変身ヒーローもの。自己犠牲的要素はヒーローものには不可欠だけど、それを戦時中のような滅私奉公的美意識に置き換えたのがとても面白い。加えてそこに学園ものや兄弟愛の要素を加えてもうなにがなにやらで魔女ナベ風の混じり合い方なのだが、そこから産まれてくるのは赤熱の状態にまで高められた生粋の生そのものだ。熱く清廉に闘う葉隠覚悟の姿に苦笑しながらも、自らの現状を照らして胸を焦がすことしきり。後半巨大ロボットG・ガランとか出てきてぶっ飛んだりもするけど文句なく面白いと思う。未読の諸氏はぜひどうぞ。
この作品を私に紹介してくれたonkusoさんに改めて感謝。それとチャンピオン系を守備範囲外に置くオノレを鍛えなおす必要を切実に感じています。しかしこれのタイ版って向こうのヒトたちにどう読まれているのか?自己犠牲は世界中どこでも美談なのだろうか?
最後に、個人的にヒットした葉隠覚悟のセリフは、ブロブから取り返した零を抱きかかえながら云った「心配かけやがって!」でした。
各位
平成11年10月11日(月)
DRYBOX部不連続日記課
NAKI
「ストレスと買い物」について
拝啓 皆様にはますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、昨日・一昨日と続いた連休潰しの仕事をなんとか済ませて帰宅したのち、すぐに着替えてバスと電車に飛び乗り一路買い物へとワタクシは向かいました。ストレスで凝り固まった精神は疲れきった身体に倒れて眠るよりも行動し散財することを強いたのでした。そうした負の成果は下記とおりです。購入した品はさして特殊でもなんでもなくて以前から買う予定のものをただまとめて購入したに過ぎません。貞本義行の画集を欲しいと思いながらも値段(¥13,000)を見てUターンをかますあたり、まだ針の振れが全然足りないとゆーかなーんだいつもどおりじゃんという感じで御座いました。もっともっとコワレなくっちゃ!と思うもやぶさかではないと、購入した品をつめ込んだリュックの肩への食い込みに手をしびれさせつつそんなことを考えたりも致します。あッ!TAGROの『MAXI』買い忘れてる!ヤッベエなんてこった!グヤジーッ!っと転げまわっている今現在にプロージット。
そんなワケでまずはご報告まで。って続報なんてないのだけれども。気がむきゃ感想書くってくらいな続報程度しか。今回の日記の体裁も不明な感じで。いやはや失礼。じゃ敬具。刑具でも可。
記
購入品一覧
| 作者名 | 作品名 |
| 二宮ひかる | 『ナイーブ』2,3巻 『誘惑』『恋人の条件』 『ふたりで朝まで』『最低!!』 |
| 安達哲 | 『ホワイトアルバム』 |
| 山口貴由 | 『覚悟のススメ』7〜11巻 |
| 吉富昭仁 | 『EAT−MAN』10巻 |
| 大塚英志事務所/星樹 | 『破戒神ムハー・ジルーン』1巻 |
| 村田連爾責任編集 | 『FLAT』 |
| 雑誌 | 『コミックビーム』11月号 『ドリームキャストマガジン』 |
以上
10月9日(土)「I SEEK YOU.だっけ?」
ICQに登録しました。UINは「51743668」です。まだ使い方もよく分からないのでボクにやさしくあやしく手取り足取りくんずほぐれつ色々教えてくれる自他ともに認める美しいオネイタマを積極的に募集しています!我こそは!と思う妙齢の異性は今すぐ御一報を!走れ!叩け!うお出た!これが夜のブラインドタッチか!こんなの!こんなの!ああああああ!!……って居ないですか、あーそうですか。じゃ自習する。
二宮ひかる『初恋』・『ナイーブ』1巻を購入。このヒトの作品を買うのは初めて。ヤングアニマルで始まった『ハネムーン サラダ』というのを読んだら良さそうな感じだったので過去の作品を読んでみたくなった。でとりあえず買ったのが上の2冊。読むと性と恋愛を暗くどろどろにならないゆるやかで暖かなテンションで(あるいはどこか感情が欠落した気の抜けた空虚さで)描いた手堅い作品だった。好感。アゴを突き出したというか、ちょっとアオリっぽい角度の特徴的な顔が多いのが面白いと思った。残りも買い決定。
10月8日(金)「荒廃」
土日仕事で過労死に一歩前進。コワレに拍車。みんな死ね。俺も死ぬからさ。ひとりで死ねって?ふんっ。
福本伸行『カイジ』13巻、望月峯太郎『ドラゴンヘッド』9巻、『アフタヌーン増刊』を購入。増刊掲載の遠藤浩輝『女子高生2000』に疲れて荒廃した精神が苦笑い。心のささくれを撫ぜられた気分。曇った空も、澄みきった空も、結局どっちも胸糞悪いということを知って、過剰にバカを振る舞える分だけ羞恥心を失い疲れて眠るを繰り返しながらそれでも匍匐前進のように進んで行く。擦り切れながら。これは遠藤浩輝版『幽玄漫玉日記』と個人的に思う。ラスト最高。しかしやっぱこのヒト構成メチャ巧い。『EDEN』じゃあんまり出る幕無いけど短編だと冴えまくり。勿体無え。
10月7日(木)「コワレ」
10月4日にクロネコブックサービスで頼んだ『COMIC EDEN vol.1』が今日届いた。サイズとカバーの落ちつかない色づかいはアンソロジー系エロマンガを連想させる。というか俺はした。ついでに偏向した情報が溢れて凝り、ダマになってる様子も連想というか夢想したりする。ダマを削り落として手の甲で真っ平な面を撫で回したいという欲求が、人肌に穿たれた無数の毛穴から膿が搾り出されていくように、地面から木々が萌え出し覆い被さってくる青い空に突き立って新緑の枝葉がずるずると引き伸びていきその領分を侵していくように、サカりついては先を歩く異性の悩める腰にそっと手を添えて大丈夫ボクがついている世界が滅びてもボクらはきっとやっていけるでもホントに滅びちゃったらとりあえず戦時中よろしく産めや増やせやすべきだとボクは思うのだがキミはどう思うだろうかぜひキミの意見も聞かせてほしいのだがそういえば『快楽天』10月号に載った道満晴明のマンガでは同じ滅びた世界にふたりだけというシチュエーションで「私達今フェラチオをするべきなの」という大変興味深い結論に達していたけれどボクはこれに倣うにやぶさかではないのだということを付け加えておくよハニー。一体なんの話だったかなんてことは今ボクらが直面している問題の前にはさして重要じゃないに違いないよ。そんなことよりさあ早くキミの意見を聞かせてくれたまえ。
そんなワケで『COMIC EDEN vol.1』読み中。とりあえず『絶望廃墟要塞’99』の女子に一票入れたい気分です。ゴメン、軽度にコワレ中の様子。
***
サカつく3年目10月。J1ファーストステージ5位、セカンドステージ現在8位。熾烈な下位争いに巻き込まれることを覚悟していた身には充分過ぎるほど幸福な状態に小躍り。同時にチーム内に吹き荒れる不協和音に嫌気がさしてふたり解雇でちょち下降路線をなぞり中でもある。「禍福はあざなえる縄の如し」の如し。それとJ1に上がっても評価ランキング1位にたつ蓮岡クンに、現実によりあわされず、ひとり綱の上を行く狭間の世界の住人の容疑をかけ中。ヤツおかしいって絶対。
10月5日(火)「くらえ!うずまきシュートだ!!」
またもサカつくのお話。
イーリスいわき2年目の真実はあっさりめに。開幕から危なげなく勝ち進み数試合でトップに定着するとそのままフィニッシュ。途中Jリーグカップ準決勝進出とかもありひとり盛り上がったりもする。でもニューイヤーカップは2回戦敗退で地味に2年目は暮れる。まあ祝J1昇格。次は選手紹介でもしようか。サカつくやってるヤツでないと超絶つまらなかろう今日の不連続日記だけれども。
私が紹介するのはイーリスいわきのメンバーの中で、もっとも活躍し、もっとも私を不可解な気分にさせる左サイドバックの蓮岡クンである。彼は168cm58kgと身体こそ小さく決して足も速いとは云えないが、なぜか常に試合後の評価では誰よりも高得点を獲得し、ハーフタイムの実況はまるでピッチに存在するのは彼ただひとりとでも云うがごとくまずなにより先に彼のプレイを誉めてからでないと他会場の様子すら伝えない。ちょっとした蓮岡コーナー。しかし試合を見ても時々タックルを決め、時々サイドを駆け上がっているようにしか見えず謎。でもだからといってポジショニングや味方へのコーチングが評価されてって思うのはゲームに対して過剰に期待しすぎのような。まあJ2とはいえぶっちぎりで2年連続評価点ランキング1位もサポーター人気1位も伊達じゃあるまい。J1でも変わらず活躍してくれることを願うばかりだがでもそれムリナンダイ。
***
ほったゆみ/小畑健『ヒカルの碁』3巻、清水玲子『輝夜姫』14巻、山本英夫『殺し屋1』5巻、伊藤潤二『うずまき』3巻を購入する。『うずまき』の帯に「西暦2000年2の月…映画『うずまき』全国公開決定!!」との文が。知らんかったよマジですか。観たいような観たくないようなで今から渦巻く気分を満喫中。
10月4日(月)「王子」
サカつくの話。
東北に生まれた死兆星かはたまた希望の女神かイーリスいわき。でありますが、あれよあれよと云う間に2年目に突入致しまして、1年目9月に始まった現代に転生した上杉謙信を思わせる鬼気迫る闘いぶりで向い来る敵をちぎっては投げちぎっては投げしてランキングを駆け上がりましたが、前半稼いだ負け星は働けど働けど我が暮らし楽にならざるの言葉そのままに天高く飛翔せんとするその足に重い重い枷となって絡みつき、遂にJ2との不適切な関係の清算に到ることかなわず3位でシーズンの幕切れと相成りました。まことに残念至極チキショーテメエーながら東北サッカー帝國初代皇帝として戴冠する野望のチェックポイントであるJ1昇格ならず、少なくとももう1年はJ2モラトリアム王子として悠悠自適に母都市いわき市の大地に抱かれてしっぽりとした蜜月の夢を契約年数だけが取り柄のガバガバの古参どもを切り捨てて、チミも今日からJリーガーだヨ!ほんのJ2だけど気にしない気にしないガタガタ云うとケガさせて引退させっぞコラ!、とダマして入れたばかりのウブカマトト安月給新人坊やをムリヤリ手篭めにして穴という穴、タマというタマの快楽と技術をその身体に叩き込んで肉奴隷となったカワイ子ちゃんと見るという人生設計もすでにバッチシなので心配ありませんボクは大丈夫ですええ大丈夫ですって!大丈夫だって云ってるでしょう!なにがそんなに心配なのさ!こここのジェントルメンを捕まえてよおお!ええ?おお!
ま、そんな感じで2年目突入。
同じ東北勢であるモンテディオ山形第一王子・ベガルタ仙台第二王子の両名も次も同じJ2仲間でありました。弱えな東北勢。
***
今週はどこをどうしても買い物へ行けそうにないのでクロネコブックサービスで兎菊書房の漫画雑誌「EDEN」(エデン)を注文する。1冊のみの注文だから送料が少し勿体無いかと思ったが、よく考えりゃいつもこの何倍もの交通費をかけて本を買いに上京してるじゃんか。いやよく考えなくても。
10月3日(日)「徹夜明け」
『Jリーグプロサッカークラブをつくろう!』(DC)を購入。我がチーム「イーリスいわき」、J2で産声をあげる。J1チーム空白地帯である東北地方より、中央の連中の持つ無意識のサッカー的差別意識に鉄槌を下し、かつ全国最大の面積を誇るここいわき市に一大サッカー帝國を建国したい所存である。だが差し当たってはめざせJ1。野望の道も一歩からということで、黙々と練習&試合をこなす。が、勝率5割と今一つはっちゃけない。眼にあまるほど劣悪な連携が原因だろうと考え、「連携強化」練習をさせる。すると小嶺と服部がまず上昇する。いい感じだ。でもふたりはGK。正GKと控えGKの禁じられた連携プレイ。道はけわしいと感じた。
なんとなくYAHOO!シンガポールにアクセスし『manga』で検索する。出てきた『Doraemon』のサイトのキャラクター紹介を辞書のちからを借りて読んでみる。
His mission was to save Nobita from poverty and from marrying Jiyan's ugly sister.
(彼の任務は、のび太を貧乏とジャイアンの醜い妹との結婚から救うことである)
とか
fourth dimensional pocket
(4次元ポケット)
とか書いてある。これらはまったくもって正しいのだが、missionだとかfourth dimensional pocketだとか書かれるととても可笑しい。ジャイ子のことをugly(醜い【反】beautiful、嫌な、不快な、まずい、不利な)っていうのが容赦がなくてとてもいいです。
他の日本マンガのサイトを探すと星里もちる『結婚しようよ』とかがあった。タイトルも『Let's get married』とそのまんまだ。さらにMLもやっているらしい。俺も星里もちるは好きだけどMLをするほど語りあうことがあるとはすごいなあ。
それ以外にはこんなのもあった。『anime』ならもっと出てくるんだろうと思う。
Akira(アキラ)
Barefoot Gen(はだしのゲン)
Blade of the Immortal(無限の住人)
Kaitou Saint Tail(怪盗セイントテール)
Kanata Kara(彼方から)
Neon Genesis Evangelion(新世紀エヴァンゲリオン)
Ranma 1/2(らんま1/2)
Rurouni Kenshin(るろうに剣心)
Sailor Moon(セイラームーン)
Sazan Eyes(3×3アイズ)
Slam Dunk(スラムダンク)
Tokyo Babylon(東京バビロン)
『Blade of the Immortal』こと『無限の住人』のサイトへ行ってみると画像がいっぱい置いてある。日本のファンサイトじゃこうはいかない。さっそくガシガシHDの肥やしとした。ほくほく。
三浦建太郎『ベルセルク』18巻、六道神士『エクセル・サーガ』5巻を購入。新キャラ「イシドロ」が登場してコミカル度を増すかと思いきやそれほど場を与えられなかったガッツサイド、淫猥さをいや増すファルネーゼ&断罪の塔周辺サイド。今後クシャーン勢もどう絡むやら。ファルネーゼ大好きな俺にはたまらんシーンもあるにはありますが、今巻は要素説明の段階なのでカタストロフィとはいかずちょっと欲求不満。しかし筆力は相変わらずの凄みであります。一方『エクセル・サーガ』も負けず(?)に新キャラ登場。それに相変わらずの連中の絡みで突っ走る。気のせいかこのマンガどんどん線が流暢になっていっているような。それがどうもパワーを減殺してしまっている、と思うのは俺だけか。