暗くも怖くもない帰り道。
11月29日(月)「垂れ流し。おしめ。」
ごばっと。大した説明もないままに。ごば。対象不明な文章は流れることも漂うこともなくログサルガッソーへと沈んでゆくのです。劣化しないメディアってイヤあネエ。
その耳をまる1日くらいかけてじっくりと削ぎ落としたい。鼻っ面にヤスリをかけて露出した鼻骨もさらに。そんな気持ち。そうして月を見るたび傷が疼くんです。そうして俺を思い出すんです。煮えたぎる憎悪と共に。なんてことは別に。ええ思ってやしませんて。しませんてば!水に流しますって!でもホントはつまりやすいから流しちゃダメなんですよ!
加納瑞穂(現草凪純)が素晴らしい。アバラがうく身体はどうかと思っていたが全然イケることが判明した。細いウエストの下でグラインドする腰のなんと艶めかしいこと!これほどイケるとは自分でも驚き。イケるイケるとはしたないですが。
岡田芽武は単行本に限る。クサいセリフも過剰な描き込みも歪んだ顔も雑誌連載時にはただただ煩くて、読んでいて疲れるだけだったが、単行本としてまとめて読むとそれが物語のうねりの中に取り込まれて特徴的な演出となる。誌面サイズが縮小される効果も大きい。俺的にホッとする。「ニライカライ」ダメーな俺も単行本ならよいかも。ね。
『百器徒然袋−雨』を読了。ただし「瓶長」はメフィスト掲載時に読んだのでパスした。感想としては「ドタバタと軽く楽しげ」。「うーん面白い」にはならない。個々の事件やらすれ違う感情やらが折り重なるように重層していく長編とは違い、1エピソードの中で完結してしまう短編だからしようがないとも思うが、中心が探偵イコール神の榎木津だからこそって気も。やっぱり長編が読みたいぞってのを再確認した次第。
再確認といえばブランクが開こうがやっぱりエルフはいい仕事ってのも再確認。HD容量がきびしくて音声は落としてないけど、女子のかわいさとエピソードの切なさ加減はさすが老舗。ブレンド秘伝のタレ妙味。手書き背景も美しい。蛭田シャチョーサイコーです!しかし大した選択肢もないままにキャラの照準が定まっちまったようなのですが、これはこれでよいので?2回3回とプレイのたびに選択肢が増えて狙えるキャラが増えるぜ方式?とりあえずボキとしてはとなりのヘソ出してる娘がいいとか思ってるんですがー。
セレクトボタンにそんな効用があったのかとヤラレ気分の『クロノクロス』。説明書を見逃していた模様でキーックヤシー!太陽の塔ツラの敵さんの表情変化にはおおプレステでここまでと正直ビックリ。やるねースクウェア。衛兵の服を剥ぎ取って変装、ハイ侵入ってパターンももはや芸と認知。ロープレは進化してません。シェンムーよ!世界を革命せよ!
昨日。秋葉原にてファミ通DC主催によるドリキャス新作ゲーム先行体験会みたいなのをやっていて思わず入る。狭い部屋の中にはヒトがいっぱい。人垣の隙間から覗くように見るとそこにはバーチャロンやらバーチャストライカーやらスペースチャンネル5やらぷよぷよDA!やらヴァーミリオンデザートやらパンツァーフロントやらタイトルわかんない将棋やらなんとかシーケンサーやらカプコンらしき2D格ゲー1本とスターグラディエーターやらなんかアクションものとかがありました。スペースチャンネル5はプレイしていたヒトがヘッドホンをしていたためにまったく音が聞こえず観客としてはえれえ味気ない。バーチャストライカーは純粋に面白そうでした。対戦してたヒトのレベルが肉薄していたせいもあるだろうけど。観るだけ観て全然プレイせずに退出。
担当のつけた「世界で一番自由な女の子」というコピーに入江紀子が「のらが自由で、他の関わる人々が不自由とは全く考えていなかったのですごく違和感ありました」と『のら』の後書きならぬなか書きでコメントしていたのにはハッした。のらのあのさまを見て我々(この言い方はおこがましいかも)はつい彼女は自由なんだと簡単に思ってしまうが、云われてみりゃそらそうだ。あの姿は、何を取り何を捨てるかの取捨選択の違いに過ぎないのだ。彼女のことをすごいと思ってしまう気持ちは自らの世界(定説?)に囚われているからだ。彼女が自由だとすればそれは単に我々の常識から自由であるというだけで、彼女は彼女の世界に囚われているに違いないのだ。いやはや足ってのはなかなか浮かないもんだねえ。(←解脱)
「ワタシにはまだやらなくちゃいけないことがたくさんあるの…(クロノクロス他)、ゴメンわかって、オープニングを観るだけで許してね」。というワケで『魔剣X』を起動。しかしうっかりコントローラーを握ってしまいあっさり香港ステージまで来てしまったところで現実復帰。なかなかオモシレーじゃねえかクソ。待ってろよ!クロノクロスが終わるまでな!と、心の中で叫んでコントローラーをそっと置く。
それとパソゲー『リフレインブルー』も購入。エルフの新作だ。いつ発売されたのやら店頭でバッタリ。エロゲーは普段ちゃんと情報を集めていないから、突然遭遇することになり焦る。この時期はやるゲームがたくさんあり過ぎてなお焦る。ああお前もか。基本的に心が貧しいので、あとで買えばいいやと余裕をかますこともできずにすぐ買ってしまう。店を出て銀行の残高を思い、日に日に高くなってゆく空を見上げる。つかれはてたかのように。まぶしそうに。地面にうつるボクの影などいつ消えてしまってもおかしくなく、接するモノから熱の放射を感じていられるのもそう長くはない。などと感傷的な気分に。でも手にはエロゲー。遠い目をして口に自嘲の笑みを張り付かせてみても、その手にはエロゲー。今ここで交通事故に遭って救急車の中で心停止、持ち物から身元をとバッグを開けると出てくるのはエロゲー。女子をナンパしていざホテルへ、ギシギシいってるベッドの脇の荷物の中にあるのはやっぱりエロゲー。ズシリと重いその荷物。取り繕うだけ見苦しい。あ、それから別に金にはそれほど困っちゃいないのです。もちろんあればあっただけよいので、いつも残高明細に増えろ増えろと念じてはいますが。
パッケージ裏を観ると「エルフノベルシリーズ第1弾」と銘打ってある。よくワカンナイけど第2弾に続くらしい。とりあえずエルフの新作って久しぶりな感じ。俺などはYU−NOのDOS版を買った以来なもんだからホンキで久しぶり。剣乃ゆきひろが去って、また蛭田社長がシナリオを書いてらっしゃるのでしょうか。ちょい楽しみではある。そういや同級生3はどうなってるんだ?
なんか自律神経失調ぎみなんじゃないだろうか、と思う今日この頃でした。
ここ24時間ばかり何をしていたかを考えると、7時間くらいが睡眠で、4時間くらいがゲームやらネットやらマンガやらフロやらメシで、13時間くらいが仕事でした。でし、た。あ。仕事をしている時間が1日の半分を超えると顔からは表情が消え、気分はダークへと滑り落ちていきます。脈絡もなく目を閉じては、肉親や親しいヒトの死を想像し、その感情をシミュレーションなどして、神経を責め蝕む悲しみにわざわざ身を沈めたりします。メシを喰うのを忘れたりします。ゲームもマンガもただ鬱陶しくて、ヒトの声もひたすらに耳障りで。嗜虐性は薄れ、何もしたくなくなり、ただただ空虚になります。すると、地中深くに眠っていた死のアダバナの根がぐんぐんと伸び始め、無数に芽をふきます。芽の成長に反比例して世界が縮小を始めます。しゅるしゅる、しゅるしゅる、小さくなります。芽はぐんぐん、ぐんぐん、大きくなります。芽が世界よりも大きくなり、そのなんとも形容し難い花弁を翼のようにおし広げたとき、死ぬ、のかも、しれ、ません。ので、そうなる前に、いざ、リフレッシュ!なので、あります。いざ。いざざ。
UOの話。これまでは街中をウロウロするだけの日々が続いていた。レンジャーだというのに森には恐くて入れない。というか街から出てない。そんな情けない己に終止符を打つべくいざ行動開始。とりあえず自分の強さをはかるべく郊外の林にいた犬コロにケンカを売ってみる。エモノは初期装備の弓と矢25本だ。串刺しだぜ!と意気込んだがあっさり矢を打ち切ってしまい逃走。メチャ追いかけられて本気で逃走。うええーん。ヒゲ面のオヤジが犬に追いかけられて全力疾走する姿は気の毒だ。己だと思うといっそう気の毒だ。ドラえもーんとか打ちたいところだが残念ながら逃げるのに手一杯なので断念する。
打ちきってしまった矢を補充すべく武器屋へと赴く。買い物初体験!店員の前に立ってVENDOR BUYとキーボードを叩くが、入力している間に店員に逃げられる。初心者向けアドバイスにあるとおり、キーに登録しておいたほうが無難らしい。なんとか買い物モードに入るが肝心の矢が売ってねえ。何件か武器屋を回ったが6本しか買えなかった。しようがないので武器を弓から羊飼いの杖に持ち替える。先っぽがグネっと曲がった羊飼いの杖。なんでこんなモンを初期装備として持っているのだろう。装備すると、ただでさえ地味だった外見がいっそう地味になり、とても冒険者には見えない。ヤケになってツバの広い帽子を買ってかぶってみると、農民か乞食にしか見えなくなった。つり竿も買った。一気に老け込む。心が。残金19GOLD。我知らず天を仰ぐ。
街中で見付けた狼を手なずける。やってることが本気で浮浪者めいてきた。名前はGONだ。「GON FOLLOW ME」と命令するとちゃんと着いてくるのでカワイイ。GONだけがボクの荒んだ心を慰めてくれる。GONだけがちゃんとボクを見てくれる。ああGON、ボクのGON。エサが切れたらボクのこの身体をキミに差し出そう。そしてボクらはひとつになるんだ、永遠にね。永遠に。などとトリップ。さしあたって現世にもキャラにも未練ありありなのでエサには鶏肉をやる。ちなみに拾った鶏肉。他にも空ビンとか本(英語なので内容不明)とかクロスボウの矢(1本)とかを拾った。ホームレスが都市部から離れようとしない気持ちがリアルにわかった気がした。UOって素晴らしい。そして憎い。
今頃という気がしないでもない『ウルティマオンライン』は、来月から始めるというonkusoさんに触発されて。動作環境やらゲーム内容やらを公式・個人を問わず色々なサイトで情報収集してまわっているウチにムラムラときてしまい、ついonkusoさんよりも先に購入してしまう。通信速度に不安を抱えていたにも関わらず。まあ買っちゃったモンはしようがないのでー、と微妙にニヤケながらさっそくプレイしてみる。
まわりを行く人々がみんな強そうでやり方ってものを心得てるぜ風に見えてなにやら恐い。俺だけが超初心者なのではという不安に苛まれる(ぶるぶる)。うわ馬乗ってる!ペット連れてる!いいなー(立ち直る)。俺も鷹とか飼いたい。めざせ鷹匠。でもまだ夢ね、夢。うふ。などと白昼夢をみているウチに広大な街にすっかり迷う。マニュアル内にタウン地図を発見するのは泣きそうになりながらも自力で宿屋を見付けて大喜びした後のこと。その後も街中をウロウロして落ちていたアイテムを意地汚く拾ったりする。爆発したりするワナかもしれないので怪しいモノは拾わないほうがいいという初心者向けアドバイスはLOGOUT後に確認する。はは…。
結果テレホ時間帯はキツイということがわかった。テレホ時間帯以外では移動中に一瞬引っ掛かるという程度だったラグが、平気で数秒くらい続いてくれる。長いと30秒以上続く。俺は通信関係にはまったくもってうといので、それが加入しているプロバイダのせいなのかUOサーバーのせいなのかは定かではないけれどもとりあえずキツイ。まあテレホ時間外にプレイすれば済む話なので、今より高速で今と同じくらい安定したプロバイダへの乗り換えも考慮には入れつつ、しばらくはこのままで行こうと思う。それよりも問題なのは英語。もうヨワヨワ。ペットの上に表示されている「tame」が「なついた」という意味だということを辞書で調べて今日初めて知る始末。こればっかりは俺ががんばるしかないのでハイがんばりますです。あと分厚いマニュアルもしっかり読まねばねー。と思う。
『死刑執行中脱獄進行中』は短編集。いいなあコレ。荒木飛呂彦的仕掛けの数々と畳みかけるような展開にはうれしくなってしまう。でも主人公にジョジョの登場人物である岸辺露伴や吉良吉影を起用する理由に商業的以上のモノを感じないのはチト残念。ドルチの話がワリと好み。ところであの浮浪者はやっぱり逆恨みだと思う。召使いのほうはともかく。
しばらく荒木飛呂彦にふれていなかった分余計に楽しめた。もっとヤレ。とか思ってたら週間少年ジャンプ12月7日発売号からジョジョの第6章が始まると帯に。一応新連載ということらしい。そういや5章の途中あたりからちゃんと読んでない。今度まとめて買ってこようかな。
不可侵性と不文律をまとったピアノの女王がそこに居た。その叩きつけるように舞う鍵盤上の指使い、超絶技巧に震えるばかり。普段プロと自分を比べることなどしないのに、女王と自らをわざわざ比べてみて、スゲエ俺にはできねえなどと分かりきったことを思ったりする不毛は、女王にかしずくための内的儀式のようで、歯軋りせねばなるまいとも思うが、口は呆然と開かれ、うめき声すら切れ切れと漏れるだけ。でもそれも慣れてしまった晴天の霹靂のようなもの。そうまで衝撃を受けた対象である女王の名前すら、ニュースが次の話題に移るとロクにおぼえていやしないという、平衡感覚のための優秀すぎる忘却機能。たしかAで始まるなんとかサン。紹介にすらならないね。
頑固者だけが 悲しい思いをする
変わらないものを 何かにたとえて
その度崩れちゃ そいつのせいにする
シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく
変わらない夢を 流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を
見たがる者たちと 戦うため
(中島みゆき『世情』)
という歌詞の気分をネットを徘徊していて味わった。それが自分の外側にではなく内側にだったので、とても気分が悪かった。
ところで、「秘技 微笑み返し」の元ネタってなんでしょう?どうも私がコレを知ったのはパロディとして派生したモノからのような気がします。検索をかけてみても、創作ファンタジー小説やらサイト管理者のプロフィールしか引っ掛からずトホホな感じです。なので、もし知っているヒトがいたら教えて下さい。気になって仕方がない。
などということは、こんなへんぴな場所にではなく、もっとヒトの集まる掲示板にでも書けばいいのですが、くやしいのでここでいいです。気長に待ち。
ふたつめ。appendix。俺より3つも歳下のオノミツさんという方のページ。文章からあふれる知の放逸を前にして生まれか育ちかと現在から逆算する虚しさに嗚咽を漏らす。ああにくらしい。にくらしいがにくらしい。そんなページ。無断。
みっつめ。富沢ひとし『エイリアン9』1〜3巻(完結)を購入。これまでタイトルに惹かれて手にとってはみても、ロリな絵柄で棚に戻していた作品。しかし読んでみると絵と展開の凄まじさに打ちのめされる。それとわずか3巻でここまでキャラ造形が変わるのはスゴすぎる。かすみなんて誰だかわからんよ。
よっつめ。サカつく13年目。
いつつめ。ジオシティHP容量8MB増量。つまり合計12MB。テキスト主体のページにとっては宇宙的に広大。ウチなんてまだ500KB強。塵。
むっつめ。のっぺりとした昨日と今日と明日に遊泳。強がり。
というアプローチはダメですか?ダメですね、ハイ。
京極夏彦『百器徒然袋−雨』、多田克巳『百鬼解読』を購入。
同人誌カンソー。2本。のみ。
●『B.O.D VOLUME4』(放送塔)
2編。TAGRO『P.R.E』と巨匠市川大先生『バナナブレッド2001』。
『P.R.E』会社にいいように使われている小柳は、ネットでの女性の知り合いの甘い言葉に舞い上って会社を辞める。が、辞めぎわ社長にこっちの仕事を荒すなとねちねち釘を刺され、舞い上がった勢いそのままに落ち込む。まったくそのつもりだったからだ。慰めを求めて電話したその女性にもフラれ、自分のことを好きだと云った出版社に働く女性(名前不明)のもとへ行くが…。均一な線で描かれたのっぺりとした独特の絵柄の中で、巧みな表情と構図のうまさが光る。手書きの文字にも妙味がある。俺この絵好きだわ。話もなかなか。自己嫌悪の痛みは肉体的な罰によって救われる。そうとばかりは限るまいが。
『バナナブレッド2001』は「ある晩突然ダンナがロボットになって帰ってきた」というセリフそのまま。顔の両側についたトゲパーツがカッコイイぜ!
●『ALL OUR YESTERDAYS』(骰子)
『有刺鉄線歌』『きつねのよめいり』という作品の予告編マンガ、及び各種設定集&ダベリ。予告編が悪くなさげなだけに分量的にこれでは欲求不満もいいところ。続きは?続きは?しかしひとつの輪郭に何重にも線を引いた冬目系を絵柄やるなら、話くらいは脱冬目系にして欲しいような。設定集を観ると違う路線もあるにはあるが。あまりにもこれではさー。
台湾の震災で高騰したメモリーの価格もだいぶ戻ったって聞いたけど、まさかポケモンの初回出荷量にまで影響していたとは知らなんだ。初回180万本って金・銀あわせてそれだけなのか?それだけじゃソフトカツアゲするガキがまた出そう。そういや子供の射幸心をあおってるってんで任天堂オブアメリカが子供の親に訴えられたとか聞いた。スゲエ。そのうち貴重な空気を余計に浪費してるってんで人口の多い中国やインドを訴えてくれるだろう。
えー明日はパソコンの前に居ないので更新はないっす。無駄足は歓迎するけどすすめませんので。よろしく。
●『CHRISTMAS GREETINGS』(ケネディU.S.M.)
クリスマスの電飾の豪華さで毎年争うアーニーとボブの今年のクリスマスの話。一見した印象よりはるかに表現力豊かなザクザクとした線で描かれた絵は、綴られるエピソードと同じようにスタイリッシュ。セリフもよどみない。うまい。
●『take a nap』(girl-ic)
不倫相手(もしくは愛人)澤村さんの援助で越してきたアパートに次々訪れるヘンなヤツラ。でも主人公エビハラは今日もお昼寝。という話。前回のコミティアで買った『exit』も次々不思議なヒトたちが現われる話だったが、それらが向こうからやってくるのかコッチから行くのかが違う。なにか心境に変化でも?個人的には『take a nap』のほうがよい。
●『花も嵐も』(Hee-Haw)
「年齢差のある恋」をテーマに3人の作者の3つのお話。1つは明治時代の学生と下宿先の娘「清姫」、1つは研究所の天才児と女性所員「これからもういちど」、最後は失恋したばかりのサラリーマンと小学生「南の島で」。大人と子供の男女の組み合わせの違いはあれどそれぞれに共通するのは、子供の純粋さとしたたかさを併せ持った強さにやられちゃう大人ってところ。一番ぐっときたのは設定が一番自分に近い「南の島で」。「臆病で怠惰なオレの得意とするブレーキ/それは年々強くなっていく/恋愛にも仕事にも思いどおりにブレーキを/そうすれば不幸にも幸福にもならないですむ」ってセリフにボディーブロー。ボディーは地獄の苦しみだぜ。そんな言葉が頭をよぎる。小学生の水着姿と一年後のセーラー服姿にぐっときたという説も有力。このえげつなさは商業誌向きじゃないかな。
えー、主にサカつく狂いな日々。我ながらこの長持ちはミラクル。
白土三平『カムイ伝』10〜12巻(文庫)、柏木ハルコ『ブラブラバンバン』1巻を購入。
| サークル | タイトル |
| JUNGLE KNIGHT | 『CHAIN』『CHAIN2』 |
| 高速脳クラッシュ | 『純粋遊戯 幻想精神』 |
| 突撃蝶々 | 『ユリイカ』『ミズタマ』 |
| 少年ケン者 | 『天命天使 001』 |
| Hee-Haw | 『花も嵐も』『ビタミン』 |
| 渦巻蝶蝶 | 『レプリカ』 |
| girl-ic | 『take a nap』 |
| Girlish! | 『LOVE REVOLUTION!』『VIVIDAS』 |
| 放送塔 | 『B.O.D VOLUME4』 |
| 筆屋筆男 | 『CHAMBARA WORLD』 |
| 植物図鑑 | 『Imitation Greens』 |
| 骰子 | 『ALL OUR YESTERDAYS』 |
| ちくちくNET | 『kidology 1999』『50−50?』 |
| 獣人本製作委員会 | 『月ト日』 |
| METAL ZIGZAG | 『さみしがり屋のポックリ』それとタイトル不明が1冊。 |
| 郷民 | 『パパママボクの家』 |
| SPINDLE | 『DRY DIE』 |
| HAKASE LAB | 『CAN'T DELICACY』 |
| オヨグネコ | 『光の泡+』 |
| NEWM;KZ | 『聖傷図』 |
| ケネディU.S.M. | 『CHRISTMAS GREETINGS』 |
隠喩とかではなしに言葉どおり。腕時計が電池切れによって。実は先週にも一度止まったのだが、そのときはいつの間にやらまた動いていたので、時間をあわせてそのまま使っていた。けど、今日はダメらしい。何度時間をあわせても1秒ごとに遅れ続ける。しかたがないので時計屋で電池を交換してもらう。1,260円。止まった針がまた動き出した。1分間に60回の正確なリズム。清廉な針の動きに生きた心地。現実との確かな連動。ああ。あと何度止まるのだろう。こいつは。俺は。
あーさて。
時計繋がりで思ったこと。以前目覚まし時計が止まったのはいつか。電池を交換してその機能を再び呼び覚ましたのはいつか。交換した記憶はあれど、それはいつのことであったか。皆目。不如意なメモリーに嘆き。それよりも以前交換したときに判明したことがふたつほど。
ひとつは、交換した翌日の朝、狂ったベル音に叩き起こされて、これこそが本来の目覚まし音であり、今までの音がいかに弱弱しく衰弱の態であったかということ。
そしてもうひとつは、数年間に渡ってじょじょにはかなくなってゆくその音に、私自身慣らされていたということ。それは仕事に遅れてはならないという危機感とあいまって私の眠りを浅いものにし、望むと望まざるとに関わらず聴力を鍛えられていたという事実。実に数年間に及ぶ目覚まし時計による所業。その善悪の彼岸。そのさまは忍者が日々成長する幼木を飛び越しているうちに、気がつけば見上げるような大木をもひとっ飛びできるようになっていたという説話に似ている。似ているとも。そうして手に入れた超聴力デビルイヤー。でも電池交換後のけたたましい音にやられてあっさり喪失。まあしょせんデビルイヤーは地獄耳だしー。
あのまま電池が切れずに音が小さくなり続けていたのなら、世界の音という音にか細い心をすり減らされて、ほどなくしてグッバイリアルワールド、ヘローユートピア。千載一遇の機。なんてこと。
今度はいつ目覚ましが止まるやら。いつ換えたかは記憶にないが、そろそろという気がしないでも。夜中に止まることを思うとハラハラドキドキうっとりじゅるる。遅刻の理由に「目覚ましが止まっちゃって。てへへえ(じゅる)」を使える日を消極的に待ち。「未必の故意は故意なんだよ」。そんな言葉に耳をふさぎ。緩慢な死への希望にも似て。
んでコミティア。行ってまいりましたともさ。しこたま買いましたともさ。これから読みと整理にかかるですハイ。
胃にうずまくような痛み。集中して観てしまうのが恐くて、ネットや本に気を散らしながら。カザフの先制点に凍てつきながら。手をこすりあわせ。過呼吸ぎみに。時間とともに気を刻まれながら。中田のセンタリングに平瀬のヘッド。同点ゴールに髪をかき乱し、歯をむきだしにして。うずはその回転をさかしまにする。逆転ゴール。中村から平瀬。喜、喜、歓喜。3点目、中村。FKはそのままゴールへ。巻き戻されたうずが静かに消える。見惚れ、軽く笑う。あはは。なんだ。ああ、なんだ。試合終了。拍手。オリンピック出場決定。パチパチパチ。
以上が1サッカーファンの蠢動。マニアでもオタクでもなくファンらしいファンのそれです。いやえがったえがった。オリンピック出場決定オメデトウ!本選じゃこれに小野も加わりますか!どうすんですか!ヤナギは復活しませんか!まあガンバって!ボクはまた胃を痛くして観るばかりです!サカつくではU23代表監督更迭されてどうなることかと!つまり俺更迭!イヒー!
明日は東京ビッグサイトにてコミティア50が開催されます。行ってきます。東京ビッグサイトはバカみてえに広いので多分迷います。違うホールでやってる「第9回 ワールドキャラクターコンベンション」だとか「コミックライブ in 東京 18」だとか「平成11年度(第38回)農林水産祭 実りのフェスティバル」だとかに知らずに参加している危険性大です。不安です。「実りのフェスティバル」。不安です。それと今回は事前に『ティアマガジン』を買ったけれど、前回のコミティアのときに本を買ったサークルくらいしか結局分からんということが分かったので、やっぱり端から総舐めずりの予定です。舌先にツンとくるものより、苦味のきいた作品に出会いたいものです。ワケわかりません。自分が。
劣等感 カテゴライズ
そういうの 忘れてみましょう
終わりにはどうせ独りだし
此の際虚の真実を押し通して絶えてゆくのが良い
鋭い其の目線が 好き
(椎名林檎『本能』より引用)
「よ」。たとえば声。たとえば目。たとえば手のひら。たとえば髪。たとえば影。たとえば鋳型としての世界。そんなものにすら怖れおののく己を恥じ。人生を旅になぞらい。安い答えに喉をうるおし。満たされない渇きに喘ぎ。声を失い。手段を失い。その絶え間のなさに細切れとなる。ならば。肉の一片までを。道のつぶてまでを。己とし。あらゆる点と線に。偏在せよ。
不明な意味は亜空間へ。ボクもテケトーに。アナタもテケトーに。ケタケタ。レチュゲー。ダダダ。
新しい朝が来た。希望の朝だ。喜びに胸をひらけ。大空あおげ。ラジオの声に。すこやかな胸を。この香る風に。ひらけよ。それ。イチ。ニイ。サン。
そんな気持ちのいい目覚めで始まった今日という無二の日(虚偽)。とりあえず胸はひらけ、らしいので、目覚めに一番うんとのびをして身をよじると、グゴグギギと色々な所から音がする。もっと威勢よくビシビシとかバキバキとかすればいいのにと思う。しばらくボンヤリとしてからテレビを点けると、見知らぬ番組が素人とおぼしき女性の体験談を再現フィルムとして流していた。むごい。なんてむごい。なんて恐ろしい。そこには高校時代の彼女の体験を再現するために、わざわざセーラー服に身を包み寸劇をする中年女性の姿があった。それは滑稽というにはあまりにむごい光景だった。いったい何がこの中年女性を斯様に凄惨極まりない仕事へと走らせるのか。これは歪んだ社会態勢が生み出した澱のひとつの表出に他なるまい。とか思う。
外出
外へ出る。バスで駅へ。駅でキップを買い、電車の時間まで時間をつぶすためCD屋に入る。マキシシングル椎名林檎『本能』『幸福論』を買う。本屋に入る。白土三平『カムイ伝』7〜9巻(文庫)を買う。電車に乗って『カムイ伝』を読む。江戸時代の武士、浪人、商人、百姓、下人、非人、忍者などがそれぞれの世界を持ち、それぞれに虐げ、虐げられ、そして戦う話。もう30年くらい前の作品。この年になって初めて読む。スゲエ面白い。なんて言葉はかえって陳腐で失礼ですらある。読んでないヤツは読むべき。じんわりと読み進むうちに電車は終点へ。
東京
電車を乗り継いで神保町に着。あたりがやたらとにぎわっているのはナゼ?と思ったら毎年恒例の古本市が開催中だった様子。去年も一昨年を来てから気付いた。たぶん来年も。とりあえず古本一帯から遁走して古本屋でない本屋へ行く。『ドリームキャストマガジン』(早売り)、自主制作漫画誌展示即売会コミティアのオフィシャルガイドブック『ティアマガジン』、猿王こと寺田克也の全仕事集つまり画集な『寺田克也全部』を買う。『カムイ伝』とCDしか入ってなかったバッグにずしりと加重。ミシリと骨。身体をこころもち左へ傾けながら次と次の本屋へ。いしかわじゅん『漫画の時間』、夏目房之介『マンガの力』、大塚英志+森美夏『木島日記』1巻、落合尚之『黒い羊は迷わない』1・2巻、山本鈴美香『エースをねらえ!』2・6・7巻(文庫)を買う。もはや肩掛けのバッグには入りきらないので、本屋のビニール製手提げ袋で持つ。わざわざ電車に1時間も揺られて訪れた神保町も、3店舗(オール本屋)を回っただけであとにする。そしてオタタウン秋葉原へと向かう。徒歩で。過剰な電飾と人波をくぐりぬけ電気街なのに本屋の中へ。『乱漫』vol.3、DISTANCE『部長より愛をこめて』2巻、TAGRO『コールドメディシンA錠』、天竺浪人『WILD FLOWER』を買う。オールエロマンガ。略してオーエロ。この4冊の購入によりもはや個人としての積載能力は限界値に達したので帰る。肩が本の荷重で強制的に凝らされる。
駅、ホーム
時間を気にせず駅のホームへおりると、目的の特急までまだ1時間以上あることが判明する。しかたがないのでベンチにて『ティアマガジン』を読み始める。そういや今日は池袋のサンシャインシティだかで『コミックレボリューション』という同人誌即売会があったらしい。先日告知サイトにて会場の説明を読んだが、「ジャンル:リーフ」で1フロア確保していた。私の嗜好の方向性と違うようなので参加は見合わせる。「CCさくら」というジャンルも確認した。
特急、そして。
ガタゴト揺られて『カムイ伝』を読む。オモローイ。あっという間にホームタウンに着。荷物かかえてバス乗り込み。無事帰宅。なんか色んな電化製品が点けっぱなしだった。憤る。そして日記。つまりコレ。ひさびさに長め。えへん。あ、『無限のリヴァイアス』観忘れた。とほ。