某電機メーカにて

実は、この話は某業界誌で、一度暴露したことあったっけな?(笑)
 
この話は、バブル絶頂期に、某電機メーカに勤めていたころの話。。。
部署は、国内営業部門。バブル期でしたから、そりゃあもう売れに売れて。。。
 
電機屋さんとかで、 
『現品限り』っていう、新古品扱いみたいな、ちょい安の、電化製品って
ありますよね。あれっていうのは、販売店の判断(というかリスク)で
展示品を安く販売している事が多いんです。
 
ところが、販売力のある量販店あたりだと、『展示が終ったから返すぞっ』
ってな調子で『元新品、帳簿上も新品』の可哀相な製品が、わんさか
メーカーに戻ってきます。販売力のある、量販店で展示されてたわけ
だから、モノは、どういう状態になっているか、、、
 
さて、大量に戻ってきた『元新品』は、どうなるかっていうと、
社員に捨て値で販売するというかといえば、それがちょと違う。。。
(社員割引が意外に高いことは、また別の機会に・・・)
 
簡単にいうと、キレイにして再生し新品として売るです。
ねっ、悪質でしょ(笑)
 
工場とか、他の営業所とかから人がかり出されて、
そりゃもう、ぴっかぴかに磨きをいれます。
アルコール、化学ぞうきんで、中性洗剤を片手に、
気合いと根性でピッカピカに再生。
 
箱、梱包部材だけは、新品のものを入手します。
工場の人に、新品ぽい箱のつめ方を教えてもらって、
それっぽく梱包。検収とかって、うそっぱちシールをはって、
適当にそれっぽいシリアルナンバー『元新品を意味する隠し番号がはいってる』
を打刻(ちゃんとそういうマシンがありました(笑))して、
ハイっいっちょあがり。
 
んで出来上がった新品は管理倉庫に送られます。
(営業所からの方が秋葉原にはぜんぜん近いのに...(笑))
倉庫から、何くわぬ顔で出荷された、元中古品は、
何ごともなかったように、店頭に並ぶわけです。そして、もちろん
ほんものの新品と同じ価格で売られていきます。
 
 
きれいならいいじゃんか。と思うなかれ。
テレビなら、ブラウン管、駆動/機械系ならベルトやモータ等々、
消耗品はそのままですから、確実に中身は中古そのものです。
 
あっ、このメーカーね。その筋じゃ、ソコソコ名の知れたとこでしたよ(笑)
 
 
 
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