採集レポ−ト
〜ウラクロシジミ編〜



 三月十四日、生物部員二名と顧問の先生とで、滋賀県某所へウラクロシジミという蝶の卵を取りに行きました。
この日の前日の天気予報は降水確率30%というなんとも言えない微妙な予報だったのですが、当日は晴れでした。
この晴れというのがけっこう裏目に出たりもしたのですが・・・
 午前八時半。ぼくはもう一人の部員と地元の駅にて合流し。顧問の先生との待ち合わせの場所である、京都駅へ向かいました。
京都駅発の九時四十何分だったかの電車に乗る必要があったため、この時間だとちょっとやばかったのですが、 運良く快速がすぐに来てくれたおかげで少し余裕を持って駅へと到着しました。
この駅で先生と合流し、湖西線へと乗り換え、あとは目的の駅へ到着するのを待つだけです。
目的の駅(具体的に書くことは勘弁してください(^^;)へ到着し、ウラクロシジミが取れるポイントへと向かって歩き始めました。
このポイントは山の峠を越えたあたりにあります。だいたい標高600だったか700だったかあるそうです。
最初のうちはずっと舗装道路が続いていました。その舗装道路が終わって登山道に入る手前のトイレにて、フユシャクという蛾を先生が見つけました。 フユシャクと言う蛾はオスは普通の蛾と大差ないのですが、メスのほうは羽根がなく一見蛾とは思えない風貌だそうです。
その蛾を一通り捕まえて、いよいよ登山道へ入り山登りを開始しました。
 その工程は至難を極めました。管理人は日ごろの運動不足と不規則な生活のせいで体がかなり貧弱になっており、半分も行かないうちにバテバテ になってしまいました(^^;。でも僕以外は全然平気な様子でした・・・
途中には滝があったりなんだか珍しいとんぼがいたりして、僕以外の二人はカメラで写真を撮っていましたが管理人はあまりのしんどさと 暑さ(この辺が裏目にでた点。予想していたよりかなり暖かかった)のせいで何もかもがどうでも良くなっていたのであまり覚えていません。(笑)
 途中昼食を含め三回ほど休憩を取り、雪が残る泥道や、峠を越え約一時間ほどして、ようやく目的のポイントへ到着しました。
ウラクロシジミの卵はマンサクという木の新芽の根元のあたりにあると事前に聞いていたのですが、 どれがマンサクで実際にどんな感じでついてるのかさっぱりわかりません。
まず第一号を先生が発見され、それを見せてもらって、やっとどんな感じかわかり、その後は全員バラバラになってそれぞれで卵を探しました。
 それから30分ぐらい後に卵らしきものを二つ発見しました。しかし、それはなんだか黒ずんで見え、死んでるような感じでした。
近くに誰かいたならば、見せて意見を聞いたのですが誰も見当たらなかったので死んでそうだからいらないやということでそのうちひとつを捨ててしまったのです・・・
その後一時間くらいで四つ見つけたのですが、どうもそれも僕には黒ずんで見えました。とりあえずこの四つは採集して、いったん先生のところへ取ったものを見せに行きました。
先生によるとそのうちひとつには小さな穴があいており、寄生蜂に寄生されてるかもしれないがほかの四つはちゃんとしてるということでした。
最初に捨ててしまった卵とよくにた色のものも大丈夫だということは、どうやらあの卵は死んでなかったようです・・・・大失敗です。
その後しばらく探したのですが結局それ以上は取れず四時半ごろ山を下り始めることになりました。
帰りの途中でクワガタのいそうな立ち枯れした木を二本くらい削ってみましたが、結局カミキリムシの幼虫しか出てきませんでした。
 しかし、この帰り道でうれしい誤算がありました。登山道に沿ったところに一本はぐれてマンサクの木が生えていたのです。 先生は以前来たときにその木をチェックしたそうなのですがそのときは全然いなかったのでその木のことを無視していたそうです。 とりあえず探してみるとまず僕が一つ、その後もう一人の部員が一つと計二つ見つかりました。この木を最初に調べ始めた先生は残念ながら見つけられなかったのですが・・・・
 最終的に僕は五つ、もう一人の部員が三つ、先生が四つ?取れました。 先生いわく、以前来たときにはもっととれたそうで、どうやら年によってポイントが変わってるのだろうということでした。
 帰りはつかれきって寝てしまったので特になにも書くことがありません。

 あとはこの卵を成虫まで育てなければならないのですが・・・・・・うまく行けばまた飼育の様子をレポ−トみたいにして ここに掲載できるかも知れないです。

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