幼虫飼育方法
瓶飼育編

この方法は幼虫飼育方法としてはもっとも手軽で効果的です。
用意するものは、瓶(大型種1000ml以上、中型種800ml〜、小型種500ml〜) インスタントコーヒーの空き瓶が手軽でちょうど良いです。
あとは,幼虫の餌さとなる朽ち木のみです。 朽ち木はできれば採集したときの木を持ちかえり、ミキサーやコーヒーミルなどで 崩して使用するのが理想なのでしょうが、市販されている朽ち木マットなどでも支障はないです。
やり方としては、まずバケツなどに朽ち木を出してそれに水を適量混ぜます。
適量と書きましたがこの辺りは感覚なんでちょっと表現しにくいです。
べたつかない程度, ぐらいしか言いようがないです。しかし少ないと乾燥して幼虫は死んでしまいます。
(クワガタを大きく育てたいときにはここで朽ち木に他のものを混ぜるのですが、飼育暦の短い管理人はなにを 混ぜるのが良いのかという情報を持っていません。)
そしてこの水で湿らせた朽ち木を瓶に詰めます。
この作業には何か、すり棒ぐらいの太さ棒があると楽に行えます。
この棒をもちいて瓶に出来るだけ沢山の朽ち木を詰められるように固くつめます。
準備はこれでおしまいです。ただし、ひとつの瓶に入れられる幼虫は一匹だけです。
お互いを傷つけ合って死んでしまう恐れもありますし、何よりえさが不足してしまうからです。
あとは幼虫を入れるだけです。少しだけ朽ち木に穴をあけその中に幼虫を入れましょう。
このあと瓶のふたを閉めるわけですが、 木は瓶につめたあともどんどん発酵します。当然発酵するためには酸素が必要になるので通気を良くしておかなければなりません。
かと言ってふたに穴でもあけよう物ならすぐに朽ち木が乾燥してしまいます。
だから蓋は少しゆるめに締めてください。そうしないと酸欠で幼虫が死んでしまいます。
もし誤って閉めたままにしてしまった時で、幼虫がもぐらずに朽ち木の表面に出てきていたら酸欠の恐れがあります。 まだ幼虫が少しでも動いているようならば瓶の蓋をあけ、 しばらくそのままほうって置きましょう。運が良ければまた元気になります。

あとはこのまま次の夏まで置いておきましょう。あまり触らない方がいいのですが、たまに瓶の外から観察してみましょう。 おおきくなった幼虫が見えるかもしれません。
6〜9月ごろに幼虫は前蛹→蛹という時期を経て羽化し成虫になります。
クワガタは羽化後すぐには動きません。一月近くジッとして、体が固くなるのを待ちます。
クワガタが自分で蛹室から動き出すのを待っても良いのですが、一月も過ぎればもう人為的に崩してしまってもかまいません。
このあとの成虫の飼いかたについては成虫飼育方法を参考にしてください。



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