モノ。とにかくモノなのである。総帥はモノに弱い。洋服、靴、時計などの身に付けるモノ、ナイフ、拳銃、ライフルなどの危険なモノ、車、チャリンコなどの乗りモノ、バーボン、スコッチ、ソフトドリンクなどの飲みモノ…。モノとつくモノにはやたらと好奇心旺盛で、探求しないことには気が済まないのである。
モノにこだわりを持つようになったのは一体いつからなのか?かなり昔のことなのでハッキリした記憶はないが、おそらく小学校の高学年になる頃には既にそのような傾向が現れていたと思われる。サッカーのスパイクや野球のグローブなどにはかなり神経を尖らせたモノである。
さて、これまで一貫してこだわり続けてきたモノとはなんであろうか?
1番目に挙げるとすれば「靴」だろう。最初はスニーカーであった。アシックスになる前の「オニツカ・タイガー」は今では懐かしい思い出だ。オニツカの「タイパード」というスニーカーは総帥の最初のこだわりの1足と言っても過言ではない。
その後はアディダスと契約したため(ウソウソ!)スニーカー系統はほぼアディダス一辺倒できている。スニーカーだけではなく、サッカーのスパイクはかれこれ20年以上アディダスである。
最近のアディダスでのバカウケは「ウォーターモカシン」だ。その名の通り水の中でも使用可能なこの1足。アッパーはメッシュとヌバックのコンビ。ソールは半透明のクニャクニャ素材という面白靴。軽い涼しい水ハケ良いすぐ乾くと夏の外遊びには必携のモノ。初年度版のオレンジだけが総帥の中では唯一の「ウォーターモカシン」だ。それ以外のモノはクソ同然。みんなも探しまくってゲットすべし!
アディダスだらけの中で異彩を放つのが「チャンピオン」だ。チャンピオンは、総帥の中ではナイキと並んで「陸上部の用品」というイメージが強い。であるからして、一言で言えば「ダサイ」のである。であったと言い換えた方がいいだろう。ストリートバスケが流行る少し前、総帥はいち早くその流れを読み、チャンピオンの「5
on 5」というストリートバスケ専用シューズを入手したのであった。まだリーボックやナイキが専用のストリートバスケのシューズを出す前のことであった。白地にブルーのライン、ロゴ、内張りと色使いのセンスもバツグンなこの1足。今でも総帥のお気に入りであることは言うまでもない。
もう一つ知る人ぞ知る国産メーカーがある。「ヤスダ」だ。これは主にサッカー界では知れ渡っているメーカーで、現在は定かではないが、かの帝京高校サッカー部の御用達であったのだ。ヤスダは足型は日本人向け、良い素材を使用しているにもかかわらず安価と国産メーカーの利点をすべて備えている。サッカーシューズで比較してみると、カンガルー革を使用した最高級のモノで外国メーカーが25000円前後なのに対して15000円と「いいんですか?こんな価格で?!」状態だ。総帥が最近入手して一人で喜んでいるのが「ヤスダのトレシュー」だ。5800円という超お買い得価格で入手したこの1足。ハッキリいって軽い!足型はジャストフィット!自慢の1足であるにもかかわらず、使い込みたくなるという嬉しくも悲しい1足だ。絶対的強制的オススメ!
アウトドアの方面にも造詣が深い総帥は、当然ながらアウトドア系シューズに関してもウルサイ。昨今のアウトドアブームや街でアウトドアシューズを履くというファッションが定着したため、昔は手に入りにくかったブランドがそこらの靴屋に並んだり、手を出せないような高額のアウトドアシューズがお求め易い価格で市場に出回るようになったことは大変喜ばしい。反面、お前山なんか登ったことないだろう?的小僧どもがズルズル踵を引きずりながら歩いているのを見ると、靴が不憫でならない。
さて、総帥が本格的にアウトドアシューズの洗礼を受けたのは、「レッドウイング」と「大藪春彦」によってであった。大藪作品には「…レッドウイングのチャッカーブーツだ」とか「ネオプレーン底のチャッカーブーツだからほとんど足音を立てない」などのクダリが頻繁に出てくる。ここで語られている靴はいわゆる「白底のアイリッシュセッター」なのだ。
「レッドウイング」の靴は頑丈であるということ以外、ハッキリ言ってこれという取り柄はない。逆にデメリットの方が多いだろう。ヴァイブラム社製の靴底(いわゆる黒底)を張ったタイプはメチャクチャ重い。さらには靴の中での色落ちは呆れ返るほど激しい。「じゃあそんな靴履かなきゃいいじゃね〜か!」と言われそうだが、キチンとミンクオイルなどで手入れしてやれば、靴底を取り替えながら20年以上履けるその頑丈さにアウトドアのロマンがあるのだ。
猫も杓子も「レッドウイングのアイリッシュセッター」の昨今。当然ながら総帥は別のブランドを履く。フランスのメーカであるGalibier(通称ガリビエ)だ。これはファッション系のパラブーツ傘下の登山靴メーカーで、本格的なクライミングシューズのメーカーとして名高い。質実剛健機能一点張りの登山靴にあって、さすがはフランス!ガリビエはデザインが洗練されている。
ヌバック素材をつかったモノの中には鮮やかなブルーと細身のデザインの「アヴォリアツ」という秀逸な1足がある。ただこの1足、48000円とオネダンの方もスーパーなので、総帥も指をくわえて眺めているだけだ。
ガリビエおすすめの1足は、総帥も愛用している「アルプス」。シューレースで締め上げ、さらにベルトでフィット感を調節できる高機能な1足。オイルドレザーはキズがつけばつくほど風合いが増し、伝統のノルウェージャン方式を採用した靴底は信頼感バツグン。ハッキリ言ってシブイの一言。さらにはガリビエとしては破格の?30000円をちょっと切るオネダンは超お買い得!ヤスダに続いて絶対的強制的オススメ!
前述の「アヴォリアツ」のような激高額のために手が出ない「あこがれ」の靴というモノがある。1つはレッドウイングのアウトドアブランドである「ヴァスクのモンタナ」という1足。イタリアで作られた本格的なクライミングシューズで、オネダンの方はなんと!80000円をちょっと切るという「呆れてモノが言えませんね」的1品。
もう1つが「ガリビエのスーパーガイド」。これまた本格的なクライミングシューズで、仕上がりからいえばモンタナ以上のデキ!ここ数年総帥の心を引きつけ続けている1足。そして気になるオネダンの方は、70000円をちょっと切るというまさにスーパーな1品だ。
他にもダナー、映画「クリフハンガー」で名を馳せたアゾロ、今人気のクラークス、名門ドロミテ、オシャレなパラディアム…などなどアウトドアシューズの魅力は尽きない。