〜健康について語ろう〜 《体内時計》

  (栗田 直久) -2007. 1.28-


心臓は全身に酸素・栄養を含んだ血液を供給するという重要な働きをしていますが、 心臓も筋肉であり活動するためには自身に酸素を供給する必要があります。 その為の動脈が心臓冠動脈であり右冠動脈と左冠動脈の2本があり、 左冠動脈はすぐに左前下行枝と左回旋枝の2本に分かれています。 これら動脈の先端は互いに連絡し、一方からの血液が流れない場合、 他から補う仕組みになっているそうです。

5年前の定年時に医者の薦めで行った心臓の精密検査で、 私の心臓は右冠動脈と左回旋枝の2箇所に狭窄があり、 左前下行枝だけが健全で、 この末端の毛細血管がとても発達していて全てをカバーしているそうです。 そのお陰で心臓の痛みなどを発生した事がありません。

狭窄部分の治療にはバルーン療法とバイパス手術があります。 私の場合はバルーン療法を採用したが、カテーテルを通さないほど、 固く狭窄していたのでバルーン療法は諦め、 心臓に痛みなどがない状況でのバイパス手術はリスクが大きいので保留にしています。

この頃、吉治君と酒を酌み交わした時、 彼が「栗田君の心臓は軽自動車のエンジン、それなのに重い車体を引っ張っている。 ボディをもっと軽くすべきだ。」と言ったのが的を射ていて、忘れられない言葉となっています。

その後の5年間、半年毎に外来診察を受けていましたが、 健全な部分に異常があったら大変だとの事で、 もしも新しい狭窄部分が見つかったらバルーン療法を行う約束で、 今月、2泊3日の心臓カテーテル検査で入院をしました。 結果は新しい狭窄箇所は発生してなく無事でしたが、 医者は「あと2年間は大丈夫でしょう」との事。 もっと長く保証してほしかったのですが・・・

今回の入院で、夜、眠れない事が一番辛かったです。 原因はきっと体内時計が壊れていたからだと思っています。 定年後は”寝たい時に寝る”など自由気ままな毎日を過ごしていたので、 サラリーマン時代のように、毎朝、太陽光を浴びていなかったのが最大の原因でしょう。

生活のリズムが狂うと睡眠の質が落ち 「夜なかなか寝つけない」「昼間眠くてたまらない」「朝起きるのがつらい」など、 睡眠に関してさまざまな問題を抱えてしまいます。 その大きな原因は、いつでも見られるテレビ放送、 インターネットの長時間利用などで生活が夜型になっている事です。

人間の脳には「体内時計」と呼ばれるメカニズムがあり、 昼間は覚醒し、夜には眠くなるように一日のリズムが調整されています。 夜更かしを続けているうちに体のリズムが狂い、 夜になっても眠りにくく、眠りが浅くなってしまうらしいです。

解決策は、朝起きてすぐに日光を浴びれば体内時計が調整されるそうです。 もともと「体内時計」は一日25時間の周期で覚醒と睡眠のリズムを刻んでいますが、 朝起きて太陽光を浴びることによって24時間に調整されるとの事 。 太陽光のほかにも、会社や学校へ行くという社会生活のリズムや、 規則正しく食事をするといった活動も調整の要素になるそうです。

そこで「体内時計」の働きを妨げず、心地よい眠りを得る方策を調べてみました。、

今の私はNHKの「ラジオ深夜便」(11:20-5:00) のリスナーになっています。 このリスナーを卒業して、ぐっすり睡眠できる生活に戻りたいものです。 (了)