〜ITについて語ろう〜 《デジタルビデオ編集機》

  (栗田 直久) -2007. 2. 1-


TV放映は2011年7月からはアナログ放送からデジタル放送になります。 私がTV録画しているDVDレコーダーでは現状のアナログ放送とアナログBS衛星放送は HDDからDVDへの複写は簡単に出来ます。

最近、薄型TVが普及して来ましたが、 WOWOW等のBSデジタル、地上デジタルテレビ放送(NHKと無料民放)のようなデジタル放送は 「1回だけ録画可能」となるコピー制御がかかります。 コピー制御がかかっても、自分のDVDレコーダーで番組をHDDに録画し、 その番組を観賞して、観賞後に消去してしまう使用方法なら問題はないです。

このコピー制御がかかり困るのは、 DVDに複写したくても簡単にはダビングが出来なくなる事です。 私のDVDレコーダーでコピー制御ががかっている番組をDVDへ書き込む場合は、 VRモードでフォーマットしたDVD−RWを使います。 そして、ダビングが終わるとHDDに記録した元番組は削除されてしまうので 「ダビング」より「移動した」が正しい表現です。 しかし、せっかく作ったDVDでも他のDVDプレーヤーでは認識されない事があるのでガッカリします。

 《デジタルビデオ編集機》
前面背面

コピーガードを除去しての複製は、たとえ私的複製であろうとも禁止されています。 過去には、「コピーガードキャンセラー」と呼ばれていたものもありましたが、 1999年10月の法改正により、コピーガードキャンセラーは販売が違法になりました。 そこで、機器名を「画質安定装置(デジタルビデオ編集機)」等に変更し、 ダビング編集する際に劣化した画像をよみがえらせるために開発された合法的な製品としています。

複製するときは映像出力→画像安定装置(デジタルビデオ編集機)→映像入力のように接続し、 音声はこの機器を介せずに直接 接続します。 このような接続だけで、なぜかDVDコピーガードが解除されてしまう事がありますが、 故意的に解除する事は不当なことですが、 なぜか解除されてしまう画像安定装置(デジタルビデオ編集機)は国内的には合法らしいです。

使用目的はあくまで映像を綺麗にするものだからです。 映像を本機を通せばコピー制御が解除される機能がある事は仕様説明書には記載されていません。 その為、画像安定装置(デジタルビデオ編集機)は違法・合法の境界線上にある機器だと思います。

業界もデジタル放映に対して「コピー制御」をかけるのは考え直して欲しいものです。 2011年にアナログ放送が無くなり、 デジタル放送のみになった時は簡単にDVDへコピー出来なくなるので大問題になる筈です。(了)