〜ITについて語ろう〜
  Windows Vista と私のPC
   (沼田 吉治) -2007. 2. 7-


パソコンを買ったのは現役引退時の1999年の秋、いまから7年数ヶ月前、 それまで仕事ではワープロは使っていたのですが、パソコンは別次元の世界でした。 購入したのはWindows98、PentiumV800Mhz、メモリー128Mb(後に384Mbに増設) HDD8Gbという当時では最高のスペックでした。

ただ はじめて触る機械だったので皆目操作が分らず、 また周りに教えてくれる人もいなかったので苦戦しました。 これは今でもそうですが…。 PC購入を今で言うBTO形式でオーダーしてくれた義弟に電話で聞いたり、 雑誌などを切り抜いて覚えたり…六十の手習いは 涙なくしては語れません。

一年ほどして デジカメで写真を撮って製品カタログを作ってくれないかと言う話があり、 どうせ遊んでいるのだからと軽い気持ちで引き受け 今の職場に通い始めました。 当初は苦労しましたが、 仕事内容は若い頃に携わったことだけにソフトも使っていればだんだんと覚えてきて 今では特定の画像編集ソフトに限ればベテランの域と自負しています。

ただ このソフトがマイクロソフトでは3年位前に製造中止にし、 またWindows XPでは時々印刷指示がうまくいかず、 職場のPCでは2台並べているWindows 98にデータを移して印刷しています。 そういうことで仕事内容に限っていえば、ソフトの扱いには慣れましたが、 ハードの部分、バイオス、とかレジストリとか出てくると もうちんぷんかんぷんの現状です。

PCに向かうのは殆ど職場のため、 自宅のPCは休みの日のほんのメールチェック位であまり使わなくなりましたが、 ここのところ性能的に動作が非常に(特にウイルスソフトの影響)遅くなり、 さらにインターネット環境でトラブルが続くようになりました。 ちなみに自宅付近は農村地帯のため「光」は区域外、 やっと入ったADSLも基地局から3.8Kmの遠さです。

また、Windows 98のサポート終了でウイルスソフトもサポートしなくなるしと、 時々 からかいに行く家電店のPC売り場でPCの寿命を超えていると言われても 買い替えを先延ばししていたところ、 正月にほろ酔い気分で出掛けてNECのPC、Vista発売前で大幅に値引きされていたのを 深く考えずに購入してしまいました。

スペックが私の考えていたWindows XP home、PentiumW約3Gb、増設して1Gbメモリー、 HDD250Gbと申し分なく、 また 今まで使っていた図体の大きいタワー型本体とディスプレイに比べてなんと上品でスマートなことか、 しかもTVは映るし(もっとも見ることは余りありませんが)、 操作マニュアルはこそばゆいくらい丁寧、至れりつくせりです。

至って満足していたところ、分かってはいても一ヶ月もしないでVistaの発売、 しかもXPのサポートは2年後まで、 せっかくの蜜月関係もつかの間と嘆いていましたが 栗田君の情報ではプラス5年の7年後までサポートとか、ほっとしました。

と言うのはVistaへのアップグレードですが必要スペックはそろっていても、 対応機種のOSでないとなかなか難しいようだし、 ソフト、周辺機器などの対応もいまいちなので、 私の画像編集ソフトは恐らく作動できないと予測されるため、 このままXPとの良好な関係を続けようと思っていたからです。

こんなことで 遅い取り組みのPCが 今では晩年の仕事の一部になっており 充分にその恩恵は受けていますが、まだ心の奥底にはアンチPCのアナログ的な思考、 生活への憧憬が渦巻いているのは否定しようがありません。(了)