元気な高年齢の山登り
 (沼田 吉治) -2007.11.28-


年をとってくると身体のあちこちに多かれ少なかれ異常が出てきます。 ちょうど長年乗っている車みたいに…。 人間も若い頃と違ってこの頃になると個人差で老いと向き合う距離も ずいぶん違ってくるように思います。

私の付き合っている山の会、一つは84歳の会長の家庭の事情で昨年閉会したのですが、 これは平均年齢約73歳でした。 さて今年になって同窓会の話が出て自称宴会部長の私がまとめることになり、 ホテルなどの宴会場でやるより 青空の下で軽く山登りをしてからやろうと提案したところ大賛同を得、春と秋に催しました。

一枚目の写真は11月9日の御前山の那珂川河原、 48名の女性主体の元気なメンバーの様子を平均年齢を考えずに見てください。 なぜか赤が多いウェアと嬉々とした元気な笑顔、 この会だけは最若手になる私も圧倒されることしきりです。 中には持病を抱えた方、人工肛門の方などもおりますが、 出てこられた時はいたって元気そのものです。

もう一つはは私の主宰する会で、 11月23日に28名で栃木県矢板市の八方ヶ原・剣が峰コースに 挑戦することになっていましたが、前日に地元市役所の観光課に問い合わせたところ、 現地は積雪があるとの情報で急遽行き先変更、 最近行った里美の滝めぐりと里美冨士山コースに変更しました。

こちらは平均年齢61.5歳くらい、 ぐんと若くなりますが脚力は経験の差で平均年齢73歳より劣ります。 さて、急なコース変更で下見も充分でなかったせいか途中で道を間違ってしまい、 30分以上 地形図とにらめっこしながら山の中を彷徨しましたが、 何とか無事に所定のコースに戻ることができました。

一時はどうなることかと内心はひやひやでも顔には出せず終わってみたらどっと疲れが出ました。 下山後は横川鉱泉中野屋旅館で入浴、 いつものようにボージョレヌーボーを車内で回しながら 日没の早い時期なので午後5時過ぎには戻って来られました。

2枚目の写真は、無事に山を下りて一番大きな滝の前でのスナップです。 ハプニングがあった方が楽しいらしく皆さん一段といい笑顔でした。

身体に爆弾を抱えて規制の多い生活をなさっている方も多いので、 健康なだけでも感謝しなくてはならないのに、 それにプラスして山歩きを楽しめる贅沢をしみじみと感じました。(了)