川柳酒  (中島 節) -2008. 2. 1-


「あっという間に一月が…」とのぼやきが聞こえてきます。 それにしても異常なほどに寒い一月でしたね。 立春も間近になり、梅便りもそろそろ届く季節になりましたが、 もう少し厳寒は続くことでしょう。 今月の挨拶は前回に関連付け、酒を詠みこんだ駄作30句をご披露することにしました。 まずは焼酎ビンからご覧ください。

旦那下戸奥様上戸丸く行く        (安倍首相)

デジカメも撮れぬ微妙な酒の味

五郎八は冬を迎える祝い酒        (菊水の濁り酒)

五郎八を飲んで天下の冬を知る

時は金川柳ひねる晩酌時

朝酒が解禁になる三が日

晩酌に冬休みなし喜寿翁

大学は酒と煙草の事始め

不整脈晩酌前に暴れ出す

春雪に今年も飲めた雪見酒

大酒は人を狂わす罪な水

初鰹早く来い来い晩酌へ

悔しさを酒でまぎらし財布空

はしご酒上り過ぎては足が出る

名酒舐め相撲観戦十五日

酒蔵を酔いつぶしたぞ大地震

新年会徳利なしが定例化

風涼しアルコール抜く暑気払い

紅白の歌の主役は恋と酒

一合で少し足らぬと梅酒飲む

歌謡曲酒をバックに筆すすむ

冬至過ぎ晩酌開始遅くなる

年末は肴が増えて酒量減る

お正月おしゃべり・テレビ・酒・笑い

過ぎたのか美味しい酒が苦くなる

大らかに朝酒飲めるお正月

妻の注ぐ晩酌急にうまくなる

リカショップやっと見つけて喉鳴らす    (カナダ旅行)

新年会酒抜きになり幾年ぞ

酒なしの新年会はエキス抜け                 (2008-02-01)