季節がらカメラの出番は少なかったが、 あちこちに来客の目を楽しませるに十分なほどの 花を咲かせている梅(文末に写真掲載)もありました。
ところで梅と言えば、茨城県人は偕楽園、好文亭を思い出すことでしょう。 では斉昭が建てたあの館の名前はなぜ「好文亭」と呼ばれているのか? 現地でボランティアをしている(?)沼田君から解説を受けるのが一番と思いますが、 暇つぶしに私なりの推察をしてみます。
梅には「好文木」(茨城高専の校章)という異称がありますから、 「梅園にある館」を洒落て「好文亭」と命名したのではないか。 好文木の由来は和漢、古今の教訓的な説話を収録した『十訓抄』に次のように出ています。 「帝、文を好み給ひければ開き、学問怠り給へば散り しをれける梅は有りける。 好文木とぞいひける」。
学問の神と言われる菅原道真を祀る天満宮や天神に必ず梅を見かけるのは この辺とも関係がありそうですね。 なお梅は日本古来の植物ではありません。 奈良時代以前に中国から持ち込まれたもので名称は梅(呉音ではメ)。 この文字を日本語に借用し、最初は「ムメ」と言っていましたが、 いつのまにか現在の「ウメ」に変音、定着したようです。
では好文亭、近所、あるいは我が家の梅をゆっくり鑑賞しましょう。(2008-2-10)