「西ノ湖と千手ヶ浜」  (沼田 吉治) -2008. 8. 6-


梅雨明けの2週間くらいは太平洋高気圧に被われて好天が続く筈なのに、しばらく不安定な天気が続く 7月27日の日曜日、霧雨の中の出発、日光に向かう高速道ではバスのワイパーが動き出しました。 ところがいろは坂の途中くらいから晴れてきて、中禅寺湖畔ではもう快晴、多分梅雨紛いの雲の上に来た せいでしょうか、絶好のスタートになりました。予定通りの時刻に低公害バスで赤沼茶屋から西の湖入口まで、 そこから西ノ湖西岸を回って木立の中を千手が浜まで約90分、涼しい湖畔の風を受けながら日差しを避けて 木陰でのランチタイムです。この至福の時間も束の間、30分もしないうちに青空が殆んど消え、黒い雲も 湧き出したと思ったらかすかに雷鳴、1時間の予定を急遽30分繰り上げ、これから80分の道のりを考慮して 早めに腰を上げました。

  中禅寺湖を右手に見ながらの湖畔の道は快適、ぽつぽつの雨も木立に遮られて濡れることもありません。 充分に満喫してバスの待っている竜頭の滝入口までやってきました。そこで待ち受けていたのは悲しい知らせ 、来るときに調子の悪かったバスの冷蔵庫が故障しており満杯に入れておいたビール、酎ハイ、ワインの類が 全然冷えてないとか、何を楽しみにここまで汗をかいて歩いてきたかとドライバーに文句を言っても始まらず、 気を取り直して竜頭温泉憩いの湯で硫黄の匂いの強いミルク色の風呂で汗を流しました。

帰路はドライバーがそれでも気を効かして近くのプリンスホテルから買ってきた日光の天然氷でかすかに冷え てきたのをいただきましたが、いつもと違い飲み物はずいぶん余ってしまいました。夕刻7時には帰宅でき、 待っていたように土砂降りの雨、雨には濡れずに済みましたが身体に染透る水分にも恵まれなかった一日でした。 いつものようにマンネリ化した写真で済みません、西の湖での全員集合、バックに男体山が見えましたが、写真 には写りませんでした。(了)