暫く通信しておりませんでしたが、小生は今年、三保(静岡市清水区三保) に暮らして4年目を迎えました。まだ少々、新聞社OBとしての仕事をもらっ ていまして、家や図書館でパソコンに向かう日々が続いています。09年いっ ぱいぐらいは、同じような環境で過ごすことになるでしょう。06・11月以来、 御厄介になっている心臓のペースメーカーは、その後半年ごとの点検でも異常はなく 、その検査も間もなく3年ごとぐらいに伸びる見込みです。この「人工化心臓」が 正常に働いているせいで、お酒の方もまあまあいけています。
この冬は寒さが厳しいように感じます。そのせいか、空気は極めて澄んでいて、 三保半島から眺める富士さんはこれまでにないぐらい、雄々しい姿を見せています。 山頂の雪も例年になく多く、晴れた日の夕刻には、その頂が刻々と茜色に染まります。
厳しい経済情勢のなか、旅の自慢話は控えたいと思いますが、年始の2日に北陸 1人旅にでかけました。といっても、格安のバスツアーです。「年末年始を北陸で」 というコンセプトのバス旅でしたが、大みそか出発のバスには静岡から90人が、 2日発のバスには33人が乗り込みました。なんと小生の相客はおおみそか発の バスのあぶれ組が約半数。それほど静岡の人は地元でのお正月にあきて、よそでの 年末年始を迎えたいのでしょうか。
それはともかく、回ったのは白川郷、金沢、能登半島、東尋坊、永平寺。金沢市内に 2泊の旅でした。雪の白川郷、兼六園、永平寺はやはり見ごたえがありました。 33人のうち、1人旅は男女6人。あとは中、高年の夫婦や家族づれでした。 1人旅組だけ金沢市片町の別ホテルに泊まり、2日目の夜は誘い合って「行列のできる 回転寿司」と評判の店に繰り出しました。うわさの通り、1時間半待ち。しかし、 寒ブリやイカ、海老類のおいしかったこと。お会計もリーズナブル。タクシー運転手の 話では、ここが回転寿司の発祥の地なのだとか。
小生の1人旅はカミさんが金沢を3度も訪れていたためで、他意はないのです。 しかし、旅はやはり一人でするものだと今回悟りました。1日目は金沢市内の正月でも 開いている居酒屋を見つけて、板前さんとおしゃべり。街のいろいろが少しは分かった 気分になったものです。ツアーの皆さんとも声をかけあって楽しく過ごしました。幸い 、不快な人もおらず、旅は心の持ちようひとつなのでは。これからも何とかうまい口実を 見つけて、1人旅をやってみたいと思っております。ちなみに、色っぽい下心があっての 話ではありませんので、誤解なきよう。(了)