桜満開 -その3−
  (中島 節) -2009. 4.14-


「サイタ サイタ サクラ、、、」、この懐かしい文章が私の勉強の原点です。 これは昭和8年(1933)から昭和15年(1940)まで使用された文部省検定の小学国語読本で、 日本最初のカラー印刷教科書。 児童はもちろん一般からも大歓迎されました。

そして1年生四月の遠足先は新治駅での花見。 というわけで 桜なしには春も人生も語れない生涯を過ごしている現在です。 ちなみにこの読本は「サクラ読本」で大正期に使用されたものは「ハナハト読本」と呼ばれています。 たぶん皆さんの使用した読本は「アサヒ読本」(1941〜1945)の次の「いいこ読本」かな?

なぜ日本人は昔から桜が大好きか、考えてみたことありますか?  各人各様の答えが返ってきそうですね。 2月末の開花予報に始まり各地からの花便りで 4月中頃までテレビ、新聞などを賑わしてくれる。 今年は桜を見逃してしまったなどと ぼやく日本人にはまだ逢ったことがない。 桜の下での酒、歌、作句、デート、散策、撮影等どれもこれもいいですね。

今年は皆さんのおかげで居ながらにして 福島、小木津のそれぞれに風情のある 見事な桜を観賞でき最高です。 私も遅撒きながら土浦、筑波の桜をお見せしますからご覧になってください。

今年の春ほど天気のいたずらで、日本人の気を揉ませたことはないでしょう。 それだけに喜びも大きかったようです。 開花期間が長かった、入学式に間に合った、晴天が続いたなどなど。 正直のところ私は桜の撮影に5回(市内に4回)も出かけました。

最初は4日「土浦さくら祭」の日新川、亀城公園へ行きましたが3分咲き。 7日 3時過ぎに帰宅した妻が「桜川の桜は今日が最高」と伝えてくれたので、 落日の桜を狙い 4時半ごろ一緒に家を出て1時間ほど粘り、 西陽に映える見事な桜を撮ることができた?  そして次の日も前日とほぼ同時刻に、変化を求め同じ場所に出かけた。 まだ満開ではあったが 少しピンクが薄くなったようであった。

これで土浦の桜を撮り止めにしようと思っていたが、 2日後の10日午後 たまたま家に来られた方が 「今日はどこへいっても桜吹雪が綺麗です」と教えてくれた。 そこでまたお気に入りの同じ場所へ出かけたが、残念ながらまだまだ吹雪にはなっていなかった。

そして13日午後、筑波梅林の山桜を狙って5度目の出陣となった。 桜は満開、あまり風もなく、また西陽の具合も良くカメラは大喜であった。 私達があちこちしているうちに 桜を撮りにきた人が二人いました。 少し下がったところでは、つつじが咲きはじめていた。 ここは名前が示すように観梅で有名ですが、知る人ぞ知る桜の名所でもあります。 また 山頂へ通じる東側稜線を走るパープルライン沿いのさまざまな桜も見事でした。(2009-4-14)
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桜川の桜(7日撮影) 桜川の桜(7日撮影)

桜川の桜(8日撮影)筑波梅林の山桜(13日撮影)

筑波梅林の山桜(13日撮影)筑波梅林の山桜(13日撮影)