早朝の筑波山 (沼田 吉治) -2009. 8. 7-


 標高は低くても百名山のひとつ、筑波山は茨城県を代表する山です。もちろん水戸からもその勇姿が 見られますし、長い裾野の場所によってその姿が大きく異なり、その地方の人々がそれぞれ高浜筑波とか真壁 筑波とか自慢し合います。

筑波エクスプレスが開通してから、都心から行ける百名山という事で人気も高まり混雑するので、通常は足が 遠のきましたが、この季節、トレーニングを兼ねて早朝に登ります。まず、今年の夏の行事、那須連峰の赤面 山登山の足慣らしを兼ねてその1週間前に登りました。

ところが本番の赤面山では、どういうことかリーダーの私が一番参ってしまい、酷い目にあいました。自己診断 では、脱水症状と熱中症、それに筋肉疲労だと思いますが、両足の痙攣、不快感などでふらふら、つくづく68歳 という年齢を実感し自信喪失もいいところでした。しかし同行の86歳のOさんは至って元気なもの、聞いてみると 毎日の訓練はやはり欠かさず、それ相応の努力を重ねていることが分かり、感心しまた納得しました。

さて、そういうことで足の痛みも引いたその1週間後の日曜日、家を5時に出て、つつじヶ丘駐車場まで約50キロ、 70分、6時15分には登山開始です。急な登りも山百合の香りと何故か調子はずれの老鶯のコーラスが元気つけて くれます。早朝のため気温は低いけれどやがて噴出す汗、約60分で女体山(877m)頂上。霧に覆われた眺めを楽し みながら、今日は充分に持ってきた水分を補給し、約15分で下山開始、50分後には駐車場に戻って来られました。 単独行でマイペースのせいか、また久しぶりに摂ったアミノ酸サプリメントのせいか、快適な往復でした。今夏はあと 2回くらい挑戦してみるかと自信を取り戻したような気分でした。

中島先生の投稿にありました度忘れ、私も相当のもので、その度に脳細胞が何万となく死滅してゆく哀れを感じますが、 同じように衰えゆく身体も、無理しない程度に動けるようにメンテナンスしておきたいと思ったひとときでした。 しかしこんな殊勝な気持ちもすぐ消え、また怠惰な生活に戻るのは目に見えていますが…

写真は頂上から見た加波山と頂上直下のほぼ垂直な岩場に咲く「イワタバコ」です。今回も不精してカメラ付携帯電話 で撮りました。