当時は「蛍の光」か「仰げば尊し」のいずれかが歌われていたと思いますが、残念ながらどちらを歌ったか記憶にありません。 ところでご存じのように、「蛍の光」はスコットランド民謡「楽しかった昔=Auld Lang Syne」という 別れの歌のメロディーに日本語訳をつけものです。
一方、「仰げば尊し」は作者不詳、あるいはスコットランド民謡かと言われてきました。 ところが 今年の1月になり、一橋大学名誉教授 櫻井雅人氏よって、 アメリカの Song for the Close of School の曲であることが解りました。 そして「仰げば尊し我が師の恩 教えの庭にもはや幾年 思えばいとしこの年月 今こそ別れめいざさらば、、、」 はその翻訳歌詞であることも判明した。
「仰げば尊し」は 一方的な謝恩の押しつけになるとして、戦後早めに歌われなくなる。 それにしても 百年余間、身元不明だった素性の大発見に拍手を送りたい。 日本人は昔から色々な分野での真似事が好きな国民だったようですね。 模倣の問題で、韓国、中国人を一概に批難するのもどうかと思いてきます。
さて話題は変わりますが、先月の「初詣」でお見せしたダルマの写真が、 私たちの写真クラブ 2月例会で幸いにも入選(奨励賞)しました。 このクラブは、前月に撮った写真を各自3点(組写真は5点)例会に提出し、 顧問(プロ写真家)から講評して貰うことになっています。 会員数は26名ですが欠席者もおりますから、 数十点の名から7,8点が最優秀賞、優秀賞、奨励賞、努力賞などに選出されます。
ついでにダルマについて少し脱線してみます。 漢字の達磨は 彼の梵語名を漢字に音訳した「菩提達磨」から来ています。 禅宗の始祖、達磨は南インドに生まれたが、生没年は不祥。 中国に渡り、少林寺で9年間 座禅したことは有名。 その座禅姿を摸したものが日本のダルマ、張り子の玩具、置物になり、また宗教、宗派を超えて親しまれる縁起物になりました。
最後に、写真クラブ例会について もう少し詳しく述べてみます。 例会は 生涯学習会館の視聴覚室を借り、午前中を講評会に、そして午後は研修会に当てています。 そこでは 講師のデジカメについての構造、取り扱い方、撮影法、写真の保存法などについての講義、会員からの質疑応答があります。 そのほか 会員が撮影した写真をスクリーンに映しながらの旅行談、フォト5−7−5の発表などがあります。 2月の例会で 私はフォト川柳5−7−5を5点ほど鑑賞して貰いました。 このHPに先日転載されたサラリーマン川柳ほどの面白さはありませんが、参考までに3点だけお見せします。
では 観梅の季節、色々な梅を愛でながら、もう少しの寒さを元気に乗り切りましょう。
(2011−03−01)
満を持し わが世の春を 待つ花粉