震災後のひとり言  (沼田 吉治) -2011. 3.30-


大震災後、間もなく3週間、この地区では屋根のビニールシートが目立ちますが、 何とか平常通りに 戻りつつあります。 しかし、被災地の復興どころか まだ行方不明者が1万数千人、原発も以前 予断を許さない状況で、 毎日のニュースを見る度に 心が痛みます。

被災者へのお悔やみはもちろん、復興に携わっている方、とりわけ命がけで原発での応急処理の方々、 にも頭が下がります。それにしても気が滅入ります。 おかげで週1回 設定してあった休肝日は 当分お預けになりました。

原発は要らないですね!
稲植さんの投稿にあった「平井憲夫さん」のレポートは、 たまたま 私の句友のブログにも 以前紹介されていました。 ここ水戸も 原子力発祥の地 東海村の東海第二原発や原子力関係機関、 それに 大洗原研などが近くに存在します。100%安全などありえないことを充分認識すべきです。

ただ、家庭も産業も電気に完全に頼っている現状ですので、 代替エネルギーをどうすればいい? 素人の頭で考えました。

  • 太陽熱パネルを量産して価格を下げ、補助金を増やして全戸の屋根に取り付ける?
  • 風力発電を小型化したりして もっともっと普及させる?
  • あの憎らしい波の強大なエネルギーを電力に変える?
  • 節電を徹底して 家庭用の使用電流が一定量を超えると 自動的に遮断する?

    こんな位では足りないのでしょうね?

    今度の経験で 我慢することを 誰もが覚えたことでしょう、 今まで余りにも 便利な環境に浸りすぎていました。 すべてのものは無限にある という傲慢さは捨て去るべきです。 我が家でも節電、節水は、震災後にやっとライフラインが復旧してから 遅ればせながら徹底しておりますが、 願わくば「喉元過ぎれば…」にならないように 気をつけたいと思います。

    一昨年6月 栗田さんと楢葉の稲植さん宅を訪問いたしました。 南向きのゆるい勾配に建つ瀟洒な白い家と広大な庭園(1200坪?)、 南側に田園と山並みの借景、山も川も海も近く、最高の環境でした。 そのすばらしい自然が 眼に見えない放射能汚染の恐れがあるとは!

    原発は要らない! 安全な自然環境を守るために、少しくらいの不便はみんなで我慢してゆきたいと思います。 避難なされている稲植ご夫妻も 丹精を込めた花々が 冬を乗り越えて春に咲く様子を見てやれない虚しい思い、 お察しいたします。 願わくば 原発が落ち着いて廃炉の道筋がつき、一刻も早く戻れるようになることを切に祈っております。

    偕楽園も園内が陥没したりして現在閉園中です。 3月12日には 私の担当でバス1台の案内の予約があり、 私の携帯も電話も不通のため閉園の知らせが届かなかったので、やっとの思いで偕楽園にかけつけました。 梅はほぼ満開、一番いい状態を誰にも見せられずに、今年の梅まつりは明日終了を迎えます。

    3回しか偕楽園のボランティア活動はできませんでしたが、その折撮った梅の写真です。 華やかな紅梅系は「見驚」、寂しげな白梅は「緑萼」という名前です。 (2011−03−30)


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