厄介な漢字  (中島 節) -2011. 5.30-


 先週26日、芽柳川柳会の勉強会で1時間半おしゃべりした時配布した原稿を紹介します。

1.誤読に注意・・・ NHK新人アナンサー教育に使用された資料から引用した一部です。

2.揺れている読み方・・・ これらの漢字には二つの読み方があり、どちらでもOK。
括弧内に「物」がブツとモツに発音される比率を示した。
つまり6対4でノウサクブツの方が多用されているの意。
尚、備考の漢字はチョウフ、タンヨク、トウケイ、ブンランと読まれていたが いつしか現在の発音に定着した例。
言葉は移りやすいものです。
3.呉、漢、唐音・・・ 漢字の読み方には、訓読み、漢読みありますが 漢読みを細分化すると さらに三種類あり 発音がより複雑化に拍車。
ア、イ、ウには それぞれ行、明、建の例を挙げ、その発音を呉、漢、唐音の順にならべ 該当音欠如にはXを入れました。
4.半濁音・濁音化・・・ 語頭がは、ひ、ふ、へ、ほの単語は促音、ン音に後続すると、半濁音、濁音化します。
配慮はハイリョですが 分配はブンパイのように 配の発音が変化します。
他:に挙げた単語は各自試して下さい。
5.語源・・・ 語源は長くなりますから二、三に留めます。
馬鹿は坊さんの隠語、元々はヒンズー語モカ(意味は無知)に漢字を当て現在に至る。 お転婆はオランダ語で「御しがたい」の意。 へなちょこは粗雑な陶器の猪口で 酒がしみ出てしまうので、「変な猪口だね」から。
6.国字・・・ 国字は真似上手で創造力豊かな日本人が 漢字をヒントに考案した文字で約1500語ある。 その中には中国へ逆進出した漢字もあります。 また 漢字によっては日中間で意味に差がありますから要注意。例:飯店、手紙、鮎、鯰 etc.
7.妻いろいろ・・・ 皆さんは奥さんをどのように呼んでおりますか?
最後の備考は5〜7万語を収容している国語辞典を分析し(インターネットより)、 日本語構成素の比率を示したもの。 混とは日本語と外来語が結びついている語:空オケ、朝ドラ、懐メロなど。
(2011- 5-30)