脳ドック  (中島 節) -2011. 6. 1-


 今春四月初旬、脳ドック受診希望者 50名(定員を超えた場合は抽選)に 市が半額負担(本人負担金 \26,250)する旨の市報が届いた。 「転ばぬ先の杖」との思いから、日頃 検査することのない脳検査をすることにし、 妻共々即日役所にはがきで申し込みをした。

 半分諦めていた頃の五月連休明け、幸いにも揃って受診許可の書類が送られてきた。 即刻つくば総合検診センターへ電話し、「善は急げ」に倣って受診日を 5月24日に予約。 参考のためその様子をお話しします。

 受付は 9時30分からとあったので、10分前に着いたが真面目な受信者が多く、受付番号19,20と遅組になる。 脳検査の他にも 一泊ドックコース、心臓だけの検査などもあり 受付は混雑していた。 脳だけならMRI検査ぐらいで簡単に済みそうに思っていたが、実に念入りな諸々の検査に驚く。

 当日は朝食抜きの検査で視力、眼底、聴力、身体計測、血液、血圧・脈拍、心電図、尿などの 一般検査から脳に直接関係している頸椎、頸動脈、それに頭部のX線、超音波、MRI検査で 院内をあちこち廻り歩かねばならないので迷子になりそうであった。 以上の検査順序は検査時間、混雑の関係で各人各様になり、時々妻と巡り会っては情報交換をした。 この複雑な受診者の仕切りは廊下の机に陣取る案内嬢で、本当にご苦労なことである。

 11時半頃、ちょうど検査が一段落し、 センター内の食堂で指定のオリジナル弁当(料金は受診料に含まれている)を食べることになった。 前夜から水分は一滴も取っていないので、何もかも美味し頂くことができた。 この食堂は一般人も利用できるが、時間的にも利用者は受診者ばかり。 また検査により昼食は二種類に別けられていることを知る。

 午後は 1時から別棟に誘導され 待望の頭部MRI検査、雑音の中に我慢すること 15分で終了。 それからまたセンターに戻り、最後に残った頸椎、頸動脈の検査。 更衣室に戻り、検査衣類から自分の衣服に着替え、 TV、無料飲料水サービス器の設置された広い休養室で、約2時間、検査結果を聞く面談時間を待つことになる。 偶然一緒になった知人、また妻とおしゃべりしたり、 一週間前に行ってきた江ノ島・鎌倉旅行の原稿を書いたりしながら 4時近くの呼び出しを待った。

 医者からの報告を正確に聞きおくため妻と同席し、互いの報告を一緒に受ける。 年齢相応の脳の萎縮(十数年前検査した時と変わりない同じ幅の白い影)があるだけで、 腫瘍の形跡、血栓の跡はありません。 また このように動脈硬化は徐々に進行していますが、年齢相応で別に心配はありませんとの結果報告に満足。

 これで 少なくとも数年の寿命は保証されたも同然、今までと変わることなく健康管理に留意し、 趣味を楽しみながら、これからの日本、世界の動きを眺めたいものである。 (2011- 6- 1)